極彩色

語りたがり考察したがり、めんどくさいじゃにーずをたく

Thunder

少し前に書いた増田さんの記事、アップしたすぐ後に増田さんの装苑連載が決まって、あぁ増田さんすごいな、私があんなぐだぐだ心配する必要もなかったなお恥ずかしいー!と思ってそっと非公開に戻してたんですけど、またこそっと公開設定に戻しました。(石投げられるかなと思ったけど、NEWS担の方増田担の方にお星様つけて頂けて嬉しかったしとてもほっとしましたその節はありがとうございました…)

 

 

シゲアキのクラウド、EPCOTIA極私的ライナーノーツ。ソロ編を読んだ。

ふたたび「ド新規NEWSファンの私目線から見た極私的解釈の増田さんの話」をします。

 

Thunder。

EPCOTIAフラゲ日の夜、わくわくしながら大事に聴こうと思って、一周目は布団に潜って部屋の電気を消して(自宅でできる精一杯の宇宙感)、アルバム収録順通りに再生した。そして一番最後にあったのが、増田さんのソロ。Thunder。

ゴリゴリに激しい曲と雑誌のインタビューなどで語られていたので、元々ゴリゴリに強い曲が好きな私は非常に楽しみだった。LIS'Nみたいな感じかな~と思っていた。

アルバムを一周したらすぐに二周目に行くつもりだったのだが、しかし、Thunderを聴いた後数分間呆然として動けなくなってしまった。

歌詞カードも見ずに聴いていてそもそもリスニング能力が非常に低い私なので、歌詞の意味はその時点でほとんど拾い切れていなかったのだが、「なんだかとても、すごい、やばい曲だ」ということだけは分かった。語彙がないのがバレる感想である。

割と早い段階で感じたのは、「これまでの増田さんの格好いいソロは、”格好よさ”を身に纏う、増田さんの手腕で乗りこなす感じだったけれど、今回のソロは逆だ」ということ。「増田貴久というそのものを曝け出してぶつけてきた曲だ」と歌詞をちゃんと読み解こうとする前の段階から感じて、他でもない増田さんがこういうソロをやってくるということに驚いて、震えた。増田さんがこんなに曝け出したことに、向き合うことへの怖さすら感じるほどに。

 

歌詞カードはフラゲ日にざっと見ていたのだが、基本的に曲は移動中や何かの作業中に聴くことが多かったので改めて歌詞を眺める機会もあまりなく。途中までEPCOTIAの感想記事も書いていた(今UFOの途中まで書いてストップ中…書き上がるかは不明…)から、自分の解釈が固まるまで他の方の感想は入れないでおこうか迷ってまだあまり見ていない。結局まだThunderに向き合えていなくて、感想記事を書く時にちゃんと歌詞見て考えてみようと思っていたのだけど結局書けないまま今日までずるずる放っておいてしまった。

そして今日更新された、EPCOTIA極私的ライナーノーツ、ソロ編。

電車で吊り革に掴まりながら読んだんですけど、よく自分の体重ちゃんと支えながら読めたな私と今思ってる。読み終わって、電車降りてからも足にあまり力が入らなくて笑った(いつも帰路は大股アンド早足で歩くのに)。途中で何度もThunderについて考えて立ち止まりそうになったし、小さい段差で一度転びかけたけど、何事もなく帰宅できてよかった。我ながらライナーノーツに抉られすぎている。

帰宅して、胸が苦しい…と思いながら、意を決して歌詞を久しぶりに読んで、ライナーノーツと照らし合わせてまた抉られてる。

 

NEWSをちゃんと見るようになってから、思えば増田さんのことでびっくりすることが結構多い。

最近で言えばジャニウェブの○○。増田さんがあんなに、あんなにひとつひとつの仕事に真剣で、ファンにこんなにもまっすぐで大きな愛を節目節目で言葉にする人だってこと、私NEWSのファンになるまで全然知らなかった。なんかもっと飄々として、俯瞰で見てる人なのかなって勝手に思っていたから。

コンサートのMCの加藤さんいじりの中で加藤さんにだけ歓声を上げない芸という流れがあって、じゃあ最後シゲに全力で歓声上げてー!ってなった時、そのあまりの歓声の大きさに加藤さんが目をキラキラさせて喜んでいる横で増田さんが本気っぽい声で「嫉妬しちゃうなぁー!」って言っていたのもびっくりした一つで、増田さんってこんなにファンのこと大好きなんだってびっくりした。(これ、今現在私が好きな増田さんランキング1位です)

あと、私が入ったネバラン東京ドーム初日。増田さんが涙したことに、めちゃくちゃびっくりした。ドームといってもここ数年はNEWSは毎年立ってきた場所なはずなのに、「夢のステージでパフォーマンスできて幸せでした」って心の底からそう思ってるんだろうなって声色で言うものだから。

先日発売したan・anでも、去年福岡に行った時福岡ドームを見て「何でここでできないんだろう」と悔しかったって。五大ドームやりたいって。増田さんがそんなふうに、大きい会場でできないのが悔しいって言うなんて、そんな風に思うなんて。(これ、J's倶楽部でちらっと我が自担塚田くんとドームの話してた翌日に読んだからまた響いた)

増田さんってこんな人なんだって驚くことがたくさんあって、私増田さんのこと全然知らなかったんだなーって考えていて、気付いた。

私、NEWSにちゃんと向き合うまで「誰かを通した増田さん」しか知らなかった。

最初は、中丸くんのお友達の増田さん(CHAINで遊びに来た時のことが印象的だった)。塚田くんの同期で飲み友達の増田さん。嵐が大好きで翔さんが大好きな増田さん。聡ちゃんがめちゃくちゃ憧れているスーパーアイドル増田さん。

私、「NEWSの増田貴久」をごくごく最近まで知らなかったんだということ、今更になって気が付いた。

 

ここまでだけで結構長く書いてしまった。

さて何を書こうか、何に触れようか。なんていうか、私が抉られたポイントってライナーノーツの一文一文全部だから、「みんなシゲアキのクラウドを読んで」としか言えないんだけど。

なんかもう、ほんと、なんだろう、胸が苦しくなる。しんどい。一度こうやって加藤さんの手によってひとつの解釈を読み解かれて、改めて歌詞を見るとぐっと歌詞の世界がクリアになって、だからこそ突き刺さる。本当、加藤さんの文章は天才的なまでに人の心に鋭く刺さってくるし、揺さぶってくる。これはめちゃくちゃ褒め言葉としてです。最後の一文をああ締めくくってくる加藤さんは本当にひどいし優しいしひどいや、もう。ああ加藤さんの文章が好きだ。

特に刺さった歌詞のワードを挙げるならば、「Am I still your star?」のあたりですね。だって、スター、カリスマ、ホープ、ヒーロー…どれをとっても全部私がいつもアイドルに感じていることまさにじゃないか。それを「Am I still your」なんて言葉で言われたら。

 

冷静に分析している加藤さんが、最後「ひどく共感する」とも書き始めたあたりでまたウワァァ、となるのだけど、これは読者、アイドルファン、そして加藤シゲアキファンもまた抉ってくるのだけど極私的解釈で言うとこう書いたのも加藤さんの増田さんへの優しさなのかな、みたいなことも思ったりして。色々増田さんの「代弁」のようなかたちで解釈を連ねてきてからの「共感する」という言葉は、この「痛み」「葛藤」はまっすーだけじゃないよって言ってくれているような気がするのだ。ああ加藤さんよ…と、抉られながらもあたたかい気持ちになってでも結局まあダブルパンチで抉られるっていう、そんな加藤さんの文章本当好きだなって思いましたね(再)。

 

アイドルって本当にすごい仕事だなってちょうど最近も、むしろ今日もまたぼんやり考えていたところだった。

アイドルって不可逆で、「アイドルになる前」に完全に戻ることって絶対できないし、とりわけ現在のジャニーズは「アイドルにゴールがない」時代であり。ゴールもなければ正解もない。どうやったらテッペンとれるのかも分からない中で、どんどんアイドルの数は増える。もうとっくに飽和状態だし、何十年やったってトップが獲れるなんて限らない。正直、今の飽和状態にどこか閉塞感さえ感じるほどだ。(それを打破するアイドルを、嵐ファンとして、私はずっと待っているのだけど)

そして現在はネットが発達して、本当により沢山の目に簡単に晒されるし簡単に色んな記事が出る。ちょっとした言動もすぐネットニュースになったりして、時には根も葉もない噂がどこからか流れたりして、何かあればすぐ匂わせだなんだって騒がれる。

こんなこと言うのはものすごくおこがましいとは分かっているんだけど、例えば、例えばの話で。自分に分かりやすく置き換えてみたら、私なんかもただの名もなき小市民だけど、ツイッターで繋がる人が増えて、フォロワーさんが最初は十数人だったのが数年かけて何百単位になってきてから、なんとなくツイートするのに躊躇うシーンが増えた(フォローして頂けるの自体はとっても嬉しいのは間違いなくて、それとこれとはまた別の話で!)。どこで誰が見ているか分からないネットの世界で、個人情報に繋がりそうなこととか、何か敵を作りそうなこととか、発言するのに色々考えて止めたりとか言葉を無駄に連ねて誤解されないように言い訳がましいことばっかり付け加えたりしている。ツイッター自体は超楽しいんだけど!!!!(ここ誤解されたくないところ)(また言い訳)、たまにそう思うこともあるって話。(以上、例え話でした)

ネットで炎上しようが何しようが匿名の趣味だからすぐ尻尾巻いて逃げられる、アルファツイッタラーですらない何の変哲もないただの自意識過剰OLでさえそうなのだ。それとは比べものにならない何百万何千万って目線が注がれて、しかも本名で、一生賭ける仕事としてやっているのだ、彼らは。

本当に、「もし自分だったら」って想像したらとてつもなく怖いなって思う。一瞬だって気を抜けない。ほんの少しの失敗ですぐ足元が脆く崩れてしまうような世界だし、ファンは選べない、勝手に好きになっていつの間にか離れていく。そもそも安定した足場なんて存在しないかもしれない。この世界(芸能界)は逆向きのエスカレーターだ(何もしなければ下がっていくだけ、上がり続けてようやくその場に留まれる)という言葉をどこかで聞いたのだけど、どこでだったか。でも本当にその通りだと思う。

そんなことを考えていたから、加藤さんの言葉に「そうだよな」と思った。その言葉が聞けて抉られたのと同時に、そうだよなそう感じてるよなと知れてほっとした…という言葉は適切ではないかもしれないけど、そんな風に感じた。

 

だからこそ、それでも、そう感じていてもアイドルを続けていてくれるって、ものすごいことだって思うのだ。だから私は今日もアイドルで居続けてくれる、そんな現実があったってそれでもステージに立つことを選び取り続けてくれる好きなアイドルたちに心底感謝するし、それって奇跡なんだって思う。

アイドルっていう仕事はきっとステージの上のキラキラした部分だけじゃない、辛い部分も圧倒的に大きいはずで、でもだからこそ全部踏まえても好きなアイドルが「アイドルでいて幸せ」って本気で言ってくれることがめちゃくちゃ嬉しいし、ファンとして彼らがそう思える景色をできる限り見せ続けたいって思う。ファンとしてそれくらいしかできないし、逆に言えばそれこそがファンがアイドルにできる最大のことだと思うのだ。

 

それらを踏まえて。

増田さんがこの葛藤を曲にして、ファンに届けるということ。この全部曝け出した、痛切な、本当に「雷」のような曲を。「表に出さない」ということもできたはずだ。だけど増田さんは、この曲をアルバムに入れると決めた。

この曲を届ける相手は、他でもないNEWSファン、増田さんのファンだ。

ドドド新規なので何か的外れなことを言っているかもしれないけど…増田さんがこの選択をしたことに、「増田さんはファンのことをすごく信頼しているんだろうな」と思った。こういう曲を出すのは、少なからず怖さが伴うんじゃないかと思うけれど、それでも出したのはきっと、ファンは受け止めてくれるって全部吐き出しても分かろうとしてくれるって信じてたからなんじゃないかな、と私は感じた。そして他でもない、増田さんが大事にしてきた「歌」という方法で。

増田さんにとってファンという存在が、それだけ心を預けられる存在なんじゃないかって、そうだったら本当によかったなって、曲自体はしんどいし抉られるけどそうも思えてとても救われた気持ちにもなるのだ。

 

増田さんとPONの記事でも書いたけど、マスシゲが今後のNEWSの鍵のひとつになるんじゃないかって根拠はないけど思っていて、Thunderについて考えていたら「やっぱりこれから増田貴久の時代がくるんじゃないか」って思った。PONもね、本当に毎週すごく待遇がいい上に増田さんが毎回とても全力で楽しんでいるのも伝わってきて最高だし。なにより増田さん自身の強い意志を(これまで私が感じてこなかっただけかもしれないけど)ここ最近よりビシバシと感じるのだ。

(後輩の話になってしまうけど、この状況、ちょっと聡ちゃんの初ソロ曲「Break out my shell」発表~現在にかけての流れも思い出した。増田さんに憧れている聡ちゃんはこの曲を聴いてどう思ったかな)

Thunderのこと、向き合うのにはとても勇気が要る。ここまでたくさん書いたけど、100%真正面から向き合うことってまだまだできていない。怖い。でもきっとこれからもっと増田さんはすごい人になるのだろうなあって思って、ソワソワもするのだ。

 

私はまだコンサートに入れていないから、コンサートではどんな衣装でどんな照明でどんな演出でどんなふうに増田さんがThunderを歌っているのか何も知らない。緊張するけど、楽しみだ。

それを見た時また私の目にThunderがどういう風に映るのか。私の初日まで今のところまだ1か月以上あるから答え合わせまでまだしばらく、ドキドキしながら待っている。