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極彩色

語りたがり考察したがり、めんどくさいじゃにーずをたく

春なんて来ない、と思いたかった

ふと夜明け前に目が覚めて、普段だったらそのまま二度寝するのに、今日は何となく二度寝する前にツイッターを開いた。TLを遡ってみるとスポーツ新聞の写真と、「KAT-TUN3人で10周年ツアー」の文字が目に飛び込んできて、一瞬で目が覚めた。

 

「来春をもちまして、僕田口淳之介KAT-TUNを離れ、ジャニーズ事務所を退社し」

その言葉を聞いたのは去年、季節が秋から冬へと変わろうとしている夜のことだった。

春っていつだよ、ってずっと思っていた。田口くんのweb連載の終了時期を知って、新曲ジャケット写真の人数を見て、MCを務める番組の内容情報を見て、何かある度にずっと一喜一憂していた。

 

タメ旅や少プレは相変わらず4人でワイワイやっているし、がつーんもほのぼのしていて癒されるし、ニッポンの出番では田口くんはニコニコ笑っているし。

昨日フラゲしたTRAGEDYはPVがすごく美しくて、熱くなれはメイキングも楽しくて、カップリングも含め4人の歌声がすごくよくて、4人でのパフォーマンスが見たい!と思った。

田口くんがいない3人のKAT-TUNというのが現実感がなさすぎて、もしかしたら2016年の春なんてずっと来ないんじゃないかと半ば祈るような気持ちで思ってさえいたけれど、やっぱりそんなわけはなくて、奇跡を願っても現実はやっぱり迫ってきていて、2016年2月10日、田口くんが脱退すると口にしてからおよそ2か月半、ついに「KAT-TUN3人での10周年ツアー」の発表と同時に「田口くんの3月末での退社」が明言されてしまった。

 

本音はやっぱり4人でいてほしかった。田口くんがいるKAT-TUNのコンサートにもう一度行くことを夢見ていたし、ずっと4人でKAT-TUNを続けてくれないかと奇跡を願っていた。でもやっぱり10周年ツアーは3人で回ると発表され、ずっと楽しみにしてきた10周年ツアーがついに決まったというのに、嬉しいのに、楽しみなのに、新聞に載っていた3人の写真を見て胸が詰まった。

田口くんは本当にいなくなってしまうのか、と現実を突きつけられて悲しくもなったし、田口くんの退社が思っていたよりも遅く3月末まで4人の姿を見ていられる猶予があることにホッとしたりもした。UNLOCKを4人で歌番組で披露する姿を見られるかもしれないと思うと嬉しかった。

3人のコンサートも絶対いいものになる、と確信している。私はKAT-TUNのステージを絶対的に信頼しているから、そこは心配していない。彼らが10周年で何を見せてくるのか、その先にどんな未来が待っているのか、楽しみなのも本当だ。今年はKAT-TUNの10周年に全力を尽くそうとあの夜の数時間前に思っていた気持ちは今もブレていないし、春から先もKAT-TUNの物語を追い続けられるのが嬉しかった。10周年コンサート決定をまずは素直に喜びたい。しかもドームツアーだ。

でもやっぱりそこに田口くんがいてほしかった。コンサートでTRAGEDYもUNLOCKも4人で見たかった、田口くんの「楽しかったですか?」にもう一度応えたかった、上田口も市ヶ谷も友達部ももっともっと見ていたかった。

 

思考も感情も全然まとまらなくて、前へと進もうとする3人を素直に応援したい追いかけたい、でも4人でいてほしい、いてほしかった、というわがままな気持ちが私の中でずっと巡り続けている。ただKAT-TUNが好きなだけなのに、好きだと叫びたいだけなのに、どうしてこんなにも現実は難しいのだろう。

 

春なんて来ないと思っていた。思っていたかった。けれど春のその先も世界は当たり前に続いていく。

KAT-TUN10周年ツアー決定、おめでとうございます。

気づけば春はもうすぐそこだ。