2年ぶりに関ジャニ∞に会って惚れ直してきた話――関ジャニ'sエイターテインメント12/17

1年半前に、実はこんな記事を書いていた。

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書くだけ書いて少しすっきりして、公開しようかと思ったけど、迷ってやめた。ネガティブな気持ちのまま書いた記事を、その気持ちをもったままピリオドを打ってしまうのはどうだろうと思って、いつかまた笑って関ジャニ∞に会って来れたらこれまでの経緯と笑い話として公開しようと思って保存していた。ということで、今日、この記事を公開する。そしてこの記事の後日談を語りに来た。

 

2年ぶりに関ジャニ∞に会ってきた。関ジャニズムツアー以来。去年は行こうと思えば行けたけど、行かなかった。関ジャニズムツアーでアイドルのエイトが見せてくれるものと当時私が勝手に求めてたものがなんかうまく噛みあわなくって、エイトのことを追ってたら本人たちに関することもテレビとか周りに関することも変に嫌なところが目について気にしちゃって、その結果エイトについて「安田くんがかっこいい」ことしか楽しめなくなっちゃってて。それが形になって出ちゃったのが前述の記事の話だったんですけど。なんかもうだめだ私エイトのファンとはもう名乗れない、って思って折れちゃってから、近づきすぎるとエイトのことを嫌いになってしまいそうだった。だから距離と時間をおくことで自然と解決してくれるのを待った。

現場に行くのは止めたけどクロニクルと関ジャムは毎週録画してそれなりに見てて、バラエティの関ジャニ∞やバンドやってる関ジャニ∞は結構楽しく見ることができてたから、元気LIVEが終わったくらいからそろそろ大丈夫かなって思えてきて、そして罪と夏がすごくよかったから現場で聴きたいって思って、FC会員の友達に頼んでチケットを一緒にとってもらって行ってきた。関ジャニ'sエイターテインメント。

 

正直、始まるまで楽しめるかちょっと不安だった。これでまたエイトに勝手にがっかりしたらどうしよう、また安田くんのことしか楽しめなかったらどうしよう、と思っていた。だから事前にセットリストも軽くチェックして、好きな曲がたくさん入ってたから、それ聴けるだけで十分だな!とハードルを下げて会場に入った。

 

開演5分前。友達の防振双眼鏡を試しに使わせて貰っていたら、双眼鏡の端でモニターのたこ焼きロゴが燃える。びびる。何が起きたのかと思ったら、注意事項映像が始まった。まじか!エイトも注意事項映像オリジナルの作ったのか!!*1えー今年のコンサート楽しいな!?さすがエンターテインメントとかけたタイトルなだけあるな!?今年はこういう雰囲気か~と思いながら鑑賞。

18時ちょうど、客電が落ちる。OP映像が始まる。今年はどんな楽しいOP映像かな、と思ってモニターを見たら、あれ、なんか、雰囲気が、いつもと…?

 

――煙草。スーツ。銃。組の紋。眼鏡。黒の送迎車。賭博。暴力。漂う裏社会のニオイ。

……ちょっとまって、ねえ、これ。勿論違うけど――私が大好きだった8UPPERSとは違うけど、その雰囲気を継承したような映像。ペンライトを振る手は止まって棒立ちでモニターを見つめる私。鳥肌が立っていた。まってこんなことやってくるなんて聞いてない。

映像が終わって、どこから登場するんだろうって思ってたら、アリーナの出入口。ステージの上ですらないその場所に7人並んで立っていた。それだけでねえ、びっくりするほどかっこいいんですよ。そして黒スーツのバックダンサーを引き連れて、NOROSHIが始まる。

いやびっくりだよ、何ってこの時点で私もう泣きかけ。嘘だろ!!?って自分で自分に笑った、あんなに期待しないようにしてた、2年前もやもやしながら帰ったエイトコンが最高すぎて鳥肌&涙。まだOPですこれ。人ってかっこよさで泣けるんだな、って思いました。

1曲目のNOROSHIがほとんど「ステージまで歩くだけ」という思い切った演出なんですけど、それだけで何でこんなに強そうでかっこいいんだろう、どういうことだ。この裏社会の強者(物理的な意味で)感、生身の強さ、は関ジャニ∞にしか出せない。*2

そして、2年前よりも関ジャニ∞一人一人がむちゃくちゃ輝いて見えて、それにもびっくりした。

安田くんのことはこの2年間もずっと最高にかっこいいって思ってたけど、横山くんって、すばるくんって、村上くんって、丸ちゃんって、亮ちゃんって、大倉くんって、こんなにもかっこよかったっけ。ここまでキラキラ輝いてたっけ。

いやかっこいいとは思ってたしずっと好きだったよ。だけど生で久々に見た破壊力。この人たちジャニーズだった、そんで、五大ドームを埋める男たち関ジャニ∞だった。

7人の雰囲気に圧倒されていたら始まったブリュレ。まって今年のセトリ最高だな?事前にセトリ見てはいたけど実際に見た時のかっこよさが段違いだった。私が前に見たブリュレはバンドのブリュレだったけどやっぱり踊るブリュレも最強にかっこいい。関ジャニ∞を好きになって最初に好きになった曲。大好きな曲。ブリュレという選曲間違いなさすぎ。

私が関ジャニ∞で一番好きな曲が浮世踊リビトなんですけど、もう生で聴けることはないだろうなと思ってたから浮世始まった瞬間嬉しすぎて叫んだ。事前に知ってたけど嬉しいもんは嬉しい。エイトが浮世忘れないでいてくれて嬉しかった…まさかのトロッコ曲だったのはびっくりしたけどな!笑

ここまででも最強にかっこよすぎてくらくらしてたのに、挨拶で真剣な顔で「今日はみなさん、存分に惚れて帰ってください」って言う安田くんがかっこよすぎて腰砕けかけた。しんどい。そりゃその後の亮ちゃんも「……かっこよすぎひん!?(笑)」って笑っちゃうよ。わかるよ亮ちゃん。かわいい。

そしてその後私がエイトにハマったきっかけだったT.W.Lがきて、何これ私の為のセトリなの?と勘違いしかけるくらい選曲が神すぎて震える。近年の関ジャニ∞って「これが俺たちだ!」って提示してファンがそれについていく、みたいな形のイメージがあって、その形がぶれたとは思わないんだけど、関ジャニ∞ってこんなにファンの需要分かってるグループだったっけ?ってびっくりした。それか、関ジャニ∞の見せたいものとファン…というか私が見たいものが今年ものすごく一致していたのかもしれない。だとしたらものすごく幸せなことだと思う。

 

久々に映画版じゃない元祖のエイトレンジャー見れたのも嬉しかったし(ドームでのエイトレンジャーって本当贅沢なドームの使い方~!!)、そこの流れもツアータイトルにちなんで「エンターテインメント」をテーマにしたものでその構成もよかった。あんなにフライングを無駄遣いする人初めて見た!!河合くん*3以上の無駄遣い!!!(全力で褒めてる)

オレンジの変面もエイトらしい笑いのスパイスが入ってたし、心の声を出す手法は中丸くんのボイパコーナーを思い出した。こんなところでシンクロするYJ。イエローの扉のやつもただただ楽しくて笑った。めちゃめちゃエイトっぽい。笑

あとナスは死にがちだしブラックは不憫な役回りになりがち。

なんていうか今回のレンジャーコントはテンポが良くて見やすくて個人的にかなり好き。

 

山田ユニット曲が王道アイドルな爽やかな曲で、隠れスキルメンというかやればできる子二人が笑いじゃなく本気でアイドルらしく踊りにきたというのが嬉しかった!!山田って本当はかっこいい二人なんですよ~~;;;って胸がいっぱいになった。山田コンビ、好きなので(基本的に大山田が好き)、こういう素敵な形でのユニ曲ができたのが本当に嬉しい…!

 

罪夏~がむしゃら~イツマイの流れがテンション間違いなく上がる最高のとりあわせ。罪夏楽しみにしてたからトロッコだったのまじかー!って思ったけど、夏のリサイタルもあったし冬ツアーならこのくらいかな~って感じもある。なにより聴けたことが嬉しかったから全然気にならなかったしそれより久々にイツマイ聴けたの嬉しかった(泣)

 

MC後、アコースティックコーナー。ここの1曲目がどうも日替わりらしいって聞いてたから、何が来るかドキドキだった。正直これまでの選曲の中ではBaby Babyがものすごく好きで(ぱっちアルバム大好き芸人)、それを超える選曲はこないだろうと踏んでいて、でもそれなりに好きな曲くるといいなーって思いながら始まったイントロ。あ、このイントロ聴いたことある、なんだっけこれ、多分好きな曲だ、曲名出てこない…と思っていたら、丸ちゃんがワンフレーズ目を歌い出す。

「――♪休みの午後昼下がり 駅の道まっすぐ駆け上がり」

!!!!!!!!!!!!!!!!!

叫んだ。自然とうああええええええ!!!!!??????;;;;;;;;って声出てた。周りも一緒だった。ドームに今日イチの歓声が響く。ドーム揺れた。

I to U。まさか、まさか聴けるとは思わなかった。エイトの中で大好きな曲三本指には入る。っていうか、今日のセトリに私の好きなエイト曲TOP3(浮世、象、I to U)全部入ってきたんだけどどういうことなの。(ちなみにソロユニ曲を含むとそこにdesireとアイライロも参戦します)(TOP3にならない)

アコースティックの柔らかな音にI to Uの柔らかで切ない曲調がものすごく合う。すごい、なにこれ、今年の関ジャニ∞なにこれ。

「♪嘘つきになってしまって 秘密だらけの体重なって 光も届かない そして君は何処にもいない」「♪得意料理が並ぶ 威張る顔見てまた笑う 誕生日に欲しいものちゃんと言うって決まりや」、ここの安田くんパートが歌詞も安田くんの優しい歌声も本当に大好きなんですけど、生で聴いた破壊力がすさまじい。ギター片手に歌ってる安田くんの、前者はかっこいい表情、後者は優しい表情、が本当に、もう、好きしかない。安田くんには特にリア恋じゃないはずなんですけど正直控えめに言って恋に落ちる。

その後の言ったじゃないかアコースティックバージョン「言ったじゃないスカ」はちょっと笑った。言ったじゃないかも好きな曲だから嬉しかった!

 

Black of night。安田くんが作詞作曲&PV演出にも関わったとんでもねぇかっこいい曲がある、とは聞いていたけど、実はなんだかんだでちゃんと聴くのはコンサートが初。まあ安田くん作詞作曲のダンスナンバーでかっこよくないはずがないです。安心と信頼と実績の安田章大

楽曲としての完成度がいつものことだけどものっすごく高いし、洗練されている感はあるのだけど端々に安田節を感じて(吐息とか、テンポの外し方とか、音の選び方とか、言葉の選び方とか)、最高of最高…。この曲を作った安田くんにも、安田くんに曲を作ってもらおうと動いたメンバーなのかスタッフなのかわからないけどとにかくこうして表に出してくれた環境にも、衣装のかっこよさや演出照明のかっこよさにも、全方位に感謝…。

 

バンドまでのつなぎにセッション映像で繋ぐというのが新鮮だったし感嘆した。こういう映像の使い方があるのか!と。そこで演奏していたのがTOKIOの「LOVE YOU ONLY」。

映像のエイト「♪きーみがー」客\♪きみがぁー/って映像とのC&R成立してたのにも笑ったしみんなラブユーオンリーのC&Rよくご存じで!音楽番組とかでもやってるもんね!!(私もできる)(DD)まさかTOKIOのライブ経験するより先にエイトでラブユーオンリーのC&R経験することになるとは!!

 

そしてバンドセットにスタンバイするエイト。モニターに「Tokyoholic」という文字が出て、始まった曲。

え、なに、めちゃくちゃかっこいいしゴリッゴリに攻めてる、何この曲!?は!!!????こんな曲がエイトにあったなんて聞いてないんだけど!!!????と衝撃を受ける。これどこのCDに入ってる曲なんだ、コンサート終わったら買いに行かなきゃ、と強く決意する。

だけどコンサートの後に知ったんですけど、これ、未音源楽曲だそうですね!!??は!!!!????(二回目)しかもTokyoholicってタイトルもここで初めて出たの?それまでみんな「10.25のセッションの曲」って呼んでたの?えっこれどこかに映像で残されてるの?ツアー初出ではない?NOROSHIに入ってるの?亮ちゃんが作ったの?天才か?ここ2年のエイト事情はだいぶ浦島なんでちょっと誰か教えてほしい!!!!わりと安価で買えそうだったら買いかねない!!!!!!!!!!!(白目)

Tokyoholicの何がこんなに好きかって、まず曲調ドンピシャ好みだし、歌詞もドンピシャ好みだし、モニターの演出もいいし、何よりこの歌詞を今の関ジャニ∞が歌うっていうのが本当、最高すぎる。

歌詞の内容としては、「東京の街は嫌いだ!いけ好かない!でも中毒性がある街だ気を付けろ!まだまだここが始まりなんだ!だからやっぱり憎みきれないんだぜ東京!!」みたいな話なんですけど(雑すぎる要約)(こういう雰囲気のことを100億倍くらいかっこよく泥臭い言葉で歌ってる)、これは関西から上京してきて、東京の街で関西のアイドルとして第一線で戦い続けてる関ジャニ∞にしか歌えない曲だと思うし、関ジャニ∞が今この歌詞を歌ってくれたことが嬉しかった。

私が関ジャニ∞というグループをちゃんと認識したのは、嵐がきっかけだった。あの頃関ジャニ∞は「嵐のライバル」という立ち位置で色々嵐と対決したりしていた時期で、東の国民的アイドルvs西の人気急上昇同期、みたいな構図があった。私自身もそうだったし、私の周りにも嵐とエイトを掛け持ちしてる人がたくさん増えた。

でも、やっぱり、2016年の今、未だに嵐のコンサートは全然チケットとれなくて、年末テレビ誌の表紙も全部嵐だし、紅白の司会も嵐からまた出たし、「国民的アイドル」の地位は今なお強固になるばかり。関ジャニ∞も五大ドームツアーを続けて冠番組もたくさんあってファンも熱くて、人気は安定していて、でもなんか、そこで安定しすぎてきちゃってるんじゃないかみたいな空気も漂ってる気がして。個人のスキルもグループのスキルも高いのにうまく世間にハマりきれてないのが惜しいよなあと思ったりしていた。エイト自身は今後どうしていきたいんだろう。このままで満足しているのか?もっと売れたいと今も野心を燃やしているのか?そうずっと思っていた。

でもTokyoholicで、ここはまだまだ始まり、と歌ってくれた。泥臭くて野心メラメラで売れたいって言ってた関ジャニ∞は、2016年の東京ドームの真ん中に、まだまだ居てくれた。関ジャニ∞はまだまだ東京の街で戦う気なんだって思って、その姿がむちゃくちゃ頼もしかった。関ジャニ∞まだまだやれる、まだまだ道の途中なんだって思った。それがすごく嬉しかった。

 

そして、そこからの、象。かっこよさの過剰摂取で倒れそう。イントロ~歌い出しまでカメラワークも安田くんかっこいいスペシャルで無理しんどい。象は本当に本当に大好きだし安田くんのファンとしてものすごく大切な曲だから、また、そしてバンドで聴けてもう…本当…ありがとうございます…。涙

最後の曲がNOROSHIというのも、OPからの流れが上手すぎて唸った。OPをNOROSHIで始めて最後またNOROSHIで締めるという流れが秀逸すぎる。普通に歌うバージョンとバンドバージョンでNOROSHIを聴ける贅沢。

もうほんとNOROSHIがかっこよすぎるので、このかっこよさは考えるな感じろ、読むよりも聴くが早い。これを今の関ジャニ∞が歌うということも含めて、最高。

NOROSHIを歌い上げて、そのままステージ端の階段を下りてハケていく7人の生身の男の背中が最高にかっこよくて、全力で拍手を贈り続けた。

 

ところで、私が2年前にもうだめだ私って思った決定的な瞬間が、前述の通りニズムコンのバンドパートで安田くんが機材に隠れてて一人だけ全然肉眼で見えなくてそれがものすごいショックだった自分がショックだったということだったんですけど。

今年は360度ステージで、音響機材はモニターの横にくっついてたから、あっ今年は大丈夫かな~と思ってたんですよね。フラグでしたね。

今年も安田くんだけ機材の柱に隠れて見えない。

機材は私に何か恨みでもあるのか!!!!!???

でもね~~~全然気にならなかったんです。安田くん見えない!まじか!じゃあ双眼鏡やめてモニターで見よう、って。モニターに映る関ジャニ∞を楽しんで、曲を聴いて楽しんで、それで十分楽しかった。そう思えて本当によかった。

「安田くん」以上に「関ジャニ∞」と「関ジャニ∞の安田くん」が一番好きだ、と思える今でよかった。

 

久々に見たら美しすぎてびっくりした、美しくてかっこよくてメンバー愛が深い愛すべき最年長横山さん。

バンド曲ではパワフルな唯一無二のボーカルがかっこよすぎた、アイドル曲ではカメラアピールもする姿がかわいすぎたすばるさん。

「バカになろうぜぇぇ!!!」「俺たちの大事な、大事な、大事なエイターに大きな拍手を!!!!」と叫ぶ姿が男前すぎた村上くん。

愛すべきキャラクターと、バンドやダンスの時のかっこよさのギャップがすばらしすぎた丸ちゃん。

歌っている時はあんなにかっこいいのに、喋ると相変わらずすごくかわいい亮ちゃん。

立ってるだけでイケメン、笑えばふにゃふにゃの笑顔がかわいくて、実は真面目でファンやメンバーに対して真摯な最年少大倉くん。

そして、最高に男前でかわいくて多彩すぎる魅力をもつ安田くん。

この7人の一人一人が好きだと思ったし、この7人で戦い続ける関ジャニ∞が好きだと思った。久々に思い出せた。

 

惚れ直させてくれてありがとうな!!!!!!!今年の関ジャニ∞に会いに来れてよかった!!!!!!!!!!

楽しさと嬉しさでふわふわしてるの半分、かっこよさでくらくらしてるの半分、の帰り道、買うか迷ったまま買ってなかったこれを衝動的に買って帰りました。

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関ジャニ∞、楽しかったぞありがとう!!!の感謝を込めて。Black of nightのPVも最高でした。

 

*1:A.B.C-ZのSLTもあった

*2:KAT-TUNも裏社会似合うけど銃と頭脳でのし上がってきた感ある、エイトはもっと物理の強さ…

*3:S L Boy

【 #塚ちゃん30thBDブログ企画】星の瞳のアイドルの話【あと0日】

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塚田くん30歳記念ブログ企画、本日最終日です。誕生日当日12/10は僭越ながら私・つきしろが担当致します…!

 

 

初めてA.B.C-ZのコンサートDVDを見た時、私は「目の中に星が入ってるアイドルって、本当にいたんだ」って、衝撃を受けた。

 

いざ塚田くんお誕生日記事を書こうとブログ画面を開いて、さて何を書こうと手が止まった。塚田くんの好きな発言を集めてみようか。ここ1年半の快進撃についてまとめてみようか。おすすめの塚田くんのパフォーマンスについて紹介しようか。塚田担として楽しかった現場の話をしようか。塚田くんを好きになったきっかけを振り返ろうか。ただただ塚田くんの好きなところについて語ろうか。

色々考えて、一番好きな塚田くんについて語ろう、って思って、私の一番好きな塚田くんって何だろうって思って、答えはすぐに出た。

「アイドル」として、ステージに立っている塚田くんについて。

 

私がA.B.C-Zのことをちゃんと見るようになったのはテレビのバラエティからで、バラエティでハジける塚田くんの第一印象は「楽しい人だなぁ」だった。天然っぽくて人とずれてるけどニコニコ楽しそうな姿に惹かれて、私はA.B.C-Zの中で塚田くんを一番に目で追うようになった。

少クラ等でパフォーマンスを見るようになって、A.B.C-Zの番組を色々録画するようになって数か月、季節は2013年の秋。コンサート見てみたいけど、お金もないしとりあえず様子見しとこ、と思っていたTwinkleツアーのDVDがすごくいいらしいと聞いて世間から少し遅れて購入。A.B.C-Zのコンサートはどんな雰囲気なんだろう?とわくわくしながらディスクを再生し始めて、その圧倒的な幸福感と1stツアーとは思えない完成度にものすごくびっくりして…そして、コンサート1曲目、Za ABCの時にアップでカメラに抜かれた塚田くんの目がものすごくキラッキラしてて。

目の中に星が入ってる、って思った。そんなの二次元だけの存在だと思ってた。装飾は先輩方に比べて多くはないけどキラキラした衣装を着て、キラキラした心から楽しそうな顔で、キラキラした瞳で客席を見ながら歌い踊ってて。アイドルらしくないと言われてテレビに出ていたA.B.C-Zの塚ちゃんが、あの瞬間ものっすごく、今まで見た誰よりも私にとってアイドルだった。びっくりした。

あれからちょうど3年と少しが経って、 私はえび担になって、塚田担になって、たくさん塚田くんのパフォーマンスを見てきた。映像でも毎週のように少クラで見て、毎年舞台のショータイムや音楽番組の観覧も含めると片手では全然足りないくらい生でパフォーマンスも見るようになった。そのいつのシーンを切り取っても、毎回毎回新鮮にびっくりするくらいステージに立つ塚田くんはキラキラ笑顔で、キレキレのダンスとアクロバットで、最高のアイドルだった。

 

ステージに立って歌い踊る塚田くんの姿には、塚田くんの全てが現れている、と思う。

飛び抜けた身体能力。いつでも全力すぎるほど全力で挑む姿勢。周りを幸せをするとびきりの笑顔。カメラアピール(もしくはファンサービス)を忘れないサービス精神。もっともっとよりよいパフォーマンスをしようという向上心。パフォーマンスに対する真摯さ。歌の世界観の表現力。アイドルとして、みんなを楽しませよう!という気持ち。そして何より、アイドルの仕事が大好き!と言わんばかりのキラキラした表情。だから私は、塚田くんのパフォーマンスが好きだ。

 

塚田くんの紡ぐ言葉、特に仕事に対する思いを語る言葉が大好きなのだけれど、その中でも特に印象に残っている言葉がある。

なかでも、いちばん印象に残っているアドバイスは、「ステージには悲しみを持ち込むな」という言葉です。(中略)この言葉は、舞台に限らず、バラエティ番組に出る時も、音楽番組に出る時も、いつも忘れないようにしています。自分の個人的な悩みはひとまず置いておいて、目の前のお仕事に全力投球する。

(STAGE SQUARE vol.9)

これは塚田くんの初めての外部舞台「イットランズ・イン・ザ・ファミリー」の取材で、少年隊の錦織さんに頂いたアドバイスの話での一節。私はこの言葉に塚田くんのプロ意識、そして何でこんなに塚田くんはいつ見てもステージの上でキラキラしたアイドルなのか、なぜこんなに私は塚田くんのパフォーマンスに惹かれるのかという理由が詰まっていると思って、大好きなインタビュー。

ステージの上には私情は挟まずに、目の前の仕事を――舞台ならばその役を、音楽番組やコンサートならばアイドルとしての仕事を――全力でやりきる。塚田くんだって人間だ。嫌なことがあった日も、万全じゃない日もあっただろう。それでも私情はステージの裏に置いてきて、いつでも最高の姿でステージの上にいてくれた塚田くんは、人に元気を与えるアイドルという仕事に対してどこまでもプロフェッショナルだ。

 

どんな時でも、何があっても、目をきらきらと光らせて、楽しそうにそして全力でステージに立つ君は、最高にアイドルで最高のアイドルだ。少なくとも、私にとっては。何となく気分が晴れない日も、イライラした日も、落ち込んだ日も、いつでも変わらず最高だった塚田くんのパフォーマンスを見るだけで本当に元気が貰えた。塚田くんの笑顔は嫌な気分を一瞬で蹴散らしてくれた。A.B.C-Zに、塚田くんに、何度救われたかわからない。

「出会ってくれてありがとう」とファンに言う塚田くんに出会えた人生でよかった、と思う。生まれてきてくれて、ジャニーズに入ってくれて、アイドルを続けてくれて、A.B.C-Zとして生きてくれたから私はA.B.C-Z塚田僚一くんというアイドルに出会えました。塚田くん、出会わせてくれてありがとう。

 

去年アウト×デラックスで名前が売れて、知名度がぐんと上がって、テレビでどんどん活躍していく塚田くん。今年は初めての主演舞台もあった。そして迎えた30歳。30代の塚田くんがどんな景色を見せてくれるのか、楽しみでなりません。

30代の塚田くんの瞳に映る景色が、ステージの上でお星さまを湛えるその瞳と同じくらい、キラキラしたものでありますように。

A.B.C-Z塚田僚一くん、30歳のお誕生日おめでとうございます!☆

 

 

ということで、塚田くんの30歳に向けて何かをしたい!と見切り発車で始めたこの企画、本記事にて無事終了となりました。

この企画が、塚田くんっていいよね!素敵だよね!と改めて思うきっかけのひとつになって頂ければこれほど幸せなことはありません。

当企画にご参加下さった皆様、見守って下さった皆様、本当にありがとうございました!塚田くんに対する愛のこもった記事がたくさん読めて幸せでした!

"Are You Happy?"――アユハピツアー諸々感想

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あゆはぴツアーの全体的な感想はこちらで書いたので、今度はセットリストや演出を中心にした感想を。

 

前回の記事で「『エンターテインメントとして見応えがあった、刺激的だった』『腹抱えて笑った』の二種類の面白かった、があった」と書いたけど、具体的にその中身について触れていきたい。

まずOP映像が始まった瞬間、こうくるか~~!!!!!そういう感じか~~~~!!!と唸った!いつも通りテーマに沿った映像を作りこんでくるのかとわくわくしていたら、メイキング的オフショット?ドキュメント?映像が始まる。しかもそれもまぁ、練習してる真面目なところだけじゃなくゆっるい会話やいつもの大宮をはじめとしたおふざけもある。笑 それをOP映像に持ってくる、っていうのがめちゃめちゃ面白いアプローチ。POPでかわいく楽しかったPopcorn、ドラマテイストで綺麗だったLOVE、デジタルと人間の境界が融解していくDIGITALIAN、「日本」的な物語を日本が誇るアニメーションで描いたJaponism。OP映像ってそのツアーのテーマを色濃く表すものだと思う、少なくとも松本Pのコンサートの作り方からすると。見ながら思いました。「あ、今年のテーマ、『嵐』なんだな」って。メイキングとかでいつも見る、ゆるくて楽しそうで内輪できゃっきゃとふざけてる素の嵐。そんなゆるくて楽しくて「ザ・嵐」のOP映像。

そして、今年の前半戦のセットリストだいぶ挑戦的だね!!!!??

まず1曲目を「Ups and Downs」で始める抜け感。力が抜けすぎてるわけでは決してなくて、華やかで楽しくてかっこよくてでも近年の「愛を歌おう」「Astarisk」「Sakura」なんかと比べて「1曲目でコンサートの雰囲気と嵐のオーラに圧倒される」という感じでもないんですよ。

まずこのアルバムの中で1曲目を選定するのってすごく難しいなって思ってて、シングルのI seekとかリード曲のDon't  You Get Itとかも盛り上がるかなって思うけど1曲目だと何か違う気もして…まず今回のアルバムは全体として「抜け感」があるんですよね。いい意味で肩の力が抜けてる。逆に言えば、1曲目にガーンとぶちかませるようなパンチとパワーのある曲が少ない。でもそれこそが今回のアルバムでありツアーの色、なんですよ。華やかで楽しくて、でもゴリゴリに攻めてガチガチにテーマや雰囲気固めてきてるわけでもない。

 

なるほど今年はこんな雰囲気か!!!!って思ってたらねぇ2曲目で度肝抜かれた。

2曲目にゴリッゴリのsupersonic。

supersonicやるとはうっすら聞いてたけど、もっと後半かと思ってたら!!????早!!!???????????2曲目でこんなにレーザー出す人たちKAT-TUN以来に見たよ!!!!!!!!!!!!!

からの、「I seek」「Oh Yeah!」「Love so sweet」。

いやぁちょっと待って落ち着いてセットリスト並べてみて欲しいんだけど今コンサート後半戦だっけ?もうすぐアンコールかな???

もうこの時点で今年のセトリがわけわかんなくなる。もう全然予測つかない。今年の松本潤どうした!!?これまでのMJ演出セオリーがガンガン解体されていく感覚。理解・分解・再構築かな?(ハガレン

近年の嵐コンはゴリゴリにコンセプト寄せだったのもあって、お客さんのテンションの運び方が非常に丁寧だったと思うんですよね。丁寧にその世界に浸らせて盛り上げていく感じ。突然全然違うテンションの曲入ってこない。しかし今年は急。2曲目からメッチャ急カーブ切った。このテンションの急さは若手…例えばA.B.C-Zとか、のコンサートをちょっと思い出した。勿論双方良い意味で。アーリーサマーコンサートと銘打ったツアーで1曲目からゴリッゴリに重くて暗い(ただしファン人気がピカイチ)のダンス曲Vanillaを持ってきたA.B.C-Zの感じになんとなく似ている。気がする。掛け持ちの欲目です。

 

ソロ一発目は翔さんの「Sunshine」。直前まで一人だけ一段高いところから客席を煽っていて、「櫻井帝王様…!!!!」って拝んでたのに曲が始まった次の瞬間「かっっっわ!!!!!!!!」って思わず口から出た。家の中を模したモニター映像の中にいる翔さんの図がシルバニアっぽくてファンシーで34歳(慶応卒アイドル兼キャスター)のソロ曲とは思えない。今年の翔さんのソロは完全に「陽」の櫻井翔でした。ダンスもかわいかったな~~~~。

からの翔さんプロデュース曲「To my homies」の流れは秀逸。モニター映像もSunshineの背景を引き継いでいるのが良い。

 

第二のOP感あった「DRIVE」。車で出てくるって風の噂を耳にしたので、SMAPのMr.Sみたいに本物の車がかっこよく登場しちゃうのかな~!!って思ってたら超ハリボテの車だし思ってたよりめっちゃ小さい。サイズ感ぎゅっとしてる。5人乗っていっぱいいっぱい。いやーーーでもねこういうとこ本当に嵐!!!!なんですよ!!!!!!5人でぎゅっと集まっちゃう内向的さ!!!!!ここドームよ規模考えて!主役たちがそんな小さくぎゅっと集まって家庭用みたいな小さいビデオカメラで撮り合って…最高です!!!!!!!!

「季節外れの打ち上げ花火」でバクステから花火上げるのは派手演出大好きマンとしては血が躍ったし、素直に歌詞通りの演出するところが楽しいし、打ち上げ花火にわーわー楽しそうにしてる嵐イズ平和。嵐ファンが大好きなやつ。バクステから花火が上がった時は一瞬手榴弾上田総長*1を思い出したけど嵐の火薬の使い方メッチャ平和だね…アットホームだ…武器と硝煙と革命の前夜だってやけにざわつく街*2のにおいがしない…。

もう一つDRIVEで特筆すべきは、ペンライト制御の話。結構細かく制御されていて、何か模様になっている…?と思っていた時にぱっとモニターにスタンド遠景が映し出されて、びっくりした。客席がペンライトの光によってビル立ち並ぶ夜景になってるんですよ。アリーナ外周を車で走る嵐、それを囲むスタンドが夜景。歌詞の「華やいだ街」を客席のペンライトを使って壮大に表現するオシャレさ。松本潤の手にかかれば客席すら大きな演出装置になる。「無数の星座に~」という歌詞のところでは会場のペンライトが一面白に光って無数の星々になっていたのも美しくてすごくよかった!!!

 

ステゴーを挟んでアルバムリード曲「Don't You Get It」。しかしリード曲だからといって特段バリバリ気合い入れてくるわけでもないのが今年の嵐。笑 勿論踊るところはちゃんと踊るしキメるけど、それの熱量は良い意味で「平熱」というか。冒頭とかメンバー同士でふざけてるしね、サングラスかけてるしね…Mステでもやったグラサン楽しくて最高でーーーすありがとうございます!!!!!!!!!

 

ミニMCの後、大野さんのソロ「Bad boy」。曲前の映像は大野さんには珍しい半裸&シャワーの超セクシー映像で(若かりし頃の翔さんのソロ曲・Touch Me Nowの映像みたいなやつ)もう客席からの悲鳴が半端じゃない。ギヤアアアアアアみたいな悲鳴がドームを揺らす。そんな期待度MAXの空気の中踊り出した大野さんのダンスはやっぱり最高にかっこいい…ダンスキレキレ…パントマイムを取り入れた振り素晴らしい…!!!!!と見とれてたら、なんかサビでモニターに変顔の大野さん現れた。

えっなにこれ?どういうテンションで見ればいい???この人ふざけてる!!!ふざけてるよ!!!!!!(CV:二宮)って思わず私の心の中の二宮和也が叫び出しちゃうのも無理ないと思うんだよね?相変わらずメインステでバリバリ踊る大野さんがかっこいいことは変わりないのにその周りがおかしい。モニターの中の大野さんが延々とふざけてる。

なんかこのあたりから、今年のコンサート様子がおかしいな(注:いい意味です)、って思い始める。

 

復活LOVEは直球にオシャレですごくよかった。復活LOVEの雰囲気が好きなので素直に曲の世界観を作りこんでくれて嬉しい。ムービングステージの四隅に合体する照明が街灯みたいでオシャレだし照明がムビステの上でも直の短距離で届くのが良い。KAT-TUNもCHAINの時ムビステに帯同する照明作ってたよね。

本編前ラストのパワパラの時に「前半ラストの曲です、聴いて下さい」って潤くんが振ったのも新鮮だった。これまでだったらそういう曲振りとか挟まないで世界観ドップリでMCまで疾走する印象だったのに。ツアー全体に漂う、「自然体の嵐」の空気のひとつの象徴的なところだなと思う。

 

 後半トップバッターは潤くんのソロ「Baby blue」。白とオレンジの爽やかなロングコートで、生オケでマイク一本で楽しそうに歌い上げる。究極まで無駄なものをそぎ落とした、というくらいのシンプルなソロで、あのソロ曲前の導入がとんでもなく長い(例:Yabai-Yabai-Yabai、Come back to me)ことで有名な松本潤がこんなにシンプルなソロ曲を歌うなんて…!!!!と思う*3でもシンプルだからこそ、目の前のことがすっと心に入ってくる。生オケの綺麗さ、曲のよさ、潤くんの歌声のかわいさと「今この瞬間が楽しい!」と言わんばかりに生き生きと歌う潤くんの少年のような楽しそうな表情!素材の良さが生きまくってる!!!

 

「Miles away」でリフターの周りに薄いふわふわ浮遊する布を纏ってたのが面白かった。なんていうか近くで見たらクラゲみたいで最初「な!?なにこれ!?ww」って思った。笑 でも青や紫の照明を纏う布がゆらゆらと揺らぎながらリフターの周りを浮遊している姿がすごく幻想的で夢の中のような綺麗な景色だった。でも近くで見るとクラゲ(ごめん)(好きです)。リフターの周りを布で囲うって挑戦的な演出だなーと思った。

 

「WONDER-LOVE」~「また今日と同じ明日が来る」。ハイ二宮大先生ありがとうございますタイム。

WONDER-LOVEのダンスが良い…細かいところまで覚えてないから具体的に表現できないのが申し訳ないんだけど、照明演出含め割とシンプルに「踊る」曲で、でもえびのFaFみたいにダンスの技術や手数や激しさで魅せるわけじゃなくて、曲の中で踊ってる人もいれば同じ時に止まってるあるいはゆっくりと動いている人もいて、緩急とオシャレさで魅せる感じ。これはもう見てもらった方が早い!DVD!はやく!!!!!!(T_T)

また今日と同じ明日が来る。またの名を二宮担墓入りソング。思ってたよりもシンプルに魅せに来たな、という印象。ギミゲ沼の住人としては、アカペラ部分や無音部分で何か仕掛けに来るかなと思ってたんだけど、小手先の何かというより「踊りを見せる」ことに特化した演出。ペンライトの光も消して照明も白のみでメインステを照らすというシンプルさ。ギミゲのエロあざといパフォーマンスと対比して、このシンプルさが30代の二宮和也なのかなと思った。

私は今回演出を見逃したくないからという理由で3階席から双眼鏡は一切使わないでコンサート見てました。で、原くん推しの姉に双眼鏡ずっと貸してた。なので正直に言いますと、ダンスの細かいところまでは視界で捉えきれてないです。だからニノソロでどうにか生き延びましたけどこれBDで見たらたぶん間違いなくしぬ。なんかダンスの動きが…すごかった…見たことないタイプの二宮さんのダンスだった…3階席肉眼でもペンライト振るのを忘れて「ア゛ッ……………………(固)」ってなってたんで…………………

今年のニノソロはとにかく踊る、という感じなので会場全体見ず二宮さんロックオン状態で見ても何にも支障ないと思います。これから参戦する方に一つだけ言いたいのは「可能な限り性能のいい双眼鏡を持って行け」っていうことです。二宮担と宇宙six担のみなさんこれは絶対です…必須です…ご武運を祈ります…

 

 そんなニノソロから一転始まった相葉さんソロ「Amore」。今年も来ましたソロ曲盛り上げ隊長!ディスコスター様、Mr.FUNK様とキャラものが続いた近年、今年はどうくるかな!?と思ったら斜め上すぎるところにぶっとんでいった。すごい。

まずツアーT?で出て来たところからびっくりしたんですけど、Jr.と一緒にTシャツぺろぺろ捲るダンス(?)→Jr.を自転車にする(??)→Jr.をサーフボードにする(???)→相葉さんが担架で運ばれる(????)→最後突然のバク宙でフィニッシュ☆(?????)

Amoreどこいったんだろう。恋愛ものの影も形もない。この人ふざけてる!!!ふざけてるよ!!!!!!(CV:二宮)って私の中の二宮和也がまた騒ぎ出す案件。ミラクルボーイスーパーアイドル相葉ちゃんにかかれば楽曲のテーマなんて問題ではないのであった。なんかよくわかんないけど、楽しいし相葉さんが楽しそうだからいっか!!!!!!☆ってねじ伏せる力。すごい。東京ドームで5万5千人の前で深夜バラエティ的ゆるさ。月曜深夜日テレで汐留相葉ランドー!!!って言ってた頃の相葉さんを思い出しました。つまりとっても好きです!!!!相葉さんのバク宙生で見れて嬉しかった~~~~!!!!

 

そんな相葉さんの愉快な世界観は引き続き、相葉さん監修曲「青春ブギ」へ。

まず「恋愛塾を卒業できない劣等生5人(=嵐)」という設定でその時点で嵐コンではなかなかないコントノリがすごくて楽しすぎるんですけど、一人一人の設定がひどい。二宮さんは「ゲームが友達、つまりひきこもり!お部屋のカズ!」みたいな口上読まれるし翔さんの設定「(好きな子に)送った手紙は4000通!恋文の翔!」だし大野さんは釣り人だし潤くんは「痛いのつらいのもっとくれ!ドMの潤!」みたいなこと言われるし相葉さんは「悪い虫から守ります!」っていう体のストーカーだし(本当はそれぞれもっと長くてひどくて愉快な口上があります)、ひどい。すごい。超面白い。超笑った。相葉さんのセンス信頼できすぎるでしょ……………ありがとう………………。そんな設定作っておいて曲は割と普通にいくのが嵐っぽい。関西(エイトやWEST)だったら絶対コント的なものが挟まる。「Love you, and I Love you」の歌詞のところで胸のところでハートつくる振りのベタな昭和感が楽しいしかわいくて最高!!衣装の学ランもよい!!Gの嵐思い出す!!!!

 

ラストスパートのシングルメドレーの選曲が間違いなさすぎた。ハッピーで楽しいシングル曲をぎゅぎゅっと詰め込みました!というメドレー。お客さんも一緒にできる振りがあるものとかC&Rがあるものとかの連続で盛り上がらない以外の選択肢がない選曲。「♪言葉よりも大切なもの、ここには~!」\あるからー!!!!!!/とか、「♪Smile Again~ありがとう」\あらしーーー!!!!/とかいつものC&Rできたのも超超楽しかった!大好きな「きっと大丈夫」「ワイルドアットハート」が久々に聴けたのもものっっっっすごく嬉しかったなーーーー!!!

 

そして本編最後の選曲は「愛を叫べ」。もうねこの曲の置き方がこのコンサートの一番象徴的なところだと思っていて。

「愛を叫べ」ってCM曲だったしここ数年の嵐のシングルの中では代表曲のひとつってくらい結構よく聴く曲だと思うんですけど、そういうここに足を運んでるからには全員が知ってるような曲で、憧れの人の結婚をテーマにしたまぁまさに「Happy」な曲で。

自分が恋愛する曲じゃなくて、憧れのマドンナの結婚を祝福するいわゆる5人は当て馬的な存在としての曲なんですよね。それがなんていうか草食平和イメージで内向きで仲間内で楽しそうな、全員30歳を超えた今の「嵐」っぽい曲だし、同時にド直球に「Happy」な曲でもある。「嵐」と「Happy」が重なる楽曲をこのツアーの最後に持ってくるのは本当に上手い。

そんなオタクのめんどくさい考察抜きにしても、ただただひたすらに、可愛い風船から落ちて来たすごい量のカラフルな紙吹雪の中、明るい照明に照らされて、5人で笑顔でポップな「愛を叫べ」を歌う嵐は「Happy」以外の何物でもない。コンサートの最後に愛を叫べを歌う嵐というのが最高にHappyな景色だった、それだけでもうこのコンサートは大正解だと思う。一番搾りのCMじゃないですけど、「しあわせは、ここにある。」って感じですよねもう。しあわせは、ここにあったんだな…嵐にあったんだ…。嵐を好きになった頃の、嵐を見ているだけで理屈じゃなく楽しかったことを思い出した。前回の記事で「今年は無駄な装飾をそぎ落とした"引き算"のツアー」とこのツアーを表現しましたけど、それに即して言うならば「私の嵐に対しての色んな無駄な感情をそぎ落として引き算したら"Happy"が残るんだな」と思った。

 

アンコール。1曲目って普通アップテンポな楽しい盛り上がりソングがくるものじゃないですか?アンコール登場していきなり「♪全身ぜんれい目指してくWAY(低音ラップ)」ですからね。攻めすぎでしょ嵐。いや確かにC&Rある盛り上がる定番シングル曲ですけどね!?ですけどね!!??wwwwww嵐の攻めの姿勢を忘れないところ最高に好きです。攻撃は最大の防御。しかも結構な長尺でアデイ歌う。楽しいけど、楽しいけどアンコール1曲目でひたすら低音&低温ラップに対して「WAY」「ねぇ」「someday」とC&Rし続ける我々、なかなかシュールなのでは???

五里霧中~エナソンの流れは嬉しすぎて叫んだ。私がアンコール定番曲の中でも大好きな一曲「五里霧中」、初めて生で聴けた…嬉しいいい…最近歌ってないからもう歌わないかな忘れちゃったかなって思ってた…。エナソンも言うまでもなく大好き、嵐作詞二宮さん作曲なんて問答無用で好きだし問答無用で盛り上がる。最高!!!!!!

アンコールラストは「Daylight」。今回のツアーの雰囲気の中でこれを最後の最後、っていうのは結構意外かもしれない。でも本編ラストの「愛を叫べ」とある種好対照な選曲だと感じる。愛を叫べが弾けるような王道Happy、だとしたら、Daylightは割と重めではあるんだけどその中にある一筋の希望に向かっていく、道の先にあるHappyに向かっていく曲だと思っていて。それは翔さんのラップ詞が象徴的。

かすか光る非常灯

希望と信じ進む航路

方向示し続ける僕のノート

(中略)

道は今は開いてる

"Believe in myself"

未来へ誓って 過去が未来を照らしてく

 

すごくHappyで、楽しくて、くだらなくて、沢山笑って、極上のエンターテインメントショーであり同時に皆が熱狂し盛り上がるライブでもあり、終わった後「あー楽しかった!幸せだった!」って気持ちが残る。ただそんな突き抜けるような楽しさだけじゃなく、一握り、胸にぎゅっと刺さるような噛みしめるような希望の光もある。4年前の「Popcorn」の時はとにかく楽しい!ポップ!盛り上がる!という色が濃かったけれど、2016年の「Are You Happy?」はそれだけじゃない一筋縄ではいかない面白さがDaylightというスパイスを加えたことによって生まれてくる。

今ツアータイトルを書いて気付いたけど、今年のツアーのテーマが「Happy」であるのは間違いないけど、「Are You Happy?」なんですよね。言い切ってない。疑問形。あなたは幸せですか?そんな問いかけを、Daylightが思い出させる。

 

いやーほんとに、面白い。今年はすごく面白いコンサートだなって思う。テーマにゴリゴリに寄せた世界観の極上のエンターテインメント・ショーこそが今の嵐のコンサートの強みだとDIGITALIANとJaponismを経て思ったばかりだったのに、それがまた覆される。手に入れた武器に甘んじない。それは一つの武器にしかすぎなくて、嵐は過去と同じ戦い方なんてしない。プロデュース曲を設けて自分たちを振り返るという色が例年より強かったであろう今回のアルバムは「"嵐"を見つめ直す」という時間になっただろうし、その上で懐かしい曲や懐かしいノリがでてきたんだろうし。だけど昔と同じじゃなくてそれに今の武器や30代の大人の魅力、17年培ったグループへの信頼、等々諸々も重ね合わせて、「2016年の今の嵐」じゃないとできないコンサートになったんじゃないかと思う。

そして世界観バリバリの嵐コンを崇拝していたコンセプトバリバリコンサート信者の私も、今年のゆっるくて楽しいAre You Happyツアーのこともすごく好きになって、アイドルのファンしてるのってこういうことがあるから面白いと思う。大好きになった過去のものを別の角度から軽々と染め変えてくれる。アイドルのおかげで凝り固まった思考がアイドルによって一瞬でほぐされる。それがまた痛快で、やっぱり私は「コンセプトバリバリのコンサート」が好きという以上に「嵐のつくるコンサート」が好きなんだなと。

 

嵐のことをなんだかんだ今日まで離れ切れず、ずるずると追っかけてきてよかったと思います。

ツアータイトルの答えはひとつです。「I'm  Happy!!!!!」。今年も楽しい景色をありがとう。

*1:10Ks!で突然手榴弾のピンを抜いてバクステ付近に投げるという息をするようにセットを爆発破壊する上田くんのこと

*2:RAY/KAT-TUN

*3:とはいえ、近年は割とシンプル傾向が多いけれども

「嵐」と書いて「Happy」と読む、「Happy」と書いて「嵐」と読む――ARASHI LIVE TOUR 2016-2017 Are You Happy?

「嵐」と書いて「Happy」と読むんだな、と思ったし、「Happy」と書いて「嵐」と読むんだな、と思った。

 

THE DIGITALIAN」以来2年ぶりの嵐のツアーに行ってきた。

いやーーー楽しかった。楽しかったし、面白かった。この面白かったには私の中で二種類の意味があって、「エンターテインメントとして見応えがあった、刺激的だった」という意味での面白かったというのと、文字通りの「腹抱えて笑った」って方の面白かった。いや~なんていうか、色んな意味で予想外が沢山あって、うん、すごく面白かったです。

細かい感想も色々語りたいことあるんだけど、まずはざっくりとした感想を。

 

このコンサートのテーマって、「Happy」であり「嵐」なんだと思う。「Happy」と「嵐」の二本柱っていう意味じゃなくて、それって結局は重なり合うもの、一致するもの、なんですよ。「『Happy』を追求していたら『嵐』になった」ということでもあり、「『嵐』を追求していたら『Happy』になった」。そういうことです。

私はここ7年の嵐しか知らないから、「サブカル」「関東ローカルアイドル」と呼ばれていた頃の嵐のことは実感としては知らない。その頃からファンだった人が今年のツアーを見るとその頃の引き出しから面白い目線の話が聞けそうだなあと感じた。

なんていうかねえ、「あーそうだ、嵐ってこういう人たちだった!!!(笑)」ってコンサート見てて思った。日テレ深夜の小ぢんまりとしたセットの中で変な実験してみたり顔に金粉塗ってみたりパンスト頭に被ってみたりしらたきをマフラーにしてみたりお金がないって言って5人で誰が一番早く寝れるかで30分の番組作ってみたり、そんな内向きでどうでもいい愉快な企画ばっかしてた嵐。久しぶりに宿題くんの録画を引っ張り出したくなった。そういうコンサートだった。

 

私、嵐のコンサートはドームしか入ったことないし、なんなら今日もバクステに来てくれてようやくメンバー個別認識できるような3階席41ゲートだったはずなのに、何度も横浜アリーナにいるような錯覚に陥った。こんなに広い会場で広さの利を生かしたペンライト演出とかしてるのに、私はドームが一番大好きで拘ってる会場のはずなのに、ふとした瞬間にここがドームだということを何度も忘れた。今まで何度もドームに入ってきてこんな感覚は初めてだった。いや~~~だってねぇ、今年の嵐、お久しぶりの定番曲たくさんやってくれるし、すっごいくだらないこともたくさんやってるんだもん!!!!!!笑

大野さんの「Bad boy」は真面目に踊りながらものすごくふざけてるし、相葉さんの「Amore」はアモーレどこいった!!!!!????wwwwwwwwwって演出だし。あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!Jr.が自転車になり、サーフボードになり、相葉さんが担架で運ばれて最後はバク宙したんだ…何を言っているかわからねえと思うが(略)。去年はソロ曲で命がけでエアリアルティシューしてた人なのに!しかも今年の衣装ツアーTだし!?ゆるすぎるでしょ!!!???ドームの使い方贅沢すぎでは!!!!????wwwwwwww

青春ブギも爆笑した。魁!恋愛塾(?)…。去年のカレンダーに続き相葉さんのセンス信頼できすぎ。WESTかエイトのコンサート来たかと思った。ちなみにWESTだったら多分その設定でミニコーナー始まるし、エイトだったら多分そのまま30分のコントが始まる。

そして今年はこれまでの定番盛り上がり曲が沢山入ってたのも印象的だった。「Oh yeah!」「ファイトソング」「Hapiness」「きっと大丈夫」「Troublemaker」「言葉より大切なもの」「ワイルドアットハート」「感謝カンゲキ雨嵐」「a Day in Our Life」「五里霧中」「エナジーソング」…。特にファイトソングやエナソンは言うまでもなく大大大好きな曲だし、ワイハも何度聴いても飽きずに大好きだし、「きっと大丈夫」「五里霧中」って意外と最近歌ってなくて!!!!五里霧中、生で初めて聴いたかもしれない(T_T)どぅだっでぃだだどぅどぅだだっだ!!!!!のC&Rできたの嬉しすぎて!!!!!!!!!!!!定番だったのにいつからかあんまり歌わなくなってた曲や年によってセトリ落ちする曲がセトリ入りしてたり、いつもアンコールのお手振り曲になってた曲が本編に入ってたりしてめちゃめちゃうれしかった…。

 

ファンが知ってる「嵐といえば」、が詰まってたコンサートでした。綺麗で洗練された演出という近年の嵐コンの魅力も勿論堪能できるのだけど、おバカなことやってる深夜ノリの嵐も、5人でぎゅっとなって内輪で楽しそうにしてる超内向的集団嵐も、「国民のアイドル」じゃないナチュラルで肩の力を抜いたサブカル的ノリの嵐も、コンサートで盛り上がる曲をたくさん持ってるライブ映えするアイドル嵐も。

近年のコンセプトガチガチ系コンサートは、テーマに嵐の色を混ぜて嵐コンをどういう塩梅で染めるか、という「足し算」の作業だったと思う。

それに比べ今年のコンサートは、「引き算」したな、と思う。ステージセットとか、演出とか、変に肩ひじ張らずに引き算していって。で、引き算したらそこに「嵐(ヨミガナ:Happy)」が残りました、って感じ。いつもは色々オシャレな調味料で味付けしてますけど今年は素材の味生かしました、って感じ。

 

嵐ってねぇ、ハッピーなんですよ。見てるとすんごいハッピーになる。またこの子たちおバカなことやってら~、とか、5人でなんか楽しそうでいいね~、なんて肩の力抜いて笑いながら言って見てるのが楽しい。私が嵐を好きになった頃、アイドルのことはよくわからないけれど嵐見てるのが楽しくって、まるで漫画のページを捲るみたいに嵐を眺めて楽しそうにしている姿を見て楽しくなって、ってそんな風に嵐のことを楽しんでいたなぁということを思い出した。

 

今年のツアーのDVDが出た後に、もし目の前に「嵐が最近気になるんだけど…」という人が現れたら、私は最初にこのAre You Happy?ツアーのDVDを差し出すと思う。今の嵐のよさ、これまで培ってきた嵐のよさ、全部出てると思うから。

 

嵐 is Happy、Happy is 嵐。フィールドが関東ローカルの深夜番組だとしても、国民的アイドルとしての80万人以上動員の5大ドームツアーだとしても彼らの本質は変わってはいなかった。私の嵐オタ原点の気持ちを思い出した3時間だった。

総括、楽しかったです!!!!!!!シンプルに、今年はただただこれに尽きる!!

【企画終了】塚田僚一くん30歳記念☆誕生日カウントダウンブログ企画

塚田僚一くん30歳記念☆誕生日カウントダウンブログ企画

企画開催期間・担当日等の詳細が決定致しました!

12/10追記:無事に企画終了致しました。本当にありがとうございました!!

ご参加頂いたブログ記事につきましては下記にまとめてあります。

 

企画内容については下記の記事をご覧くださいませ。

tk46.hatenablog.com

 

■企画開催期間

2016年12月7日(水)~12月10日(土)

 

■企画参加記事一覧

・12月7日(水)担当:みかんじゅうす様

「塚ちゃんありがとう、30歳まであと3日。」

mikanch.hatenablog.com

 

・12月8日(木)担当:葉月様

「私にとっての塚田僚一さんという人の話 ~30歳まであと2日~」

ynmm08.hatenablog.com

 

・12月9日(金)担当:さかむけ様

「塚田くんの好きなところ。塚田くん30歳まであと1日!」

skmkx.hatenablog.com

 

・12月10日(土)担当:つきしろ

「【 #塚ちゃん30thBDブログ企画】星の瞳のアイドルの話【あと0日】」

tk46.hatenablog.com

 

塚田くんの30歳のお誕生日に何かがしたい!でも人脈も能力もないから大規模なオフ会とかができるわけでもない、でも何か、私には何ができるだろう?そう思った時に思いついたのがブログでのカウントダウン企画でした。

ネットの片隅でささやかながら、でもみんなで楽しく、塚田くんの好きなところや塚田くんについての楽しい話をブログという形で共有しながら塚田くんの30歳をお祝いできたら…と決心して始めたこの企画、無事に終了を迎えてほっとしています。

塚田くんへの、そしてA.B.C-Zへの愛情の詰まったブログたちを拝読して全力で頷いたりグッときたりほっこり心があたたかくなったり…。素敵なブログを沢山読むことが出来て改めて塚田くん、A.B.C-Zが好きだなぁと思ってすごく楽しいカウントダウンでした。この企画、何よりも私得でした。笑

こういった主催というものに慣れていないので不安もありましたが、やってみてよかったなあと思います。記事にてご参加下さったお三方、そして見守って下さった方、たまたま記事をご覧になった方などなど、本当にありがとうございました!!

塚田くん、改めて30歳のお誕生日おめでとう~~~!!!

 

2016.12.10 つきしろ

【 #淳太誕生日リレー】「アイドル」として生きる、まっすぐすぎる「人」【あと2日】

tokonatu1.hatenablog.com

とこなつさんのこちらの企画に参加させて頂きました。素敵な企画をありがとうございました!

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私にとって中間淳太という人を一言で表すならば何だろう。

そう考えた時浮かんだ言葉は、「つい気になってしまう人」だ。

 

まず、私はWESTのことは好きだけれどWEST担というわけではない。そしてWESTの中で誰推しかと聞かれれば神山くんである。小柄でかわいくて、何でもできるけど、真面目すぎてどこか不器用。ダンスがかっこよくて、ゴリゴリの男っぽい曲では雄全開。私が応援したくなる典型的なタイプが神山くん。

でも、WESTが歌っている姿を見ているとき、神山くんと同じくらい、時にはそれ以上に、つい目で追ってしまう存在がいる。

それが淳太くんである。

 

理由として、私の姉が中間担ということもある。姉妹でオタク話をする時に必ず名前が出るのが塚田くんとA.B.C-Zと淳太くんである。*1だから、つい意識して見てしまうというのも大きい。でも、それだけじゃない。淳太くんが歌っている姿は、本当に楽しそうなのだ。アラサーの最年長でメンバーに「おじさん」といじられているツッコミ隊長とは思えないくらいにキラキラニコニコしていて、かわいくて、ステージの上にいる彼はいつでも全力でアイドルだ。

WESTのコンサートにはこれまで2回ほど足を運んだことがあるのだけれど、その時にも彼のアイドル力に驚いた。誰よりもファンの愛称である「ジャスミーーン!!!!」と愛おしそうに叫び、「おじさんもう体力ないわ(笑)」なんて自虐しつつも全力で歌い踊る。私は淳太くんのことを「ツッコミ役の最年長」というイメージを持ってコンサートに足を運んだのだけれど、それだけでは語りきれない、すごいアイドルだと思った。*2

これが、今年の一月時点での私の中間淳太くんの印象である。

 

ところで、私の中で、大好きなグループには「この人がいればこのグループは大丈夫だ」と全幅の信頼を寄せる人がいる。

嵐は翔さん、A.B.C-Zは河合くん、KAT-TUNはみんなそう言えるけど、強いて一人に絞るならば中丸くん。何かあってもこの人がいてくれればきちんといい方向に舵を向けてくれる人だ、この人が進む道ならば安心してついていける、と思う人たちだ。

そしてジャニーズWESTならば。それは淳太くんだ、と最近確信した。

そう思ったきっかけは、キスマイ宮田くんの一万字インタビューで語られていた、淳太くんの言葉である。

「誰も傷つけない笑いをとらなきゃダメだと思ってる」

(Myojo 2016年8月号 宮田俊哉くん一万字インタビューより)

この一言を見た時、この人は、ものすごく信じられる人だな、と思った。

昔から、アイドルと笑いは対極にあると語られることが多かった。関西でアイドルが育たないのは、笑いとの相性が悪いからだとも。今でこそ関西色を全面に出した関ジャニ∞も全国区で大人気だけれども。

笑いとアイドルがなぜ相容れないかというと、まず笑いにはいい意味でも「かっこ悪さ」というものがついてくるものだからだと思う。しかしもう一つ、笑いというものは、夢の世界のハッピーなアイドルワールドと反対に往々にして人を傷つける危険性があるから、だと思っている。それは笑いの対象にされた人なのかもしれないし、その人のファンなのかもしれないし、揶揄された属性を持っている人*3なのかもしれない。私の自担である塚田くんも、今でこそいじられキャラとして定着しているけれど、いじられキャラが始まった頃は悩んだという。

そしてこの話には続き…というか私が勝手に繋げて考えているだけなのかもしれないけれど、があって。

 

村上くんとやっているレコメンで、淳太くんがこんなことをこぼしたという。

ある番組の中で(番組の演出の都合上)キレキャラになってしまっているが、それに悩んでいる、と。よく眠れないほど悩んでいるのだと。

私は淳太くんがラジオの生放送でわざわざ相談するくらい悩んでいたことに驚いたし、器用でしっかりした最年長に見えていたこの人がこんなにも不器用だったことに驚いた。そしてこの人は、本当に、誰も傷つけたくないんだろうと思った。

バラエティには笑いは必須である。そして笑いをとる簡単な方法は、人をいじることや過剰な演出・キャラ設定。よくあることである。私も何年かジャニーズオタクをしていると、そういう場面にはよく出会う。そしてそれは、「テレビだから仕方がない」と思うようにした。諦めてそれを楽しむか、嫌なものだったら薄目でスルーするのが一番簡単だからだ。テレビに出る側の人も、きっとそうなのだろうと思っていた。

けれど淳太くんはそれをよしとしなかった。そんなアイドル、初めて見た。いやそのことで悩むアイドルは沢山いたのかもしれないけれど、こんな風に思いつめて表で吐露してしまうような正直すぎるアイドルは初めて見た。

 

きっと淳太くんは、誰も置いていきたくないんだと思った。自分のファンのこと。昔から応援してくれる人、最近ファンになってくれた人、ファンというほどではないけれど少し気になってるよという人。ジャニーズWESTの他のメンバーのファンの人。そして家族や友人はじめ、自分にこれまで関わってくれたすべての人を。それはものすごいことだ。芸能界という場所ではきっと、ものすごく難しいことだ。けれど淳太くんはピュアに、アイドルとしてはピュアすぎるほどに、きっとそれを目指しているんじゃないか。

私はあくまでも他担だから、断片的に拾った情報で淳太くんのことをこう考えている。だから中間担の人から見たら、それは違うと思われるかもしれない。もしそうだったらごめんなさい。でも、他担から見た淳太くんの印象ということで、大目に見てほしい。マイペースに今の自担たちのことも追いかけながらだけど、これからもっとジャニーズWEST、そして淳太くんのことも知っていきたいと思う。

だって中間淳太くんのような真摯すぎて不器用すぎるアイドルが笑顔でいられる、テッペンをとることができる世界であってほしい。他担ながら、ユートピアのような存在としてのアイドルを、ジャニーズWESTのことを好きな者としてそう願わずにはいられない。だからつい、私は淳太くんのことを気にしてしまう。ちらりと目で追って、彼が幸せそうに笑っていたら、よかったなぁと思う。

 

さて、淳太くん。当選すれば、クリスマスの京セラドームでお会いしましょう。淳太くんがいるジャニーズWESTならば、きっと素敵な景色にしてくれるに違いないと確信しているから、ドームをどう染めるのか期待しているから、自ユニ3グループでしか遠征しないと決めていたのにうっかり特例で遠征する気満々だよ。うっかりだよ。笑
ドームの景色、楽しみにしています。

 

あと2日で29歳ですね。20代最後の1年が充実したものであることを願っています。

ジャニーズWEST中間淳太さん。お誕生日、おめでとうございます!

 

 

*1:姉は中間担兼塚田担、私は塚田担兼上田担兼二宮担

*2:これまで好きになってきたグループの最年長が大野さん、五関さん、中丸くん、横山くん…と王道アイドルというより職人系やいじられキャラが強い人が多かったので。健人くんはまだ若いから最年長って感じしないし

*3:よくあるのはオネエ系のネタ

【告知】塚田僚一くん30歳記念☆誕生日カウントダウンブログ企画

塚田僚一くん30歳記念☆誕生日カウントダウンブログ企画】

来る2016年12月10日、30歳の誕生日を迎える塚ちゃんことA.B.C-Z塚田僚一くん。
「自担の三十路!この節目の記念に何かがしたい…!」そう思って、その勢いだけでこの企画を立ち上げました。見切り発車です。ドキドキです。
塚田くんファンの、塚田くんファンによる、塚田くんのことが好きなすべての方への企画です。よろしくお願いします!!

 


1.企画概要
「塚田くんを」「ポジティブな内容で」「語る」
そんなブログを集めて、塚田くんのお誕生日まで1日1記事ずつ公開、お誕生日のカウントダウンをする。
簡単に言うとそれだけの企画です。

 


2.参加資格
①塚田くんのことが好き。もしくは、塚田くんに興味関心を持っている。
②自分のブログを持っているはてなブログでなくても、アメーバブログでもnoteでも何でも構いません。ただし、mixiのように会員でないと見られないSNSはNGとさせてください)。
③塚田くんについて期日までにブログを1記事アップできる。

以上を満たしていればどなたでも参加可能です。
塚田担でなくても、えび担でなくても大丈夫です。元塚田担、でも勿論大丈夫ですし、担当は一切問いません。「塚ちゃん最近気になるんだよね」その程度の興味でも大歓迎です。
どなたでも、お気軽にご参加ください!

 


3.企画参加の流れ
①参加表明をする
(下記「4.参加方法」欄参照)

②こちらから担当日の希望などをお伺いするのでご回答頂き、担当日が決まったら期日までに記事を執筆

③担当日になったら自分のブログに記事をアップする

④Twtterに指定タグ(#塚ちゃん30thBDブログ企画)をつけて投稿
Twitterをやっていない方は主催の方で投稿しますので、アップしたら一言お声掛け頂けると助かります)

⑤完了☆
(後日、こちらのブログにて企画参加記事へのリンクをまとめた記事をアップする予定です。ご了承くださいませ)

 

※企画参加者の方へ:記事の投稿時の細々としたこと
・記事の文中に入れてほしいこと
記事の中に、当企画への参加記事であることを一言記して頂けますと嬉しいです。

本記事のリンクを貼って頂いても勿論大丈夫です。


・記事タイトルについて
記事のタイトルは自由ですが、できればタイトルのどこかに【あと○日】というようなカウントダウンの文言を入れて頂けると嬉しいです。

タイトルだとちょっと…という方は、本文中でも、Twitterに投稿する際のツイート内でも構いません。カウントダウンの日数が何かしらの形で分かるようにして頂けると助かります。

 


4.参加方法
主催のつきしろ(@tksr_j)宛にTwitterで企画参加希望の旨リプライもしくはDMを送る。
(DMは解放しております)
Twitterをやっていない方は、こちら(em1c17-tk30th@yahoo.co.jp)のアドレスまでメールをお願い致します。
参加表明締切は10/15となります。(前後の可能性有)
または、30歳にちなんで、30名集まり次第締め切る予定です。

人数が決まり次第(=企画期間が決まり次第)、担当日のご希望をお伺いしますので、リプライやDM、メールをご確認のほど宜しくお願い致します。
スケジュール感としては、10月末までには担当日等詳細をすべて決定したいと思っています。


5.記事の内容について
皆が楽しく参加できるよう、記事の内容についていくつか制約を設けさせてください。

☆内容全体について
対象にかかわらず、何かを批判する内容や愚痴などはNGとさせてください。
折角の塚田くんの誕生日なので、とにかくハッピーな気持ちをたくさん共有したいと思っています!
(昔は○○(ネガティブ)だったけど今は△△(ポジティブ)!という内容なら大丈夫です)

☆妄想系について
線引きが難しくなるので、今回は「アイドルでA.B.C-Zの塚田くん」を前提にした内容でお願い致します。
また、夢小説やBLなどの恋愛系妄想(いきすぎたコンビ妄想含む)が強すぎる内容もNGでお願いします。
具体的すぎて作家レベルになってしまってる逞しい妄想がNGというだけで、塚田くんにリア恋でつらい!!好き!!みたいな内容は大歓迎です。そういうの大好きなので!!どんどん聞きたいです!!
OK例→「塚田くんに歌ってほしい/踊ってほしい曲」「こんなドラマに出てほしい」「もし塚田くんが○○(番組)に出たら」「塚田くんリア恋の私の話」
NG例→「もしA.B.C-Zが高校生だったら妄想」「もし塚田くんと私が幼馴染みだったら」「塚田くんと○○くんの休日デート妄想」

☆その他NG事項
・無断転載(引用のルールの範囲内であれば勿論大丈夫です)
・二次創作的な小説(二次創作は然るべき場所でやるべきと考えています。小説風に塚田くんを語る、という形であれば大丈夫です!)

以上のことを守っていただければ、内容は自由です。
ただただ愛を語るもよし、塚田くんを好きになったきっかけを綴るもよし、塚田くんに関するデータをまとめるデータ系考察系記事もよし。塚田くんに関する好きなコンビを語るでも、印象に残っている現場の感想でも、なんでも構いません。
基本的に、常識の範囲内であれば大丈夫!というところですが、もしも「こんな内容は大丈夫?」という不安がありましたらお気軽にお尋ねください。


6.最後に
どなたでも楽しめる内容のものを、ということで少し制約を設けておりますが、前述の通り「誰でも見られる場所に公開される内容」としてちょっとどうかな?というもの以外であれば、基本的に自由です。
深く考えすぎず、好きなように塚田くんへの思いを綴っていただければと思います!!
私文才ないから…とかは全く気にせず、お気軽にご参加ください!というか参加してくださいお願いします…人助けだと思って…こんな告知記事まで作っといて最終的に一人でやるのはさすがにちょっと寂しいので…(友達少ない)

こういった企画の主催は初めてなので、至らぬところも多々あるかとは思いますが、塚田くんの30代のスタートに向けて皆で楽しく、ささやかながら、盛り上がれたらなぁと思います。
どうぞ、よろしくお願い致します!



2016.10 つきしろ(@tksr_j)