極彩色

語りたがり考察したがり、めんどくさいじゃにーずをたく

安田担だと名乗ること、をやめたこと

※この記事は2015年5月17日に書いたものです。この記事の後日談とセットでお読み頂けたら幸いです。(2016年12月18日)

tk46.hatenablog.com

 

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自分の気持ちを文字にして整理しておきたかったので、こっそりここに書いておきます。すごく個人的な感情の話で、こう思ったのも全部気持ちの持ち方やオタクのスタンスのせいということを念頭に置いて頂けると幸いです。

※前提として私は、「担当は1グループ1人制」というスタンスでオタクをしています。

 

 

2014年12月12日、関ジャニズム東京ドーム公演初日。いつものエイトコン通り、楽しかった。楽しかったんだけど、私の心の中には小さなモヤモヤが残った。

幸運なことにこれまで関ジャニ∞のコンサートでは席運に恵まれていて、八祭(確か全席アリーナ)では通路付近、8EST味スタではアリーナ通路横、JUKE BOX東京ドームでは1階スタンド前列という、視界良好肉眼でもかなりメンバーが見やすい位置にいた。毎回たくさん笑ってすごく楽しいコンサートだった。

そして2014年の関ジャニズムでは、いわゆる天井付近の席で、まぁこれまでがよかったからしょうがないよね~って思いながら席に着いた。前を見るとステージにかぶる位置に音響機材があったけれど、開演前はさほど気にはしていなかった。

そして始まった公演。青いスカートを履いて安田くんのうちわを持ってわくわくしながらペンライトのスイッチを入れた。けれど、すぐに「おや?」となった。

……モニターの文字が見えづらい。

テーマパークの案内人?に扮した関ジャニ∞の面々の言葉が字幕として映るのだけれど。音響機材というよりは文字の大きさ的に読みづらい。文字の大きさは雰囲気にぴったりマッチしているのだけれど…。

まぁそんなこともあるよね…と文字を全て追うことを諦め雰囲気で楽しむことにする。メンバーが出てきて、私は双眼鏡で安田くんをロックオン。三十路少年はめちゃくちゃかわいかったし、フロマリの安田くんの腰振りはエロかったし、アイライロはもう言葉に表せないくらい安田くんが男前で、象は期待を裏切らないかっこよさで最高だった。けれど最後の数曲、バンド曲が始まった時に悲劇は起きた。

音響機材に安田くんだけがピンポイントでかぶって全く見えない。

「え、いや、嘘でしょそんなピンポイントなことある???!!」心の中で何度も呟きながらも、バンド曲なので立ち位置はバンドが続く限り変わらない。つまりバンド曲が終わるまで肉眼で全く自担を見ることが出来ない。え?安田くんがノースリーブで腕の筋肉を惜しげもなく晒しながらギターを弾いているのに…??そう思いながら双眼鏡を覗いても音響機材しか見えないので、モニターを全力で見つめることにする。

アンコール前最後の曲は「LIFE」。エイトを好きになったきっかけの曲で大好きなんだけどやっぱり自担は1ミリも見えない。

本編が終わって、まず私が隣にいた姉に最初に発した一言「ねえ安田くんが見えない…自担が全く見えないんだけど…!!!!???(泣)」

そんな感じで心の中で泣きながらも始まったアンコール1曲目「オモイダマ」。立ち位置さっきと全く同じ。つまり自担は見えない。え?安田くんが首にストールをまいてあんなにかわいいのに…??ペンライトを振る腕にもはや魂は籠らず、幸いこの時はモニターが7分割になっていたので、双眼鏡で自担の映るモニターをロックオン。

その後はみんなで楽しく会場全体に散らばってわいわいやっていたんだけれど、コンサートが終わって会場を出てからも「自担だけあんなに見えないってことあるのか…」とモヤモヤした気持ちを抑えられず。そして、自担が見えなかっただけであんなにショックだった自分に、やっぱりもうダメだわ、って思った。

 

いつからだったろう。最初はグループ推し前提での安田担だったのに、こんなに安田くんにだけ固執するようになったのは。明確なきっかけは覚えてなくて、でもいつからか、エイトの進む道・目指す場所は、私がアイドルに求める道・目指す場所とは違うかもしれないと気付き始めていた。いい意味で泥臭く、良くも悪くも人間らしすぎる彼らに盲目に全面的についていくのは、もう私にはできないって感じていた。私はどちらかといえばアイドルに対しては、人間と人間、よりも、アイドルとファン、でいたい人だから。一定の線の中で夢を見させてほしいから。

だから少しエイトと距離を取って、でもエイトの自担である安田くんは顔も歌声も感性も才能もどうしようもなく大好きだから安田くんの事だけこじらせたままで、エイトと少しだけ距離を取ったことで更に変なこじらせかたをしてしまった。

 

エイトのことを嫌いになったわけじゃないしやっぱり好きだけど、前述の思いがあったから、もう私はエイトの船は降りてちょっと遠くから見守ろう。でも安田くんはやっぱり好きだ。コンサートの前から薄々感じていたものがコンサートではっきりと分かって、私はエイトに関しては「安田くん半オンリー担」みたいな状態になることにした。

 

あれから5ヶ月が経って、ニズムコンのDVDが発売されて、友達と一緒に見ることになった。あの時遠くからしか見えなかった景色がDVDでは表情までちゃんと見えて、モニターの文字ももちろん見やすくてすっと入ってきて、あぁニズムコンはこんなに楽しくてハッピーなコンサートだったんだってハッとした。安田くんは勿論だけど、メンバーもみんな楽しそうでかわいいなって思ったし、Masterpieceとか伴奏とか象とかみんなかっこいいし、そりゃあみんな関ジャニ∞好きだよな~素敵だもんな~って思った。

やっぱり改めて見るニズムコンの安田くんはかっこよくて、アイライロなんて本気であの瞬間の安田くんは宇宙で一番男前だって信じて疑わない。思わず「ヤバイ…」って声が零れるくらいヤバイ。かっこいい。あれだけでDVD代6000円7000円とっていいくらい最高。

 

 

友達とDVD鑑賞会をした帰り道、ふと先日行ったKAT-TUNのコンサートを思い出した。春夏秋冬でモニターが4分割にされた時、角度の関係で私はKAT-TUNの自担である上田くんのことは肉眼で全然見えなかった。でも私はそのことを全く気にしなかった。むしろモニターに映る田口くんが王子すぎてその瞬間頭の中は完全に田口くんだったし、別のシーンではフロートで目の前を通る亀梨くんがかっこよすぎて「うわぁぁいいもん見た…(泣)」って心の中で拝んでたし、踊る中丸くんがシャカリキで素敵すぎて思わず双眼鏡で中丸くんをロックオンしてときめいてたりした。1階スタンドの前の方で見ていたけど、むしろ演出を見たいから天井の景色も見させて…!とさえ思った。

 

5か月前のあの日あの時、音響が邪魔しない位置で入っていたら?モニターが見やすい位置にいたとしたら?そんなことを少し考えた。でも多分あの時どうであれ私の選択は変わら なかったと思う。だって、私はグループ推し前提じゃないとオタクできないって自分で分かってるから。そしてどの席でも満足させてくれるコンサートが大好きな演出厨だから。双眼鏡でずーっと安田くんばっかり追ってた時点でもうダメだった。

 

そう思った時、私はもう安田担を名乗ることをやめようって、なんだかすごくするっと肩の荷が下りた気がした。

安田くんが好きだということは今もそうだ。でも多分私は安田くんがアイドルであることに強いこだわりはなくて、安田くんという人間、安田くんと言う人が見せてくれる世界がただ好きなだけだから、アイドルに使う「担当」って言葉は何か少し違う気がした。

前述の通り私はグループ推し前提でないとオタクできないタイプで、でも関ジャニ∞というアイドルグループの船を降りた時点で、関ジャニ∞というアイドルが見せる世界を離れようと思った時点で、私の中で安田くんはアイドルである絶対的な必要性がなくなっていたのかもしれない。だって私が今普段見られる中で一番好きな安田くんって、トーキョーライブ(のナナナと二人でゆるっとやってるスタジオ生放送回)の安田くんだし、安田くんがアイドルがどうだファンがどうだって言ってるあったかい言葉よりも、安田くんが歌い弾き踊る安田くんの世界を見せてくれることのほうが好きだ。

 

だから私はもう「安田担です」って名乗るのはちょっと違う気がした。

便宜上安田担って名乗ることもこの先まぁあるかもしれないけど、なんだか今はコンサート行くとしても(もうFCやめたのでこの先どのくらい行くかは分からないけど)安田くんのうちわを持たなきゃ・持ちたいって意識はそんなに強くなかったりする。私の中の担当概念の大きなところにあるのが「担当=うちわを持つ人」だから、やっぱりもう担当とはちょっと違うんだと思う。

 

「安田くん」の「ファン」であるかと聞かれればYESだし、関ジャニ∞が好きかと聞かれればそれもYESだけど(関ジャムとかクロニクルとか楽しく見てる)、私は安田担だと名乗ることをやめました。という、そんなお話でした。