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極彩色

語りたがり考察したがり、めんどくさいじゃにーずをたく

いつの日か再会の花が咲くように

田口くんがいなくなった春のその先も世界は続いていく、KAT-TUNの未来は続いていく。そう気づかされたのはほんの数日前だったけれど、どうやらその春の先の未来は、私が思い描いていたものとは少し違うものとなるらしかった。

 

春の10周年ドームツアーが終わる5月1日をもって、KAT-TUNは充電期間に入る。

亀梨くんのラジオを聴き終わってまったり録画を消化していた土曜日の穏やかな昼過ぎに『KAT-TUNから皆さんへ』なんてメールが来たから、「え~ちょっとそういうタイトルのメールかつんオタはトラウマだからやめてよ~wwドームツアーのご挨拶か何かかな?」と呑気に開いてみたところ、目に飛び込んできたのはそんな内容だった。

 

じっくりと時間をかけて彼らのメッセージを全文読み終わった後は意外と冷静で「あ~そっかぁ、なるほどねぇ…」と妙な納得感さえ持った。でもやっぱり動揺はあったのか、Twitterで呟いているうちにちょこっとだけ泣きそうになった。次に彼らのことで泣くならドームツアーで3人のKAT-TUNの始まりを見た時だと思っていたのだけれど。

正直べスアの後から最悪のシナリオも頭の片隅にあって、私の中で一番最悪なのは解散、二番目に悪いのはグループは残るもののソロ活動のみの形骸化したものになること、だった。そうならないために私もハガキにグループの存続とグループ活動の継続の要望を書きまくってファミクラに出来る限り送っていた。

春のドームツアーが正式に決まったことで、「これで3人のKAT-TUNが始動するんだ、彼らの物語が続いていくんだ」とこれでこの先もグループとして変わらず続けてくれるんだこれで安心だ、とホッとした部分はあったのだけれど、そうでないことにハッとした。けれど逆に、変な話だけれど今回の件で本当に安心できたという気持ちもある。「解散はない」「今後のKAT-TUNのための充電期間」としっかり言葉にしてくれたから。仕事に対して一切の妥協を許さない、KAT-TUNというグループに真剣に向き合う彼らが「KAT-TUNの未来のために」と一度時間をかけて考えて力をつける期間を設けるのはなんだかすごく、ストンと納得できた。5人が4人になった時の彼らを考えると、このままぬるっと3人のKAT-TUNを始めるよりも、こうするのが彼ららしいなと思った。動画の中で「そのままやっていくのが僕は一番いいと思いましたけれども」と言う中丸くんの意見もまた、らしいな、と思うけれど。

 

FC会員向けに配信された動画では、思っていたより全然重いトーンではなくて、真摯に説明する亀梨くんと、わざと明るく軽めのトーンも交えて補足するろばまるにホッと安心した。「解散というわけではないんですよね?」とわざと明るめに、でもズバッと我々の不安を汲んでくれるような言葉を斬りこんでくれる上田くんがとてもよかった。「寂しくなったら俺に電話してこいよな!」ってちょっとふざける中丸くんに大して反応を返さないたっちの図が面白くて癒された。そして「(充電期間中も)KAT-TUNというものを背負いながら」と言う亀梨くんがとても頼もしかった。先程改めて動画を見返したら、3人のKAT-TUN、かわいいな、と思うくらいの余裕が出てきた。

 

各自がソロ活動に力を入れるということで、彼らがこれからどんな活躍をしてくれるのかということも気になっている。

亀梨くんはきっとこれからもドラマに映画に大活躍してくれるだろう。折角ソロ活動に注力すると言うなら、二宮さんみたいに演技ですごい賞とか貰って帰ってきたらかっこいいなぁ、なんて思い描いている。いっそこの期間を生かして超大作映画とか出てほしい。

中丸くんはシューイチは勿論、最近モニタリングに定期的に出ているみたくコメント力とリアクション力でバラエティでも広く活躍するんじゃないかな。個人的にドラマに出ている中丸くんも好きなので、定期的にドラマにも出てほしい。最近絵にも凝ってるから、そっち方面もなにか生かしてくれたらいいなぁ。HBBに関してもコラボとか新展開があったら楽しい。

そして上田くんは、まず音楽。私はマウピを見たことがないからというのが一番の理由なんだけどまたマウピをやってほしい、上田くんの音楽をたくさん聴きたい。そしてもう一つ、演技もたくさん見たい。冬眠熊での演技がすごく印象に残っているし個人的に舞台も好きなので舞台も続けてほしいし、久しぶりにドラマにも出てほしい。沢山の人に上田くんの演技を見て欲しい。

皆それぞれ得意分野があって個性があって…それが私がファンになった5年前よりもさらに伸びていたり新たに開拓した部分があると思うので、きっと一度それぞれの分野に集中して取り組んだらもっともっとすごいことになるんじゃないかと期待している。そしていつの日かそれを持ち寄って1つの「KAT-TUN」の形になる時、きっと今とは違う、もっと素敵な輝きを放つことができると思う。

 

不安がないわけではない。冷静に考えて、未来の事なんて何も保証がないし、本当に戻ってこられるのか、その頃には後輩たちも沢山力をつけているはずで、これまでと同じようになんていかないかもしれない。大体充電期間といったってどのくらいの期間になるのかも分からない。数か月なのか、1年なのか、2年なのか、それとももっとかかるのか。

折角タメ旅と少プレという素敵な番組を2つももっているのに、グループとして充電となるとそれらを手放すことになるのかもしれない。1クールごとにくるくる番組が変わっていく忙しないテレビの世界だから充電しているグループのことなんてきっと番組表は待ってくれない。戻ってきたときにはまた0からのスタートになるのかもしれない。

そして何より、グループとしての彼らを見られないことが寂しくない訳がない。

 

けれど、彼らが「待っていてください」と言うのなら。あの日の絶望の中で私に一粒の希望をくれた上田竜也が「約束です」と言うのなら、絶対に彼らは戻ってくる。またKAT-TUNとしてステージの上に戻ってくると確信している。

2回メンバーの脱退をリアルタイムで見てきて、ありえないということはありえないのだと身に染みて分かった。分かったはずなのにまた心から、100%で「信じる」なんて言うのか、私は?とちらりと思った。けれど私が彼らを信じたい、信じられると思ったのはやっぱり100%の本気だ。そして何よりふとある日のタメ旅での上田くんの言葉を思い出したのだ。「失敗するなら人を信用して失敗したくない?」と。

だから私は断言する。KAT-TUNは戻ってくる。今よりもっと大きくなって、戻ってきたときにとんでもなくすごいステージを見せてくれる。だから、私はいつまでだって待つ。彼らが納得してグループとしてまた一歩を踏み出す日まで。私はKAT-TUNが自ら関わって提供するものに関しては絶対的に信頼しているので、きっと彼らがもう一度集おうと言う時は素晴らしいものになるはずだと思う。

 

正直まだ田口くんの件も消化しきれてないし、田口くんに辞めてほしくないし、でもようやく3人のKAT-TUNのことも直視していけるかもしれないと思い始めた矢先でのこれだから、今はなんだか一周回って現実味がなくて気持ちがふわふわしている部分もある。実質そうなっていた時期はあるにしても、明言してKAT-TUNがグループ活動をしない期間というのは不思議な感じだし、本当にこの二か月半で色々ありすぎてどこから考えていけばいいのか分からない。

 

でもまずは3月末まで4人の姿をしっかりと見届けて、その後の3人での3大ドームツアー。最初は、折角の10周年なんだからもっとアリーナとか含めて細かく回ってくれてもいいのになー!後でファンミとかで回るのかな!?と思っていたのだけれど、今なら何となく分かる気がする。

このタイミングで「初のドームツアー」をやるということ。べスアの数日後に亀梨くんがファミクラで口にしたという「ドームでコンサートをやるグループであり続けたい」という言葉。東京ドームをホームと呼ぶグループ、KAT-TUNのプライド。彼らはいつだって守りに入ったことなんてなかった。いつだって攻めの姿勢だった。

 

充電期間に入る前にコンサートの予定を組んでくれて、10周年を短い時間だけどきっちりやってくれようとして、ファンが不安にならないように丁寧に伝えてくれて未来のことを考えてくれて、本当に彼らには感謝が尽きない。

5/1のその日まで、瞬きをしている暇なんてない。

もう一度KAT-TUNの名のもとに集うその日まで、メンバーもファンも走っていけるように。まずはKAT-TUNのグループとしての、今を、姿を、パフォーマンスを、目に焼き付けようと思う。