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極彩色

語りたがり考察したがり、めんどくさいじゃにーずをたく

「小説A.B.C-Z」――A.B.C-Zを文学的に表現してみた

A.B.C-Z

若干乗り遅れ感がありますが、先日のスマスマで行われた「小説SMAP*1という企画がとても面白く、それに乗じて各所で行われていた「○○(グループ)を文学的に表すなら」というブログやツイートも大変楽しく拝見させて頂きました。

自ユニのものも見てみたいな~やってみようかな~と思いながらも、いかんせん考えても考えても何も思いつかない。何かテーマを設ければどうか、と思ってテーマを定めようとしてもなかなか決まらない。

しかし私はそこで思い出したのです。

戸塚祥太作詞楽曲「5Rings」の詞の中で、戸塚くんが5人を端的に表すワードを挙げていたことを…!

と思いつくまでにここまでかかったため乗り遅れました。ここまでが前置きです(安定の長さ)

 

ということで、「心」「技」「体」「和」「愛」をそれぞれテーマに、A.B.C-Zのメンバーを私なりに文学的っぽさを出そうと頑張りながら表してみました。楽しかったです。

テーマの性質上普段より少し創作色・私フィルターの強い記事ですが、それでも大丈夫という方は追記からどうぞ~!

 1人につき2つずつ考えてみました。

 

橋本くん――「心」

きらきらときれいな川の底に何があるのかを、知る人はこの世界にいないのかもしれなかった

橋本くんの「心」をイメージして書きました。

橋本くんって素直で純粋でグループ内でも末っ子だからよりそういう(素直で純粋な)イメージが強いけれど、深夜に長い長いブログを書いたり、「(昔は平気だったけど、最近)なんだか1人でいられなくなった」と寂しさを吐露したり、突然根詰めすぎなくらいダイエットして激痩せしたり…心の底の部分に誰も触れない仄暗い部分があるような気がするのです。

 

黒を白に変えることができるものは絵具じゃないと、彼を知った人は口々に言う

これは橋本くんの「心」に相対した側。

戸塚くん、エイトのすばるさんをはじめスタッフさんや我々ファンも含めて人たらし力に定評のある橋本くん。

彼がA.B.C-Zに加入したときの話を聞く度に、いつも当時からのファンの人からは「最初は抵抗があった」「嫌だった」という言葉が挙がる気がします。でも最後には誰もが「橋本くんでよかった」「はっしーが大好き」と言う。

彼には人の心の中に入り込む才能、人の心をも変える才能があるのではないか、ということをイメージして。

 

戸塚くん――「愛」

誰もを包み込み、誰の色をも受け入れ、瞳に映る躰はまだ透明

彼も純粋な人。「愛」した曲やものにすぐに影響される純粋さと、(本人は特別なことと思っていなくても)人に素直に「愛」を向けられる人。だから戸塚くんが好き!という後輩が絶えない。

だけど彼自身は「自分は(グループに)いらないんじゃないか」と考えたことがあって、未だに「自分はまだまだだ」という思いが強いと感じる。他者からの評価の高さに比べて、彼自身の自己評価は恐ろしく低い。

あと彼は少年のように純粋ゆえに衝動のままに行動しそれが「奇行」と呼ばれることも間々あるけれど、そういう意味で彼はまだ「戸塚祥太」という自分自身を良くも悪くも正確に把握し律するということをしていない(できない)と言えるのではないか。

そういう意味で「瞳に映る躰はまだ透明」という言葉を使ってみました。

 

くしゃりと笑う彼の背中には山ほどのハートの張り紙

これは割と単純で、1つ目の文にも繋がるところがあるんですが。

戸塚くんの魅力の一つってあの「笑顔」だと思うんですよね。ねこひげみたいなのができる笑顔。

そしてそんな風に笑う彼の背中=彼自身からは見えないところに沢山の人からの愛が寄せられている。沢山の人たちから「愛」を受けている戸塚くんを爽やかに表現したかった一文です。


河合くん――「和」

過去も未来も好きも嫌いも、全部全部と欲張りに笑う

河合くんの言葉ですごく印象的だったこと。去年のLegendコンで初めて総合演出を手掛けた彼は、文句も全部手紙とかに書いてくれていい、受け止めるから、というようなことを言っていた。はず(すみませんむちゃくちゃ曖昧です。正確な文言を探そうと思ったけどうまく見つからなかった…)。

それ以外にも、彼のコンサート演出や発言を見ていると、「この人、過去も未来も新規も古参も、いい意見も悪い意見も、全部背負っていく気だ」と感じることがあります。そしてその重みを一切見せずに彼は笑顔でステージに立つ。まあグループ全体にも言えるんですけど、今一番舵取りの部分を担っている彼からは余計その覚悟を感じるのです。

「和」につなげるなら、全てを受け入れようとする彼がいるからこそ実はA.B.C-Zを取り巻くものは「平和」なんじゃないかと思っていて。何も切り捨てることない、全部受け止めるその覚悟が今の平和で幸せなA.B.C-Zを取り巻く環境を作り出してるんじゃないかと思う節があるんですよね。

 

山椒のかたちをしたミルフィー

変化球にしようとしてスベったパターンです!!!!!

解説をしますと、河合くんってツッコミ担当ということもあるし不器用だから一見A.B.C-Zの中で一番棘があるように見えると思うんですよね。山椒みたいにピリリと辛い。橋本くんも加入当初「怖い」って思ってたみたいだし。

でもその厳しさや棘は彼の愛情・優しさあってこそ。一見分かりづらいその優しさ=甘さはスイーツで例えるなら何層にも重なったミルフィーユがいいのかなと思ってこの文になりました。

 

五関さん――「技」

「静」は4カウントの後に弾ける

五関さんと言えば「静」。静かで落ち着いた人。けれどステージに立って、「1,2,3,4」のカウントの次の瞬間、何かが弾けたように別人のように踊り出す。

五関さんのそんなギャップ、「静」と「動」を表現したかった一文です。

ダンスについては全くの専門外なのでカウントとか超イメージなんですけど間違ってたら恥ずかしC。

 

君の足は極彩色の中で無重力を手に入れる

これもステージに立つ五関さんイメージですね。きらきらに彩られた極彩色のステージの上*2、まるで重力なんかないように軽い動きで舞い踊る彼の足。という意味を込めて書きました。


塚田くん――「体」

眩しさの中で目を凝らしても、目を細めても、君の潰れたマメを視界に入れることは叶わない

塚田くんの真面目さと努力で培ったその身体能力とアイドルとしての活路。しかしアイドルは基本的には泥臭い舞台裏なんて見せないもの。塚田くんの明るく天然と評されるキャラクターやその笑顔や超人的な技の数々=アイドルとしての眩しさに隠され、我々ファンは彼の本当の「舞台裏」を覗くことは許されない。

塚田くんの努力家な一面とアイドルとしてのプロ意識を表現したくてこうなりました。

 

魔法の呪文はなくたって、この脚で空は飛べたんだ

五関さんのと少し似ているし、塚田くんの1つ目の文とも少し似ているかもしれませんね。塚田くんのアクロバットを指した一文です。

一見軽やかに仕上げたつもりの文ですが、彼にとって「魔法の呪文」の代わりは「努力」だという意味も少し込めたかった感じです(根は真面目で努力家な塚田くんゴリ推しが出てしまってるオタク)

「魔法」と「脚」というワードを使いたかったんです。「魔法」に関しては私がLSで彼らに完堕ちしたこともあって思い入れのあるワードですし、塚田くんってそういうファンタジーな世界観が似合いそうだし、なんだろううまく言えないんですけど例えば塚田くんの笑顔って人を笑顔にする魔法みたいだなって思うことがあって。突然ポエム色強くなりましたけど盲目オタクなので仕方ないです。だから私の中で塚田くんと「魔法」ってワードは結構近いところにあるんですよね。

「脚」はとにかくSASUKEのブランチ事前インタビューでも取り上げられたあの脚の筋肉が!目に焼き付いていて!あの脚こそ塚田くんのパフォーマンスの根幹を支えるものだし努力の結晶だなって感じます。

 

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ということで、いかがだったでしょうか。塚五は割とすぐ思いついたんですが、ふみとつは結構時間かかりました~。橋本くんはその中間くらいかな。「愛」「和」というワードもすごく領域の広い言葉だしね!

そういうキーワードの性質もあって、割と視覚的にそのまま描写したものもあれば色々ひねって考えてみたものもメンバーによって文章やそれによって切り取る部分の性質が違う部分もあるかもしれませんね。長さも結構差があるし。お遊び程度に捉えて頂ければ幸いです。とにかくどれも楽しく書かせて頂きました!

 

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オマケ~「#自担をモデルにした小説があるとすればその書き出しは」

さてこの記事は終わり…と見せかけてオマケへ行きます。

この記事を書こうとPCを開いてついでにTwitterを開いたらこんなタグが目に飛び込んできてですね。私もちょっと書いてみたので、オマケとして載せておきます!2つとも塚田くんです!これを書いていたばっかりにこの記事を上げるのがこんなド深夜になりました!!

 

絵本の童話に出てくる王子様の髪は決まってきれいな金色だった。王子様は金髪で、金髪は王子様。幼い頃、それはどんな算数の公式よりもくっきりと頭の中に刻み込まれていたんだ。

塚田くんといえば。そう考えて思いついたキーワードの中から「王子様(キャラを昔目指していた)」「金髪」を抽出して書いてみました。

 

鮮やかな黄色に目を奪われた。季節外れにぴんと空に向かって伸びた向日葵の黄は、全部を白に染めそうなこの寒空の下では酷く場違いで、おかしくって、でもなんだか目を離せなかった。買ったばかりのコンビニコーヒーが手をじわりと暖める。

「塚田くん」の要素を塚田くんを直接的に登場させずに書いてみたかった結果。視点は塚田くんでも、そうでなくても読める感じにしています。

 

ということで、これで本当に以上になります!!

お粗末さまでした~!

 

*1:ビストロに出演していた作家の西加奈子さん、湊かなえさん、ピースの又吉直樹さんによる「SMAPを文学的に表現してみた」という企画

*2:ものすごい蛇足ですが、ブログタイトルの「極彩色」もまさにこの「ステージのきらめき」のイメージからきています