2年ぶりに関ジャニ∞に会って惚れ直してきた話――関ジャニ'sエイターテインメント12/17

1年半前に、実はこんな記事を書いていた。

tk46.hatenablog.com

書くだけ書いて少しすっきりして、公開しようかと思ったけど、迷ってやめた。ネガティブな気持ちのまま書いた記事を、その気持ちをもったままピリオドを打ってしまうのはどうだろうと思って、いつかまた笑って関ジャニ∞に会って来れたらこれまでの経緯と笑い話として公開しようと思って保存していた。ということで、今日、この記事を公開する。そしてこの記事の後日談を語りに来た。

 

2年ぶりに関ジャニ∞に会ってきた。関ジャニズムツアー以来。去年は行こうと思えば行けたけど、行かなかった。関ジャニズムツアーでアイドルのエイトが見せてくれるものと当時私が勝手に求めてたものがなんかうまく噛みあわなくって、エイトのことを追ってたら本人たちに関することもテレビとか周りに関することも変に嫌なところが目について気にしちゃって、その結果エイトについて「安田くんがかっこいい」ことしか楽しめなくなっちゃってて。それが形になって出ちゃったのが前述の記事の話だったんですけど。なんかもうだめだ私エイトのファンとはもう名乗れない、って思って折れちゃってから、近づきすぎるとエイトのことを嫌いになってしまいそうだった。だから距離と時間をおくことで自然と解決してくれるのを待った。

現場に行くのは止めたけどクロニクルと関ジャムは毎週録画してそれなりに見てて、バラエティの関ジャニ∞やバンドやってる関ジャニ∞は結構楽しく見ることができてたから、元気LIVEが終わったくらいからそろそろ大丈夫かなって思えてきて、そして罪と夏がすごくよかったから現場で聴きたいって思って、FC会員の友達に頼んでチケットを一緒にとってもらって行ってきた。関ジャニ'sエイターテインメント。

 

正直、始まるまで楽しめるかちょっと不安だった。これでまたエイトに勝手にがっかりしたらどうしよう、また安田くんのことしか楽しめなかったらどうしよう、と思っていた。だから事前にセットリストも軽くチェックして、好きな曲がたくさん入ってたから、それ聴けるだけで十分だな!とハードルを下げて会場に入った。

 

開演5分前。友達の防振双眼鏡を試しに使わせて貰っていたら、双眼鏡の端でモニターのたこ焼きロゴが燃える。びびる。何が起きたのかと思ったら、注意事項映像が始まった。まじか!エイトも注意事項映像オリジナルの作ったのか!!*1えー今年のコンサート楽しいな!?さすがエンターテインメントとかけたタイトルなだけあるな!?今年はこういう雰囲気か~と思いながら鑑賞。

18時ちょうど、客電が落ちる。OP映像が始まる。今年はどんな楽しいOP映像かな、と思ってモニターを見たら、あれ、なんか、雰囲気が、いつもと…?

 

――煙草。スーツ。銃。組の紋。眼鏡。黒の送迎車。賭博。暴力。漂う裏社会のニオイ。

……ちょっとまって、ねえ、これ。勿論違うけど――私が大好きだった8UPPERSとは違うけど、その雰囲気を継承したような映像。ペンライトを振る手は止まって棒立ちでモニターを見つめる私。鳥肌が立っていた。まってこんなことやってくるなんて聞いてない。

映像が終わって、どこから登場するんだろうって思ってたら、アリーナの出入口。ステージの上ですらないその場所に7人並んで立っていた。それだけでねえ、びっくりするほどかっこいいんですよ。そして黒スーツのバックダンサーを引き連れて、NOROSHIが始まる。

いやびっくりだよ、何ってこの時点で私もう泣きかけ。嘘だろ!!?って自分で自分に笑った、あんなに期待しないようにしてた、2年前もやもやしながら帰ったエイトコンが最高すぎて鳥肌&涙。まだOPですこれ。人ってかっこよさで泣けるんだな、って思いました。

1曲目のNOROSHIがほとんど「ステージまで歩くだけ」という思い切った演出なんですけど、それだけで何でこんなに強そうでかっこいいんだろう、どういうことだ。この裏社会の強者(物理的な意味で)感、生身の強さ、は関ジャニ∞にしか出せない。*2

そして、2年前よりも関ジャニ∞一人一人がむちゃくちゃ輝いて見えて、それにもびっくりした。

安田くんのことはこの2年間もずっと最高にかっこいいって思ってたけど、横山くんって、すばるくんって、村上くんって、丸ちゃんって、亮ちゃんって、大倉くんって、こんなにもかっこよかったっけ。ここまでキラキラ輝いてたっけ。

いやかっこいいとは思ってたしずっと好きだったよ。だけど生で久々に見た破壊力。この人たちジャニーズだった、そんで、五大ドームを埋める男たち関ジャニ∞だった。

7人の雰囲気に圧倒されていたら始まったブリュレ。まって今年のセトリ最高だな?事前にセトリ見てはいたけど実際に見た時のかっこよさが段違いだった。私が前に見たブリュレはバンドのブリュレだったけどやっぱり踊るブリュレも最強にかっこいい。関ジャニ∞を好きになって最初に好きになった曲。大好きな曲。ブリュレという選曲間違いなさすぎ。

私が関ジャニ∞で一番好きな曲が浮世踊リビトなんですけど、もう生で聴けることはないだろうなと思ってたから浮世始まった瞬間嬉しすぎて叫んだ。事前に知ってたけど嬉しいもんは嬉しい。エイトが浮世忘れないでいてくれて嬉しかった…まさかのトロッコ曲だったのはびっくりしたけどな!笑

ここまででも最強にかっこよすぎてくらくらしてたのに、挨拶で真剣な顔で「今日はみなさん、存分に惚れて帰ってください」って言う安田くんがかっこよすぎて腰砕けかけた。しんどい。そりゃその後の亮ちゃんも「……かっこよすぎひん!?(笑)」って笑っちゃうよ。わかるよ亮ちゃん。かわいい。

そしてその後私がエイトにハマったきっかけだったT.W.Lがきて、何これ私の為のセトリなの?と勘違いしかけるくらい選曲が神すぎて震える。近年の関ジャニ∞って「これが俺たちだ!」って提示してファンがそれについていく、みたいな形のイメージがあって、その形がぶれたとは思わないんだけど、関ジャニ∞ってこんなにファンの需要分かってるグループだったっけ?ってびっくりした。それか、関ジャニ∞の見せたいものとファン…というか私が見たいものが今年ものすごく一致していたのかもしれない。だとしたらものすごく幸せなことだと思う。

 

久々に映画版じゃない元祖のエイトレンジャー見れたのも嬉しかったし(ドームでのエイトレンジャーって本当贅沢なドームの使い方~!!)、そこの流れもツアータイトルにちなんで「エンターテインメント」をテーマにしたものでその構成もよかった。あんなにフライングを無駄遣いする人初めて見た!!河合くん*3以上の無駄遣い!!!(全力で褒めてる)

オレンジの変面もエイトらしい笑いのスパイスが入ってたし、心の声を出す手法は中丸くんのボイパコーナーを思い出した。こんなところでシンクロするYJ。イエローの扉のやつもただただ楽しくて笑った。めちゃめちゃエイトっぽい。笑

あとナスは死にがちだしブラックは不憫な役回りになりがち。

なんていうか今回のレンジャーコントはテンポが良くて見やすくて個人的にかなり好き。

 

山田ユニット曲が王道アイドルな爽やかな曲で、隠れスキルメンというかやればできる子二人が笑いじゃなく本気でアイドルらしく踊りにきたというのが嬉しかった!!山田って本当はかっこいい二人なんですよ~~;;;って胸がいっぱいになった。山田コンビ、好きなので(基本的に大山田が好き)、こういう素敵な形でのユニ曲ができたのが本当に嬉しい…!

 

罪夏~がむしゃら~イツマイの流れがテンション間違いなく上がる最高のとりあわせ。罪夏楽しみにしてたからトロッコだったのまじかー!って思ったけど、夏のリサイタルもあったし冬ツアーならこのくらいかな~って感じもある。なにより聴けたことが嬉しかったから全然気にならなかったしそれより久々にイツマイ聴けたの嬉しかった(泣)

 

MC後、アコースティックコーナー。ここの1曲目がどうも日替わりらしいって聞いてたから、何が来るかドキドキだった。正直これまでの選曲の中ではBaby Babyがものすごく好きで(ぱっちアルバム大好き芸人)、それを超える選曲はこないだろうと踏んでいて、でもそれなりに好きな曲くるといいなーって思いながら始まったイントロ。あ、このイントロ聴いたことある、なんだっけこれ、多分好きな曲だ、曲名出てこない…と思っていたら、丸ちゃんがワンフレーズ目を歌い出す。

「――♪休みの午後昼下がり 駅の道まっすぐ駆け上がり」

!!!!!!!!!!!!!!!!!

叫んだ。自然とうああええええええ!!!!!??????;;;;;;;;って声出てた。周りも一緒だった。ドームに今日イチの歓声が響く。ドーム揺れた。

I to U。まさか、まさか聴けるとは思わなかった。エイトの中で大好きな曲三本指には入る。っていうか、今日のセトリに私の好きなエイト曲TOP3(浮世、象、I to U)全部入ってきたんだけどどういうことなの。(ちなみにソロユニ曲を含むとそこにdesireとアイライロも参戦します)(TOP3にならない)

アコースティックの柔らかな音にI to Uの柔らかで切ない曲調がものすごく合う。すごい、なにこれ、今年の関ジャニ∞なにこれ。

「♪嘘つきになってしまって 秘密だらけの体重なって 光も届かない そして君は何処にもいない」「♪得意料理が並ぶ 威張る顔見てまた笑う 誕生日に欲しいものちゃんと言うって決まりや」、ここの安田くんパートが歌詞も安田くんの優しい歌声も本当に大好きなんですけど、生で聴いた破壊力がすさまじい。ギター片手に歌ってる安田くんの、前者はかっこいい表情、後者は優しい表情、が本当に、もう、好きしかない。安田くんには特にリア恋じゃないはずなんですけど正直控えめに言って恋に落ちる。

その後の言ったじゃないかアコースティックバージョン「言ったじゃないスカ」はちょっと笑った。言ったじゃないかも好きな曲だから嬉しかった!

 

Black of night。安田くんが作詞作曲&PV演出にも関わったとんでもねぇかっこいい曲がある、とは聞いていたけど、実はなんだかんだでちゃんと聴くのはコンサートが初。まあ安田くん作詞作曲のダンスナンバーでかっこよくないはずがないです。安心と信頼と実績の安田章大

楽曲としての完成度がいつものことだけどものっすごく高いし、洗練されている感はあるのだけど端々に安田節を感じて(吐息とか、テンポの外し方とか、音の選び方とか、言葉の選び方とか)、最高of最高…。この曲を作った安田くんにも、安田くんに曲を作ってもらおうと動いたメンバーなのかスタッフなのかわからないけどとにかくこうして表に出してくれた環境にも、衣装のかっこよさや演出照明のかっこよさにも、全方位に感謝…。

 

バンドまでのつなぎにセッション映像で繋ぐというのが新鮮だったし感嘆した。こういう映像の使い方があるのか!と。そこで演奏していたのがTOKIOの「LOVE YOU ONLY」。

映像のエイト「♪きーみがー」客\♪きみがぁー/って映像とのC&R成立してたのにも笑ったしみんなラブユーオンリーのC&Rよくご存じで!音楽番組とかでもやってるもんね!!(私もできる)(DD)まさかTOKIOのライブ経験するより先にエイトでラブユーオンリーのC&R経験することになるとは!!

 

そしてバンドセットにスタンバイするエイト。モニターに「Tokyoholic」という文字が出て、始まった曲。

え、なに、めちゃくちゃかっこいいしゴリッゴリに攻めてる、何この曲!?は!!!????こんな曲がエイトにあったなんて聞いてないんだけど!!!????と衝撃を受ける。これどこのCDに入ってる曲なんだ、コンサート終わったら買いに行かなきゃ、と強く決意する。

だけどコンサートの後に知ったんですけど、これ、未音源楽曲だそうですね!!??は!!!!????(二回目)しかもTokyoholicってタイトルもここで初めて出たの?それまでみんな「10.25のセッションの曲」って呼んでたの?えっこれどこかに映像で残されてるの?ツアー初出ではない?NOROSHIに入ってるの?亮ちゃんが作ったの?天才か?ここ2年のエイト事情はだいぶ浦島なんでちょっと誰か教えてほしい!!!!わりと安価で買えそうだったら買いかねない!!!!!!!!!!!(白目)

Tokyoholicの何がこんなに好きかって、まず曲調ドンピシャ好みだし、歌詞もドンピシャ好みだし、モニターの演出もいいし、何よりこの歌詞を今の関ジャニ∞が歌うっていうのが本当、最高すぎる。

歌詞の内容としては、「東京の街は嫌いだ!いけ好かない!でも中毒性がある街だ気を付けろ!まだまだここが始まりなんだ!だからやっぱり憎みきれないんだぜ東京!!」みたいな話なんですけど(雑すぎる要約)(こういう雰囲気のことを100億倍くらいかっこよく泥臭い言葉で歌ってる)、これは関西から上京してきて、東京の街で関西のアイドルとして第一線で戦い続けてる関ジャニ∞にしか歌えない曲だと思うし、関ジャニ∞が今この歌詞を歌ってくれたことが嬉しかった。

私が関ジャニ∞というグループをちゃんと認識したのは、嵐がきっかけだった。あの頃関ジャニ∞は「嵐のライバル」という立ち位置で色々嵐と対決したりしていた時期で、東の国民的アイドルvs西の人気急上昇同期、みたいな構図があった。私自身もそうだったし、私の周りにも嵐とエイトを掛け持ちしてる人がたくさん増えた。

でも、やっぱり、2016年の今、未だに嵐のコンサートは全然チケットとれなくて、年末テレビ誌の表紙も全部嵐だし、紅白の司会も嵐からまた出たし、「国民的アイドル」の地位は今なお強固になるばかり。関ジャニ∞も五大ドームツアーを続けて冠番組もたくさんあってファンも熱くて、人気は安定していて、でもなんか、そこで安定しすぎてきちゃってるんじゃないかみたいな空気も漂ってる気がして。個人のスキルもグループのスキルも高いのにうまく世間にハマりきれてないのが惜しいよなあと思ったりしていた。エイト自身は今後どうしていきたいんだろう。このままで満足しているのか?もっと売れたいと今も野心を燃やしているのか?そうずっと思っていた。

でもTokyoholicで、ここはまだまだ始まり、と歌ってくれた。泥臭くて野心メラメラで売れたいって言ってた関ジャニ∞は、2016年の東京ドームの真ん中に、まだまだ居てくれた。関ジャニ∞はまだまだ東京の街で戦う気なんだって思って、その姿がむちゃくちゃ頼もしかった。関ジャニ∞まだまだやれる、まだまだ道の途中なんだって思った。それがすごく嬉しかった。

 

そして、そこからの、象。かっこよさの過剰摂取で倒れそう。イントロ~歌い出しまでカメラワークも安田くんかっこいいスペシャルで無理しんどい。象は本当に本当に大好きだし安田くんのファンとしてものすごく大切な曲だから、また、そしてバンドで聴けてもう…本当…ありがとうございます…。涙

最後の曲がNOROSHIというのも、OPからの流れが上手すぎて唸った。OPをNOROSHIで始めて最後またNOROSHIで締めるという流れが秀逸すぎる。普通に歌うバージョンとバンドバージョンでNOROSHIを聴ける贅沢。

もうほんとNOROSHIがかっこよすぎるので、このかっこよさは考えるな感じろ、読むよりも聴くが早い。これを今の関ジャニ∞が歌うということも含めて、最高。

NOROSHIを歌い上げて、そのままステージ端の階段を下りてハケていく7人の生身の男の背中が最高にかっこよくて、全力で拍手を贈り続けた。

 

ところで、私が2年前にもうだめだ私って思った決定的な瞬間が、前述の通りニズムコンのバンドパートで安田くんが機材に隠れてて一人だけ全然肉眼で見えなくてそれがものすごいショックだった自分がショックだったということだったんですけど。

今年は360度ステージで、音響機材はモニターの横にくっついてたから、あっ今年は大丈夫かな~と思ってたんですよね。フラグでしたね。

今年も安田くんだけ機材の柱に隠れて見えない。

機材は私に何か恨みでもあるのか!!!!!???

でもね~~~全然気にならなかったんです。安田くん見えない!まじか!じゃあ双眼鏡やめてモニターで見よう、って。モニターに映る関ジャニ∞を楽しんで、曲を聴いて楽しんで、それで十分楽しかった。そう思えて本当によかった。

「安田くん」以上に「関ジャニ∞」と「関ジャニ∞の安田くん」が一番好きだ、と思える今でよかった。

 

久々に見たら美しすぎてびっくりした、美しくてかっこよくてメンバー愛が深い愛すべき最年長横山さん。

バンド曲ではパワフルな唯一無二のボーカルがかっこよすぎた、アイドル曲ではカメラアピールもする姿がかわいすぎたすばるさん。

「バカになろうぜぇぇ!!!」「俺たちの大事な、大事な、大事なエイターに大きな拍手を!!!!」と叫ぶ姿が男前すぎた村上くん。

愛すべきキャラクターと、バンドやダンスの時のかっこよさのギャップがすばらしすぎた丸ちゃん。

歌っている時はあんなにかっこいいのに、喋ると相変わらずすごくかわいい亮ちゃん。

立ってるだけでイケメン、笑えばふにゃふにゃの笑顔がかわいくて、実は真面目でファンやメンバーに対して真摯な最年少大倉くん。

そして、最高に男前でかわいくて多彩すぎる魅力をもつ安田くん。

この7人の一人一人が好きだと思ったし、この7人で戦い続ける関ジャニ∞が好きだと思った。久々に思い出せた。

 

惚れ直させてくれてありがとうな!!!!!!!今年の関ジャニ∞に会いに来れてよかった!!!!!!!!!!

楽しさと嬉しさでふわふわしてるの半分、かっこよさでくらくらしてるの半分、の帰り道、買うか迷ったまま買ってなかったこれを衝動的に買って帰りました。

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関ジャニ∞、楽しかったぞありがとう!!!の感謝を込めて。Black of nightのPVも最高でした。

 

*1:A.B.C-ZのSLTもあった

*2:KAT-TUNも裏社会似合うけど銃と頭脳でのし上がってきた感ある、エイトはもっと物理の強さ…

*3:S L Boy