2018年/星の旅人たちへ

tk46.hatenablog.com

さて。ここから半年が経った。

あっという間にもう12月、年末なので、今年の話は今年のうちにしてみようと思う。

6月からの話を沢山するので、嫌な方はお気を付けくださいね。

 

正直に言うと、半年後の今まで加藤担やれてる自信がこの時あったかと言われれば答えはNoだった。それはこの時書いた言葉が嘘だったってことは全くなくて、この時書いたことは全部本気で思っていたし今も変わっていない。

しかしもう10年目に突入した私のジャニオタ人生の中で、色んなグループに軽率にハマっては熱量が落ち着いて…を繰り返してきたから、私は私の感情の未来をあんまり信用していない。今この瞬間どんなに好きでも、明日急にスンッ…と熱が落ち着くかもしれないとも思っている。しかもこんな風に啖呵切るみたいな始まり方をして笑、反骨精神だけは無駄に強いオタクの私はこの騒動がある程度落ち着いて彼らの安定した活動が戻ってきたら安心して茶の間に戻ってしまうんじゃないかって自分の感情を疑っていた。加藤さんとNEWSのことを「好きでいる」自信は揺るぎなくあったけど、「自担」は私にとって圧倒的に特別なものだから。(このブログでも書いた通り、ネバラン円盤で狂ってから加藤さんを「自担」と呼ぶまでずーーっと半年近くうんうん悩み苦しみ続けていたくらいに)

 

でもまあ結果的に、私は今日も元気に加藤担をやっている。この記事を書いた時から変わらず、塚田くんも加藤さんも自担である。

 

この記事を書いたのは件の報道があった翌日の夜、加藤さんがビビットで事の経緯を説明した録画を見た直後である。そう考えると、ここから色んなことがあったし、私の感情も色々動いたなと思う。

私はもう人生の半分を軽く超えてインターネットにいるし、ジャニオタになってからも色々経て割とネットのあれやそれやへの心の対処は心得ている方だと思っていた。しかしそれでも、感情が波立ったりぐらついたりすることが沢山あって(彼らが好きだという気持ちは一切変わらないが、色々な言葉を目にして考えたりすることが多かった)、いや~私もまだまだだなと思ったりした。

特に私が、油断していたこともあり結構食らったのは元々一方的あるいは相互に知っていたジャニオタの人たちからも、今回の件について(…は色々意見があるのは仕方のないことだとは思うけれど)、それだけではなく元々彼らを快く思っていなかったのだろうなと思われる言葉もこの機に噴出してきたこと。また小山さんが復帰してからも「何でNEWSはあんなことがあったのに○○できるの」といったような(自グループと比較したメディアの待遇に対する不平不満も含めた)言葉がリツイートされてきたりしたこと。

私は近年は「私が見ていてハッピーな気持ちになるTL(リストも含め)」を作ることを心掛けてきたし、基本的に私がそうして構築してきたTLはいつもそういう状態だったので、結構びっくりしてしまった。知っている誰かに負の感情を持ちたくなかったので、私の感情が落ち着くまでミュートとかワードミュートとかで一定期間自衛をしたりもした。

そんなことがあったので、報道からしばらくは、仲のいいオタク友達や信頼しているフォロワーさん、信頼できると思ったNEWS担の方というごく一部の世界以外はいつどこで彼らに対する負の感情を踏んでしまうか分からない…とNEWS担としての自分は自衛の為の殻を作った。多分ほとんどNEWS担がいない私のフォロワーさんたちの中にもNEWS、あるいは小山さんや加藤さんのことを嫌いな人もいるんだろうなとその時思ったけど、私のアカウントなので私の信じる「好き」を拾い集めて発信し続けた。

 

…と、辛気臭い話が続いてしまったけど、私が振り返りたいのはここからの話。

そんな風に私は自分の殻に籠ることで色んな言葉が飛び交う日々の中で自分の感情を守ろうとした。そうしているうちにツイッターでその話題も減っていって、小山さんも復帰して、NEWSの活動も再び安定していった。けれど上記のようなことがあったので、私の中では「みんな言わないだけで色々思うこともあるのかもしれないな、もしかしたら嫌いなのかもしれないな」と心の奥の方で長いこと警戒態勢は解けなかった。それでも、それはそれで、言わないでくれてありがとうって本当に思った。私の視界に存在していなければ、見ないままでいることができるから。だからあれからしばらく、私はNEWS担以外のフォロワーさんに自分からNEWSの話を振ることに躊躇う時期があった。

だけど、そんな風に気を張っていたけど、嬉しいことがたくさんあった。

よく鑑賞会をしている友達が以前と変わらずNEWSのDVDを喜んで一緒に見てくれたこと、私のNEWSについてのマシンガントークを聞いてくれたこと。たまたまテレビでNEWSを見た他ユニ担のフォロワーさんが「NEWSコン楽しそう!」と興味を持ってくれたこと。また別のフォロワーさんが「つきしろさんがNEWSの話されてるから私もついチェックしちゃいます」と言ってくれたこと。6月を経てもNEWSバック担のフォロワーさんが変わらずにNEWSコンの話で一緒に盛り上がってくれたこと。夏の味スタや年末のEPCOTIA-ENCORE-は当初私は全滅だったけれどお友達に拾ってもらい行けることになり、そのことを言ったら一緒に喜んでくれるフォロワーさんがいてくれたこと。味スタに誘ってくれた友達がコヤシゲのことをもしかしたら良く思っていないかもと思っていてNEWSでは誰担か言わずにいたら、うちわでまぁ当然バレて終演後に「シゲ好きだったんだね!まっすーかと思ってた(笑)でもシゲ優しいもんね(^^)」と言ってくれたこと。オタク友達と遊んだ時、私が密かに遠慮して味スタの話をしないでいたら「味スタどうでした~?」って興味を持って聞いてくれたこと。そして色々思うことはもしかしたらあったかもしれないけど、口に出さずにフラットでいてくれた方々、などなど。

ひとつひとつが、本当に嬉しかった。この場を借りて改めて、ありがとうございました、と言いたかった。NEWS担としての私は6月から向こうずっと気を張っていたけど、こういう出来事で「厳しい目だけじゃないのかな」って少しずつ少しずつ肩の力を抜くことができていった。

あと、「NEWSが好きだ」という強い思いを持ち続けて6月からの日々を駆け抜けてきたNEWS担の方々にも、ものすごく救われた。ブログやツイートを見て沢山勇気やパワーを貰ったし、中には「感情のはけ口によかったらここを使って下さい」とマシュマロなどの匿名サービスを解放している方々もいた。どうしても感情がうまくまとまらない夜、私も何度かお世話になった。その節は、本当にありがとうございました。

 

そして私が私の予想に反して「NEWS担」を熱量高く今日も更新できているのは、何よりも大きいのはNEWSが提供してくれるものが私にとって「面白い」からに他ならないなぁと思う。

長く好きでいることが下手な私はコンサートやパフォーマンス、作品たちによって「好き」を更新され続けることでそのグループを好きで居続ける熱量が保てるタイプである。

本当にね、NEWSがつくるもの、面白いんですよね。少なくとも私にとってめちゃくちゃ面白い。何で今まで知らなかったんだろう!?って思うくらいに。

コンセプチュアルでレーザーやら炎やら水やらを駆使した圧倒的世界観のコンサート。確かな歌唱力と全力のパフォーマンス。キラキラのアイドルのイメージで正直私がハマることにしっくりきていなかった彼らの、NEWSやステージにかける思いや価値観についてインタビュー等で触れるたび「うわ~~~わかる」「えっ好きだな…」と思うこともしばしば。CDがリリースされれば、カップリング曲まで含めて衝撃的なくらいに全曲あまりに良すぎて慄く。

私がNEWSを好きで居続けられたのは、情や意地でもなんでもない。何よりも単純に、彼らが提供してくれるものがずっと面白かったからだ。そんなコンテンツを提供し続けてくれた、「好き」を更新させ続けてくれた彼らと周囲のスタッフの方々に感謝しかない。

 

私が大好きなNEWSの曲の歌詞、私が大大大好きな加藤さんのパートがある。

4+FANの「やっぱ僕らファンタスティック!」。加藤さんの沼にずぶずぶに浸かり始めた時、この歌詞自体も最高だし、好きになる以前私にとって「アイドル」としてのイメージが薄かった(アイドルアイドルした人ではないんだろうなと思っていた)加藤さんがこのパートを歌うことが、しかもいつもとても力を込めて歌ってくれていることが、あまりにも最高すぎてすぐ大好きになった。

6月のことがあって。色んな言葉が飛び交ったけど、私は加藤シゲアキそしてNEWSにひとつも失望しなかったし、他の誰にとってそうでなくなっても、少なくとも私にとって君たちは今もずっとファンタスティックだよ!!!!って何かある度にずっと思っていた。

8月11日。味の素スタジアム、15周年コンサート"Strawberry"初日。4+FANが流れ始めた。アリーナトロッコでお客さんの近くまで来てくれる4人。

あの歌詞のところが来る。加藤さんは、あの日もとっても力強く、「やっぱ僕らファンタスティック!」って歌い上げてくれた。それが本当に本当に!!心の底から嬉しかった!!!!!そうだよ、君たちはファンタスティックだよ!!!!!って、気付いたらペンライト突き上げて歓声を上げていた。最高にかっこよかった、自担。自担なんですよね。へへ。

あの時はまだ、この私にとって大事な思い出を私フィルターで呟くことで何か意図しない方向に使われたりするのが嫌で呟けなかったけど(もちろん今も、沢山の人の色んな感情が消えたわけでは決してないと思うけれど)、今書きたいからここに記した。

NEWSへ、ずっとステージの上でファンタスティックな君たちで居続けてくれてありがとう。

6月の私へ、年末の私はえび担としては言わずもがな分かっていると思うけどNEWS担としても抱えきれないくらいに幸せだから楽しみにしておいてくれ。

 

ところで最近、「Touch/ヒカリノシズク」の通常盤を購入した。「星の旅人たち」を聴くためだ。

というのも、少し前にシゲ部とKラジの両方で近い時期に「星の旅人たち」が流されたことがあった。これ…EPCOTIA-ENCORE-でワンチャンある…?と思ったことはさて置いて笑、ド新規なのでそこで初めて聴いたのだけれど、すごく良い曲だな!!!!!とすぐ好きになったので音源が欲しくて買った。

聴いていくうちにもっと好きになったし、NEWS担に評判がいい気がするこの曲、すごくわかるなーーーと思った。

「星の旅人たち」ってめちゃめちゃNEWSじゃん!!!って思った。

私が特に好きなのはここの歌詞だ。

遥かな宇宙(そら)にきらめく星

幾千のその一粒に

僕らだけの星(きぼう)がある

探しに行こう

他の誰かにとってそれは幾千のうちの一粒の星でしかないのかもしれない。けれどそれは僕らの、僕らだけの星(きぼう)だ。それってめちゃくちゃNEWSらしいし、我々にとってのNEWS自身でもあるじゃないか、と勝手にそんなことを思った。

幾千のその一粒にある、僕らだけの星。僕らだけの希望。それはどこかアイドルの話に似ている。そしてそれは私にとってのNEWSだ。

 

一度はどうなるかと思ったレールはどうやらしっかりどこまでも続いていたみたいで、あと3週間で年末、NEWSの初単独カウントダウンコンサートが待っている。ありがたいことに参加できることになって、今から楽しみで楽しみで仕方がない。宇宙の果てまでついていくって言って加藤担になったら、本当に年末再びEPCOTIAライナーに搭乗できちゃうことになるなんてね。笑

「終わりなき journey to the star」。そんな詞に彼らを重ね合わせて、未来を楽しみにできる今が幸せだと思う。

 

私はこの2018年にNEWS担になって、めちゃめちゃ幸せだったし心から楽しかった。

書きたいことを思いつくまま書いていたら普段以上にまとまりのない記事になってしまったけど(そして、まだまだ全然書きたいことがたくさんありすぎたけどもうこれ以上書くと本当にまとめられないので割愛)今年の話は今年のうちに置いておいて。そして何よりもとにかくこのことを、この年末に書き記しておきたかった。そんな記事でした。