とこなつさんのこちらの企画に参加させて頂きました。素敵な企画をありがとうございました!
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私にとって中間淳太という人を一言で表すならば何だろう。
そう考えた時浮かんだ言葉は、「つい気になってしまう人」だ。
まず、私はWESTのことは好きだけれどWEST担というわけではない。そしてWESTの中で誰推しかと聞かれれば神山くんである。小柄でかわいくて、何でもできるけど、真面目すぎてどこか不器用。ダンスがかっこよくて、ゴリゴリの男っぽい曲では雄全開。私が応援したくなる典型的なタイプが神山くん。
でも、WESTが歌っている姿を見ているとき、神山くんと同じくらい、時にはそれ以上に、つい目で追ってしまう存在がいる。
それが淳太くんである。
理由として、私の姉が中間担ということもある。姉妹でオタク話をする時に必ず名前が出るのが塚田くんとA.B.C-Zと淳太くんである。*1だから、つい意識して見てしまうというのも大きい。でも、それだけじゃない。淳太くんが歌っている姿は、本当に楽しそうなのだ。アラサーの最年長でメンバーに「おじさん」といじられているツッコミ隊長とは思えないくらいにキラキラニコニコしていて、かわいくて、ステージの上にいる彼はいつでも全力でアイドルだ。
WESTのコンサートにはこれまで2回ほど足を運んだことがあるのだけれど、その時にも彼のアイドル力に驚いた。誰よりもファンの愛称である「ジャスミーーン!!!!」と愛おしそうに叫び、「おじさんもう体力ないわ(笑)」なんて自虐しつつも全力で歌い踊る。私は淳太くんのことを「ツッコミ役の最年長」というイメージを持ってコンサートに足を運んだのだけれど、それだけでは語りきれない、すごいアイドルだと思った。*2
これが、今年の一月時点での私の中間淳太くんの印象である。
ところで、私の中で、大好きなグループには「この人がいればこのグループは大丈夫だ」と全幅の信頼を寄せる人がいる。
嵐は翔さん、A.B.C-Zは河合くん、KAT-TUNはみんなそう言えるけど、強いて一人に絞るならば中丸くん。何かあってもこの人がいてくれればきちんといい方向に舵を向けてくれる人だ、この人が進む道ならば安心してついていける、と思う人たちだ。
そしてジャニーズWESTならば。それは淳太くんだ、と最近確信した。
そう思ったきっかけは、キスマイ宮田くんの一万字インタビューで語られていた、淳太くんの言葉である。
「誰も傷つけない笑いをとらなきゃダメだと思ってる」
(Myojo 2016年8月号 宮田俊哉くん一万字インタビューより)
この一言を見た時、この人は、ものすごく信じられる人だな、と思った。
昔から、アイドルと笑いは対極にあると語られることが多かった。関西でアイドルが育たないのは、笑いとの相性が悪いからだとも。今でこそ関西色を全面に出した関ジャニ∞も全国区で大人気だけれども。
笑いとアイドルがなぜ相容れないかというと、まず笑いにはいい意味でも「かっこ悪さ」というものがついてくるものだからだと思う。しかしもう一つ、笑いというものは、夢の世界のハッピーなアイドルワールドと反対に往々にして人を傷つける危険性があるから、だと思っている。それは笑いの対象にされた人なのかもしれないし、その人のファンなのかもしれないし、揶揄された属性を持っている人*3なのかもしれない。私の自担である塚田くんも、今でこそいじられキャラとして定着しているけれど、いじられキャラが始まった頃は悩んだという。
そしてこの話には続き…というか私が勝手に繋げて考えているだけなのかもしれないけれど、があって。
村上くんとやっているレコメンで、淳太くんがこんなことをこぼしたという。
ある番組の中で(番組の演出の都合上)キレキャラになってしまっているが、それに悩んでいる、と。よく眠れないほど悩んでいるのだと。
私は淳太くんがラジオの生放送でわざわざ相談するくらい悩んでいたことに驚いたし、器用でしっかりした最年長に見えていたこの人がこんなにも不器用だったことに驚いた。そしてこの人は、本当に、誰も傷つけたくないんだろうと思った。
バラエティには笑いは必須である。そして笑いをとる簡単な方法は、人をいじることや過剰な演出・キャラ設定。よくあることである。私も何年かジャニーズオタクをしていると、そういう場面にはよく出会う。そしてそれは、「テレビだから仕方がない」と思うようにした。諦めてそれを楽しむか、嫌なものだったら薄目でスルーするのが一番簡単だからだ。テレビに出る側の人も、きっとそうなのだろうと思っていた。
けれど淳太くんはそれをよしとしなかった。そんなアイドル、初めて見た。いやそのことで悩むアイドルは沢山いたのかもしれないけれど、こんな風に思いつめて表で吐露してしまうような正直すぎるアイドルは初めて見た。
きっと淳太くんは、誰も置いていきたくないんだと思った。自分のファンのこと。昔から応援してくれる人、最近ファンになってくれた人、ファンというほどではないけれど少し気になってるよという人。ジャニーズWESTの他のメンバーのファンの人。そして家族や友人はじめ、自分にこれまで関わってくれたすべての人を。それはものすごいことだ。芸能界という場所ではきっと、ものすごく難しいことだ。けれど淳太くんはピュアに、アイドルとしてはピュアすぎるほどに、きっとそれを目指しているんじゃないか。
私はあくまでも他担だから、断片的に拾った情報で淳太くんのことをこう考えている。だから中間担の人から見たら、それは違うと思われるかもしれない。もしそうだったらごめんなさい。でも、他担から見た淳太くんの印象ということで、大目に見てほしい。マイペースに今の自担たちのことも追いかけながらだけど、これからもっとジャニーズWEST、そして淳太くんのことも知っていきたいと思う。
だって中間淳太くんのような真摯すぎて不器用すぎるアイドルが笑顔でいられる、テッペンをとることができる世界であってほしい。他担ながら、ユートピアのような存在としてのアイドルを、ジャニーズWESTのことを好きな者としてそう願わずにはいられない。だからつい、私は淳太くんのことを気にしてしまう。ちらりと目で追って、彼が幸せそうに笑っていたら、よかったなぁと思う。
さて、淳太くん。当選すれば、クリスマスの京セラドームでお会いしましょう。淳太くんがいるジャニーズWESTならば、きっと素敵な景色にしてくれるに違いないと確信しているから、ドームをどう染めるのか期待しているから、自ユニ3グループでしか遠征しないと決めていたのにうっかり特例で遠征する気満々だよ。うっかりだよ。笑
ドームの景色、楽しみにしています。
あと2日で29歳ですね。20代最後の1年が充実したものであることを願っています。
ジャニーズWEST中間淳太さん。お誕生日、おめでとうございます!