極彩色

語りたがり考察したがり、めんどくさいじゃにーずをたく

私はジャニーズが好きだ

あんな戸惑いと悲壮と絶望に満ちたTLを私は2か月ぶりに見た。まさかまた、しかもこんなに早く、ましてその主語が国民的アイドルSMAPであるなんて誰が予想しただろうか。

 

最初の報道から1週間、あの生放送から2日が経って、様々な憶測や意見や信用に足るとは言いがたい情報など様々な言説がメディアでも一般人のSNSでも飛び交い続けている。それを一々チェックしているわけではないが、見出しを見てぎょっとしたり記事を読んでも内部事情に詳しいわけではないただのファンである私にはクエスチョンマークしか残らないような話も沢山あった。誰が悪い、誰が裏切り者だなんていう犯人探しや批判も嫌になるくらい目にする。

アイドルとは夢を売る商売だ。私は楽しい夢の世界にいたくてジャニヲタを続けている。現実のストレスだってジャニーズの世界に没入すれば一気に忘れてしまうくらいの楽しい世界がそこにある。そのはずだと思っていたのだけれど。

 

あの生放送以来、最もよく耳にするのは事務所への失望や批判だ。事務所が(※自主規制)なのはジャニヲタは前からある程度知っていたものだと思うのだが、今回の騒動でそれが一般人にまで広く知れ渡った。ジャニヲタだけでなく様々な人が事務所に失望し事務所批判を始めている。

事務所がおかしいのは分かっている。今のこの状況を見れば、どのような意図があったとしても事務所がとった策はアイドル事務所として完全なる失策であったことは間違いない。

 

しかし、それでも、私の好きなアイドルたちは今もこの事務所で仕事をしている。

 

この騒動を受けて、私は6年半のジャニヲタ人生の中で初めて「ジャニーズ以外に趣味を見つけた方がいいかな…」なんてことが頭を過った。ジャニーズ以外の逃げ場所をもたないと、と思うほどにこの事務所に危機感を抱いた。

けれどやっぱり私はジャニーズが好きなのだ。ジャニーズ事務所所属タレント達のアイドルとして見せる姿や仕事に対する真摯な姿勢、ジャニーズ事務所で受け継がれてきた派手で豪華絢爛でちょっとトンチキなショーやコンサート演出の数々、所属タレント達が背負う「ジャニーズ」というブランドの重さと誇り、「ジャニーズ」ブランドがあるからこそ多少背伸びしてでも実現できる豪華な会場での舞台や大きな会場でのコンサート、所属タレント達が厳しすぎるほどに厳しく守られているからこそ嫌なことをあまり見ずに応援できる・一定の距離を保って応援できる環境、ジャニーズという日本の男性アイドル大帝国の中で切磋琢磨する所属タレント達の野心。

結局私はジャニーズが好きなのだ。ジャニーズというちょっと変だけど夢に溢れたエンターテインメントの世界が、ジャニーズという場所で生きるアイドルたちが。すっかりジャニーズの世界が肌に馴染んでしまって、居心地の良さに慣れきってしまった。

 

私は別にジャニーズ事務所の内部スタッフを好きになったんじゃない。ジャニーズ事務所に所属しているアイドル達が好きなのだ。

今こうしている間にも彼らは仕事をしている。彼らの未来は動いている。

国民的アイドルと呼ばれ第一線に立ち続けるグループも、メンバーの一人が脱退を宣言しファンがまだ動揺に揺れているグループも、今はまだ世間的認知度が低くとも「売れたい」という野心に燃え切磋琢磨しているグループも。私の大好きなグループは今日も「ジャニーズ事務所のアイドル」として仕事をしている。彼らの未来はまだまだ続いていく。

 

世間が事務所をどう思おうが、私はジャニーズ事務所のエンターテインメントが好きだ。ジャニーズ事務所に所属しているアイドルが好きだ。

例え内部がごたつこうとも、そのせいで私がこれまで魅せられてきたそれらの輝きが色褪せることは決してない。

ただし、彼らが一番幸せな未来を選び取れるために私は無理のない範囲でできることはしたい。「ジャニーズが好きだ」ということと「ジャニーズ事務所のやり方をすべて受け入れる」ことは違う。ファンに出来る事は限られていることは分かっている。しかしファンが声を上げることで彼らの未来への選択肢を一つでも増やすことができたらいいと思う。

 

私は私の大好きなアイドルたちが笑顔でいられる未来がいい。

だから私は今日もジャニヲタとして、彼らに声援を贈り続けたい。