極彩色

語りたがり考察したがり、めんどくさいじゃにーずをたく

"Are You Happy?"――アユハピツアー諸々感想

tk46.hatenablog.com

あゆはぴツアーの全体的な感想はこちらで書いたので、今度はセットリストや演出を中心にした感想を。

 

前回の記事で「『エンターテインメントとして見応えがあった、刺激的だった』『腹抱えて笑った』の二種類の面白かった、があった」と書いたけど、具体的にその中身について触れていきたい。

まずOP映像が始まった瞬間、こうくるか~~!!!!!そういう感じか~~~~!!!と唸った!いつも通りテーマに沿った映像を作りこんでくるのかとわくわくしていたら、メイキング的オフショット?ドキュメント?映像が始まる。しかもそれもまぁ、練習してる真面目なところだけじゃなくゆっるい会話やいつもの大宮をはじめとしたおふざけもある。笑 それをOP映像に持ってくる、っていうのがめちゃめちゃ面白いアプローチ。POPでかわいく楽しかったPopcorn、ドラマテイストで綺麗だったLOVE、デジタルと人間の境界が融解していくDIGITALIAN、「日本」的な物語を日本が誇るアニメーションで描いたJaponism。OP映像ってそのツアーのテーマを色濃く表すものだと思う、少なくとも松本Pのコンサートの作り方からすると。見ながら思いました。「あ、今年のテーマ、『嵐』なんだな」って。メイキングとかでいつも見る、ゆるくて楽しそうで内輪できゃっきゃとふざけてる素の嵐。そんなゆるくて楽しくて「ザ・嵐」のOP映像。

そして、今年の前半戦のセットリストだいぶ挑戦的だね!!!!??

まず1曲目を「Ups and Downs」で始める抜け感。力が抜けすぎてるわけでは決してなくて、華やかで楽しくてかっこよくてでも近年の「愛を歌おう」「Astarisk」「Sakura」なんかと比べて「1曲目でコンサートの雰囲気と嵐のオーラに圧倒される」という感じでもないんですよ。

まずこのアルバムの中で1曲目を選定するのってすごく難しいなって思ってて、シングルのI seekとかリード曲のDon't  You Get Itとかも盛り上がるかなって思うけど1曲目だと何か違う気もして…まず今回のアルバムは全体として「抜け感」があるんですよね。いい意味で肩の力が抜けてる。逆に言えば、1曲目にガーンとぶちかませるようなパンチとパワーのある曲が少ない。でもそれこそが今回のアルバムでありツアーの色、なんですよ。華やかで楽しくて、でもゴリゴリに攻めてガチガチにテーマや雰囲気固めてきてるわけでもない。

 

なるほど今年はこんな雰囲気か!!!!って思ってたらねぇ2曲目で度肝抜かれた。

2曲目にゴリッゴリのsupersonic。

supersonicやるとはうっすら聞いてたけど、もっと後半かと思ってたら!!????早!!!???????????2曲目でこんなにレーザー出す人たちKAT-TUN以来に見たよ!!!!!!!!!!!!!

からの、「I seek」「Oh Yeah!」「Love so sweet」。

いやぁちょっと待って落ち着いてセットリスト並べてみて欲しいんだけど今コンサート後半戦だっけ?もうすぐアンコールかな???

もうこの時点で今年のセトリがわけわかんなくなる。もう全然予測つかない。今年の松本潤どうした!!?これまでのMJ演出セオリーがガンガン解体されていく感覚。理解・分解・再構築かな?(ハガレン

近年の嵐コンはゴリゴリにコンセプト寄せだったのもあって、お客さんのテンションの運び方が非常に丁寧だったと思うんですよね。丁寧にその世界に浸らせて盛り上げていく感じ。突然全然違うテンションの曲入ってこない。しかし今年は急。2曲目からメッチャ急カーブ切った。このテンションの急さは若手…例えばA.B.C-Zとか、のコンサートをちょっと思い出した。勿論双方良い意味で。アーリーサマーコンサートと銘打ったツアーで1曲目からゴリッゴリに重くて暗い(ただしファン人気がピカイチ)のダンス曲Vanillaを持ってきたA.B.C-Zの感じになんとなく似ている。気がする。掛け持ちの欲目です。

 

ソロ一発目は翔さんの「Sunshine」。直前まで一人だけ一段高いところから客席を煽っていて、「櫻井帝王様…!!!!」って拝んでたのに曲が始まった次の瞬間「かっっっわ!!!!!!!!」って思わず口から出た。家の中を模したモニター映像の中にいる翔さんの図がシルバニアっぽくてファンシーで34歳(慶応卒アイドル兼キャスター)のソロ曲とは思えない。今年の翔さんのソロは完全に「陽」の櫻井翔でした。ダンスもかわいかったな~~~~。

からの翔さんプロデュース曲「To my homies」の流れは秀逸。モニター映像もSunshineの背景を引き継いでいるのが良い。

 

第二のOP感あった「DRIVE」。車で出てくるって風の噂を耳にしたので、SMAPのMr.Sみたいに本物の車がかっこよく登場しちゃうのかな~!!って思ってたら超ハリボテの車だし思ってたよりめっちゃ小さい。サイズ感ぎゅっとしてる。5人乗っていっぱいいっぱい。いやーーーでもねこういうとこ本当に嵐!!!!なんですよ!!!!!!5人でぎゅっと集まっちゃう内向的さ!!!!!ここドームよ規模考えて!主役たちがそんな小さくぎゅっと集まって家庭用みたいな小さいビデオカメラで撮り合って…最高です!!!!!!!!

「季節外れの打ち上げ花火」でバクステから花火上げるのは派手演出大好きマンとしては血が躍ったし、素直に歌詞通りの演出するところが楽しいし、打ち上げ花火にわーわー楽しそうにしてる嵐イズ平和。嵐ファンが大好きなやつ。バクステから花火が上がった時は一瞬手榴弾上田総長*1を思い出したけど嵐の火薬の使い方メッチャ平和だね…アットホームだ…武器と硝煙と革命の前夜だってやけにざわつく街*2のにおいがしない…。

もう一つDRIVEで特筆すべきは、ペンライト制御の話。結構細かく制御されていて、何か模様になっている…?と思っていた時にぱっとモニターにスタンド遠景が映し出されて、びっくりした。客席がペンライトの光によってビル立ち並ぶ夜景になってるんですよ。アリーナ外周を車で走る嵐、それを囲むスタンドが夜景。歌詞の「華やいだ街」を客席のペンライトを使って壮大に表現するオシャレさ。松本潤の手にかかれば客席すら大きな演出装置になる。「無数の星座に~」という歌詞のところでは会場のペンライトが一面白に光って無数の星々になっていたのも美しくてすごくよかった!!!

 

ステゴーを挟んでアルバムリード曲「Don't You Get It」。しかしリード曲だからといって特段バリバリ気合い入れてくるわけでもないのが今年の嵐。笑 勿論踊るところはちゃんと踊るしキメるけど、それの熱量は良い意味で「平熱」というか。冒頭とかメンバー同士でふざけてるしね、サングラスかけてるしね…Mステでもやったグラサン楽しくて最高でーーーすありがとうございます!!!!!!!!!

 

ミニMCの後、大野さんのソロ「Bad boy」。曲前の映像は大野さんには珍しい半裸&シャワーの超セクシー映像で(若かりし頃の翔さんのソロ曲・Touch Me Nowの映像みたいなやつ)もう客席からの悲鳴が半端じゃない。ギヤアアアアアアみたいな悲鳴がドームを揺らす。そんな期待度MAXの空気の中踊り出した大野さんのダンスはやっぱり最高にかっこいい…ダンスキレキレ…パントマイムを取り入れた振り素晴らしい…!!!!!と見とれてたら、なんかサビでモニターに変顔の大野さん現れた。

えっなにこれ?どういうテンションで見ればいい???この人ふざけてる!!!ふざけてるよ!!!!!!(CV:二宮)って思わず私の心の中の二宮和也が叫び出しちゃうのも無理ないと思うんだよね?相変わらずメインステでバリバリ踊る大野さんがかっこいいことは変わりないのにその周りがおかしい。モニターの中の大野さんが延々とふざけてる。

なんかこのあたりから、今年のコンサート様子がおかしいな(注:いい意味です)、って思い始める。

 

復活LOVEは直球にオシャレですごくよかった。復活LOVEの雰囲気が好きなので素直に曲の世界観を作りこんでくれて嬉しい。ムービングステージの四隅に合体する照明が街灯みたいでオシャレだし照明がムビステの上でも直の短距離で届くのが良い。KAT-TUNもCHAINの時ムビステに帯同する照明作ってたよね。

本編前ラストのパワパラの時に「前半ラストの曲です、聴いて下さい」って潤くんが振ったのも新鮮だった。これまでだったらそういう曲振りとか挟まないで世界観ドップリでMCまで疾走する印象だったのに。ツアー全体に漂う、「自然体の嵐」の空気のひとつの象徴的なところだなと思う。

 

 後半トップバッターは潤くんのソロ「Baby blue」。白とオレンジの爽やかなロングコートで、生オケでマイク一本で楽しそうに歌い上げる。究極まで無駄なものをそぎ落とした、というくらいのシンプルなソロで、あのソロ曲前の導入がとんでもなく長い(例:Yabai-Yabai-Yabai、Come back to me)ことで有名な松本潤がこんなにシンプルなソロ曲を歌うなんて…!!!!と思う*3でもシンプルだからこそ、目の前のことがすっと心に入ってくる。生オケの綺麗さ、曲のよさ、潤くんの歌声のかわいさと「今この瞬間が楽しい!」と言わんばかりに生き生きと歌う潤くんの少年のような楽しそうな表情!素材の良さが生きまくってる!!!

 

「Miles away」でリフターの周りに薄いふわふわ浮遊する布を纏ってたのが面白かった。なんていうか近くで見たらクラゲみたいで最初「な!?なにこれ!?ww」って思った。笑 でも青や紫の照明を纏う布がゆらゆらと揺らぎながらリフターの周りを浮遊している姿がすごく幻想的で夢の中のような綺麗な景色だった。でも近くで見るとクラゲ(ごめん)(好きです)。リフターの周りを布で囲うって挑戦的な演出だなーと思った。

 

「WONDER-LOVE」~「また今日と同じ明日が来る」。ハイ二宮大先生ありがとうございますタイム。

WONDER-LOVEのダンスが良い…細かいところまで覚えてないから具体的に表現できないのが申し訳ないんだけど、照明演出含め割とシンプルに「踊る」曲で、でもえびのFaFみたいにダンスの技術や手数や激しさで魅せるわけじゃなくて、曲の中で踊ってる人もいれば同じ時に止まってるあるいはゆっくりと動いている人もいて、緩急とオシャレさで魅せる感じ。これはもう見てもらった方が早い!DVD!はやく!!!!!!(T_T)

また今日と同じ明日が来る。またの名を二宮担墓入りソング。思ってたよりもシンプルに魅せに来たな、という印象。ギミゲ沼の住人としては、アカペラ部分や無音部分で何か仕掛けに来るかなと思ってたんだけど、小手先の何かというより「踊りを見せる」ことに特化した演出。ペンライトの光も消して照明も白のみでメインステを照らすというシンプルさ。ギミゲのエロあざといパフォーマンスと対比して、このシンプルさが30代の二宮和也なのかなと思った。

私は今回演出を見逃したくないからという理由で3階席から双眼鏡は一切使わないでコンサート見てました。で、原くん推しの姉に双眼鏡ずっと貸してた。なので正直に言いますと、ダンスの細かいところまでは視界で捉えきれてないです。だからニノソロでどうにか生き延びましたけどこれBDで見たらたぶん間違いなくしぬ。なんかダンスの動きが…すごかった…見たことないタイプの二宮さんのダンスだった…3階席肉眼でもペンライト振るのを忘れて「ア゛ッ……………………(固)」ってなってたんで…………………

今年のニノソロはとにかく踊る、という感じなので会場全体見ず二宮さんロックオン状態で見ても何にも支障ないと思います。これから参戦する方に一つだけ言いたいのは「可能な限り性能のいい双眼鏡を持って行け」っていうことです。二宮担と宇宙six担のみなさんこれは絶対です…必須です…ご武運を祈ります…

 

 そんなニノソロから一転始まった相葉さんソロ「Amore」。今年も来ましたソロ曲盛り上げ隊長!ディスコスター様、Mr.FUNK様とキャラものが続いた近年、今年はどうくるかな!?と思ったら斜め上すぎるところにぶっとんでいった。すごい。

まずツアーT?で出て来たところからびっくりしたんですけど、Jr.と一緒にTシャツぺろぺろ捲るダンス(?)→Jr.を自転車にする(??)→Jr.をサーフボードにする(???)→相葉さんが担架で運ばれる(????)→最後突然のバク宙でフィニッシュ☆(?????)

Amoreどこいったんだろう。恋愛ものの影も形もない。この人ふざけてる!!!ふざけてるよ!!!!!!(CV:二宮)って私の中の二宮和也がまた騒ぎ出す案件。ミラクルボーイスーパーアイドル相葉ちゃんにかかれば楽曲のテーマなんて問題ではないのであった。なんかよくわかんないけど、楽しいし相葉さんが楽しそうだからいっか!!!!!!☆ってねじ伏せる力。すごい。東京ドームで5万5千人の前で深夜バラエティ的ゆるさ。月曜深夜日テレで汐留相葉ランドー!!!って言ってた頃の相葉さんを思い出しました。つまりとっても好きです!!!!相葉さんのバク宙生で見れて嬉しかった~~~~!!!!

 

そんな相葉さんの愉快な世界観は引き続き、相葉さん監修曲「青春ブギ」へ。

まず「恋愛塾を卒業できない劣等生5人(=嵐)」という設定でその時点で嵐コンではなかなかないコントノリがすごくて楽しすぎるんですけど、一人一人の設定がひどい。二宮さんは「ゲームが友達、つまりひきこもり!お部屋のカズ!」みたいな口上読まれるし翔さんの設定「(好きな子に)送った手紙は4000通!恋文の翔!」だし大野さんは釣り人だし潤くんは「痛いのつらいのもっとくれ!ドMの潤!」みたいなこと言われるし相葉さんは「悪い虫から守ります!」っていう体のストーカーだし(本当はそれぞれもっと長くてひどくて愉快な口上があります)、ひどい。すごい。超面白い。超笑った。相葉さんのセンス信頼できすぎるでしょ……………ありがとう………………。そんな設定作っておいて曲は割と普通にいくのが嵐っぽい。関西(エイトやWEST)だったら絶対コント的なものが挟まる。「Love you, and I Love you」の歌詞のところで胸のところでハートつくる振りのベタな昭和感が楽しいしかわいくて最高!!衣装の学ランもよい!!Gの嵐思い出す!!!!

 

ラストスパートのシングルメドレーの選曲が間違いなさすぎた。ハッピーで楽しいシングル曲をぎゅぎゅっと詰め込みました!というメドレー。お客さんも一緒にできる振りがあるものとかC&Rがあるものとかの連続で盛り上がらない以外の選択肢がない選曲。「♪言葉よりも大切なもの、ここには~!」\あるからー!!!!!!/とか、「♪Smile Again~ありがとう」\あらしーーー!!!!/とかいつものC&Rできたのも超超楽しかった!大好きな「きっと大丈夫」「ワイルドアットハート」が久々に聴けたのもものっっっっすごく嬉しかったなーーーー!!!

 

そして本編最後の選曲は「愛を叫べ」。もうねこの曲の置き方がこのコンサートの一番象徴的なところだと思っていて。

「愛を叫べ」ってCM曲だったしここ数年の嵐のシングルの中では代表曲のひとつってくらい結構よく聴く曲だと思うんですけど、そういうここに足を運んでるからには全員が知ってるような曲で、憧れの人の結婚をテーマにしたまぁまさに「Happy」な曲で。

自分が恋愛する曲じゃなくて、憧れのマドンナの結婚を祝福するいわゆる5人は当て馬的な存在としての曲なんですよね。それがなんていうか草食平和イメージで内向きで仲間内で楽しそうな、全員30歳を超えた今の「嵐」っぽい曲だし、同時にド直球に「Happy」な曲でもある。「嵐」と「Happy」が重なる楽曲をこのツアーの最後に持ってくるのは本当に上手い。

そんなオタクのめんどくさい考察抜きにしても、ただただひたすらに、可愛い風船から落ちて来たすごい量のカラフルな紙吹雪の中、明るい照明に照らされて、5人で笑顔でポップな「愛を叫べ」を歌う嵐は「Happy」以外の何物でもない。コンサートの最後に愛を叫べを歌う嵐というのが最高にHappyな景色だった、それだけでもうこのコンサートは大正解だと思う。一番搾りのCMじゃないですけど、「しあわせは、ここにある。」って感じですよねもう。しあわせは、ここにあったんだな…嵐にあったんだ…。嵐を好きになった頃の、嵐を見ているだけで理屈じゃなく楽しかったことを思い出した。前回の記事で「今年は無駄な装飾をそぎ落とした"引き算"のツアー」とこのツアーを表現しましたけど、それに即して言うならば「私の嵐に対しての色んな無駄な感情をそぎ落として引き算したら"Happy"が残るんだな」と思った。

 

アンコール。1曲目って普通アップテンポな楽しい盛り上がりソングがくるものじゃないですか?アンコール登場していきなり「♪全身ぜんれい目指してくWAY(低音ラップ)」ですからね。攻めすぎでしょ嵐。いや確かにC&Rある盛り上がる定番シングル曲ですけどね!?ですけどね!!??wwwwww嵐の攻めの姿勢を忘れないところ最高に好きです。攻撃は最大の防御。しかも結構な長尺でアデイ歌う。楽しいけど、楽しいけどアンコール1曲目でひたすら低音&低温ラップに対して「WAY」「ねぇ」「someday」とC&Rし続ける我々、なかなかシュールなのでは???

五里霧中~エナソンの流れは嬉しすぎて叫んだ。私がアンコール定番曲の中でも大好きな一曲「五里霧中」、初めて生で聴けた…嬉しいいい…最近歌ってないからもう歌わないかな忘れちゃったかなって思ってた…。エナソンも言うまでもなく大好き、嵐作詞二宮さん作曲なんて問答無用で好きだし問答無用で盛り上がる。最高!!!!!!

アンコールラストは「Daylight」。今回のツアーの雰囲気の中でこれを最後の最後、っていうのは結構意外かもしれない。でも本編ラストの「愛を叫べ」とある種好対照な選曲だと感じる。愛を叫べが弾けるような王道Happy、だとしたら、Daylightは割と重めではあるんだけどその中にある一筋の希望に向かっていく、道の先にあるHappyに向かっていく曲だと思っていて。それは翔さんのラップ詞が象徴的。

かすか光る非常灯

希望と信じ進む航路

方向示し続ける僕のノート

(中略)

道は今は開いてる

"Believe in myself"

未来へ誓って 過去が未来を照らしてく

 

すごくHappyで、楽しくて、くだらなくて、沢山笑って、極上のエンターテインメントショーであり同時に皆が熱狂し盛り上がるライブでもあり、終わった後「あー楽しかった!幸せだった!」って気持ちが残る。ただそんな突き抜けるような楽しさだけじゃなく、一握り、胸にぎゅっと刺さるような噛みしめるような希望の光もある。4年前の「Popcorn」の時はとにかく楽しい!ポップ!盛り上がる!という色が濃かったけれど、2016年の「Are You Happy?」はそれだけじゃない一筋縄ではいかない面白さがDaylightというスパイスを加えたことによって生まれてくる。

今ツアータイトルを書いて気付いたけど、今年のツアーのテーマが「Happy」であるのは間違いないけど、「Are You Happy?」なんですよね。言い切ってない。疑問形。あなたは幸せですか?そんな問いかけを、Daylightが思い出させる。

 

いやーほんとに、面白い。今年はすごく面白いコンサートだなって思う。テーマにゴリゴリに寄せた世界観の極上のエンターテインメント・ショーこそが今の嵐のコンサートの強みだとDIGITALIANとJaponismを経て思ったばかりだったのに、それがまた覆される。手に入れた武器に甘んじない。それは一つの武器にしかすぎなくて、嵐は過去と同じ戦い方なんてしない。プロデュース曲を設けて自分たちを振り返るという色が例年より強かったであろう今回のアルバムは「"嵐"を見つめ直す」という時間になっただろうし、その上で懐かしい曲や懐かしいノリがでてきたんだろうし。だけど昔と同じじゃなくてそれに今の武器や30代の大人の魅力、17年培ったグループへの信頼、等々諸々も重ね合わせて、「2016年の今の嵐」じゃないとできないコンサートになったんじゃないかと思う。

そして世界観バリバリの嵐コンを崇拝していたコンセプトバリバリコンサート信者の私も、今年のゆっるくて楽しいAre You Happyツアーのこともすごく好きになって、アイドルのファンしてるのってこういうことがあるから面白いと思う。大好きになった過去のものを別の角度から軽々と染め変えてくれる。アイドルのおかげで凝り固まった思考がアイドルによって一瞬でほぐされる。それがまた痛快で、やっぱり私は「コンセプトバリバリのコンサート」が好きという以上に「嵐のつくるコンサート」が好きなんだなと。

 

嵐のことをなんだかんだ今日まで離れ切れず、ずるずると追っかけてきてよかったと思います。

ツアータイトルの答えはひとつです。「I'm  Happy!!!!!」。今年も楽しい景色をありがとう。

*1:10Ks!で突然手榴弾のピンを抜いてバクステ付近に投げるという息をするようにセットを爆発破壊する上田くんのこと

*2:RAY/KAT-TUN

*3:とはいえ、近年は割とシンプル傾向が多いけれども