極彩色

語りたがり考察したがり、めんどくさいじゃにーずをたく

5人は世界の色を変える

私がA.B.C-Zのファンになる強い後押しになった映像が3つある。

一つ目は2013年に日本テレビで放送されていたバラエティ「J'J A.B.C-Z オーストラリア縦断資金0円ワーホリの旅」。えび担には説明不要のワーホリ。

二つ目は「A.B.C-Z Twinkle×2 Star Tour」。同2013年のコンサートツアーのDVD。これで引き返せなくなった感がある。

三つ目はこちらも2013年に出演した日テレの朝の番組「スッキリ!!」での生ワンカメパフォーマンス、である。

 

2013年頃のA.B.C-Zは音楽番組でもそうでなくてもとにかくワンカメショーをすることが多かった時期で*1、中でもスッキリのワンカメは打ち合わせやパフォーマンスの考案、リハなどから密着してくれていたのだが、何よりもそのパフォーマンスがものすごく印象的だった。

パフォーマンスはスタジオがあるフロアの端の会議室。そこから長い直線の廊下を通って、スタッフさんが沢山いるサブを通り、スタジオに入ってフィニッシュという構成。

「スッキリ!!」は朝の情報番組であり、音楽番組じゃない。派手で豪華なセットもキラキラのスポットライトもない、ごく普通のほのぼのとした番組のセットだ。

 

パフォーマンスが始まる。

何の変哲もない会議室も廊下も、A.B.C-Zがキラキラのアイドルスマイルで歌い踊り駆け回ればそれだけでステージになるということを目の当たりにした。

ホワイトボードで自分たちの今の位置を示してみたと思ったら、長い廊下は塚田くんの連続バク転の花道に変わり、とそっちに気を取られているといつの間にか別のメンバーは衣装を変えている。スタジオに戻ってきたらスタジオ内の窓から顔を覗かせてみたり、セットに置いてあるアイテムはパフォーマンスを楽しくする小道具になる。そしてスタジオの一番広いところで歌って踊ってアクロバット

会議室や廊下、情報番組のスタジオ。そんなありふれた日常のひとつひとつ、そこにただあったものが「楽しい」の材料になる。何の変哲もない景色がA.B.C-Zによって鮮やかな色に塗り替えられる。そんなパフォーマンスにものすごくワクワクした。このパフォーマンスを私は何回繰り返し観たかわからないしA.B.C-Zが気になるという人がいたら絶対この録画を見せている。

 

A.B.C-Zが世界の色を変える」という感覚はA.B.C-Zのファンになってからもずっと更新され続けていて、あれから4年が経っても何度でもびっくりさせられる。

スッキリのワンカメみたいに、ありふれた日常の風景を。「どうせ出番は短いから」「またこの曲だから」なんてファンが勝手に抱いていた諦念を。ただなんとなく停滞した気分を。そういう何となく沈んだ色の景色を、世界の色を、A.B.C-Zのパフォーマンスはほんの数分、あるいは数秒で一気に塗り替える。世界はきらきらとした鮮やかな色に変わる。

与えられたステージを最大限に生かしたパフォーマンスの構成であったり、「いつもの曲」でも衣装やパフォーマンスの内容を都度変更して新たに楽しませる要素を絶対に組み込む姿勢、何よりもいつもパフォーマンスに真摯かつ5人がステージを心から楽しんでいるそのキラキラした目。彼らは心底アイドルであり、貪欲だ。常にもっと上を、もっと楽しいステージを、と最高に貪欲でだからこそいつも最高に眩しい。期待して待っていてもいつもそれ以上で応えてくれる。

A.B.C-Zのパフォーマンスが終わった後は5人がびっくりするくらいキラキラして見えて、そして目に映る世界の彩度が一気に上がって、世界の色ががらりと変わったような感覚に陥るのだ。本当に。

 

2017年9月18日、MステウルトラFES。

塚田くんの怪我が心配な中始まったパフォーマンスはこちらの心配なんて一瞬で吹き飛ばすほどのもので、怪我なんて忘れてしまうくらいしっかり踊りながらも塚田くんの足に可能な限り負担がかからないような、それでいて心配するファンを安心させるかのように今できる限りの動きを組み込んだ構成。それだけではなくて、Reboot!!!で使ったキューブを取り入れた新しいアクロバットさえも入れてくる。心配なんて全然する必要なかった。A.B.C-Zときたら、今の状況をものともしない最高のパフォーマンスをまた更新してきてしまった。

一連のパフォーマンスが終わっていつもの5starポーズをキメるA.B.C-Zの5色の衣装がすごく鮮やかで5人の後ろから光が出てるんじゃ!?ってくらいキラキラして見えた。

 

A.B.C-Zのパフォーマンスにあるのは、パフォーマンスの高い技術や派手なアクロバットは勿論だけれどそれだけじゃない。

彼らには、彼らのパフォーマンスには世界の色を変える力がある。私は結構本気でそう信じている。

 

 

A.B.C-Z、今日も本当にほんっっとうに最高のパフォーマンスでした。大好きだ!!!!!

 

*1:Mステ、音楽の日、PON!、徹子の部屋など