君とうたう、「夢」 ―― A.B.C-Zの楽曲の歌詞のテキストマイニング

microchappy.hatenablog.com

 

こちらの記事を拝見して、「これは…!面白い!やってみたい!」「KH Coderって去年ゼミでちょっと使ったーー!テキストマイニングなつかしい!」「自ユニであるA.B.C-Zでやったらどうなるのか!?」と、分析考察大好きジャニヲタの血が騒いだので、早速私もやってみることにしました。

分析対象のグループは前述の通りA.B.C-Z

A.B.C-Zの曲といえば何か。私個人としては、「夢」とか「未来」とか彼ら自身の行く先を描く詞であったり、「世界」とか壮大な詞がたまに入ってたり、A.B.C-Zのアイコンとも言うべき「星」やメンバーの人数である「5」を大事にしている、そんなイメージがあります。

さて、A.B.C-Zはどれだけ明るい詞を歌っているのか?デビュー曲のタイトルにも入っている「star」など星に関するワードはどれだけ入ってくるのか?そんな期待を胸にいざ分析に入っていきましょう。

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☆集計・分析にあたっては前述のちゃっぴさんの記事を参考にさせて頂いております(参考リンクの許可、ありがとうございました!)。

【注意書き】

・この分析は個人のお遊びによるものになります。集計漏れやミス等あるかとは思いますが、「へ~こんな感じなんだ~」とゆるく捉えて頂ければ幸いです。

・KH Coder使ったことある、って書きましたが、本当~~~にちょっと使ってみたって程度しか触ってないので完全にド素人みたいなものです…それを念頭に置いてお読みください…。

 

【下準備】

・歌詞は「歌ネット」に掲載されているものを主に引用しています(【対象楽曲】にて詳述)

・歌詞のテキストファイル化には「Lyrics Mater 2」を使用しました

・語句の抽出・分析には「KH Coder」を使用しました

・強制抽出語として指定したもの:「君」「僕」「俺」(操作なしの状態だと漏れていたため)

【対象楽曲】
・「歌ネット」に歌詞が掲載されている48曲に『A.B.C-Z LOVE』を加え、『Legend Story - ballad ver.』を除いた全48曲(含ソロ曲)
※『Legend Story』と『Legend Story - ballad ver.』はアレンジ違いのみで歌詞は同一のため1曲としてカウント。作業としては、後者を分析から除外。
※音源化されておらず、歌詞が明文化されていないもの(『A.B.C-Z』『気にせずGO MY WAY』など)は対象外
※『A.B.C-Z LOVE』のみ、歌詞は「JOY SOUND.com」から引用(それ以外は「歌ネット」から)

 

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さて、無駄に長~~~くなったので結果は追記以降に置いておきます…!

 

 

【1.全体】

総抽出語数:16,984
異なり語数:2,272

(1)頻出150語

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A.B.C-Zの歌詞の中で登場回数の多い単語上位150個です。

1位は「君」、2位は「僕」、3位は「今」、そして多いんじゃないかと予想してた「夢」はやはり上位の4位!その下にも「愛」「未来」「心」…など明るい感じの単語が並びます。

「世界」と「星」も同率で結構上の方にいます。

 

(2)品詞別頻出語(上位10個)

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品詞別にしてみるとこんな感じです。もっと色々品詞の種類はあるんですが、よくわからない単語が多かったり数自体が少なかったりしたので、特に面白いと思ったものだけ表に残しました。

名詞だと「未来」「世界」「笑顔」、サ変同士だと「一緒」、名詞Cだと「夢」…うーんすごくA.B.C-Zらしい。個人的に、感動詞で多いのが「さぁ」「ほら」というのもA.B.C-Zっぽくて面白いです。スペトラとかLSとかのイメージが強い感動詞

 

(3)クラスター分析

・規定値から未知語・感嘆詞を排除
(※未知語の上位はほぼ英語。英単語は繰り返しで用いられることが多く、1曲の色が濃くなりすぎる。感嘆詞は短すぎて分析するには分かりづらかったため)
・出現数による語の取捨選択…最小出現数:15(10だと多すぎ、20だと少なすぎたため)
・この設定で分類される語の数…26

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関連のある語をツリー状にするとこんな感じです。

一番上の赤いグループはめっちゃスタシカですね!(この冷めた空に星を求めいくつもの夜を諦めと共に彷徨う略)

黄色グループの上の方は「いつか」「見る」「夢」ってそれだけでなんか文章になってます。

黄色グループの下の方はなんだか世界が終わったり始まったり忙しそうです。

 

(4)共起ネットワーク

・対象語/出現数/利用される語の数は階層的クラスターと同じ

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今度は共起ネットワーク図です。近い単語同士が近い位置で結ばれていたり、頻出単語ほど色が濃く赤くなっています。やっぱり曲数が多くないからか、図が単調というか、そこまで目立つ単語とかは多くないですね…。

終わる-夜、の繋がり以外はほとんど明るい単語が並びます。

 

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さて、全体としての分析結果はここまでになりますが、ここで一つ疑問が浮かびました。

デビュー前とデビュー後で、歌詞の内容に差は出てくるのか?

A.B.C-Zといえば明るくて壮大な曲、と冒頭に書きましたが、考えてみればデビュー前のA.B.C-Z…というかその前身であるA.B.C.は結構ゴリゴリのカッコイイ曲が多かったりします。例えばSTAR SEEKER、Vanilla、サヨナラBOX…などなど。

とにかく「踊る」「アクロバットを見せる」という彼らの強みを生かした曲が多い印象があります。A.B.C.時代はKAT-TUNのバックに長いことついていたりもしたし、今ゴリゴリの曲を歌うことも多いキスマイと長く一緒にやってきたし…。

逆にデビュー後はZa ABC、ずっとLOVE、Twinkle~…などシングル表題曲は明るくハッピーになれるような曲がほとんどです。(カップリングにはゴリゴリのダンス曲が収録されたりしていますが…)

 

と!いうことで!デビュー前と後に分けてさらに分析をしてみました。

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【2.デビュー前】

対象曲…デビュー前に発表された楽曲(全18曲)
A to Z/Attraction!/Crazy Accel/Crush/Dream~5つの願い~/Freedom~溢れだす想い~/HIGHER!FLY!/InaZuma☆Venus/Let's Go!!~未来へ架かる橋~/LET'S SING A SONG
/Naked/STAR SEEKER/Vanilla/サヨナラBOX/ボクら~LOVE & PEACE~/孤独のRANAWAY/砂のグラス/明日の為に僕がいる

※デビュー前の単独コンのセットリスト等を参考に確認しましたが、私自身はデビュー後にファンになった為、もし間違いがありましたらすみません…


総抽出語数:5,653
異なり語数:1,097

(1)頻出150語

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デビュー前の楽曲になると、頻出単語1位は「僕」になりました。曲名とかにもありますしね。

上位を見ると全体と大きな違いはない…?という印象を受けますが、全体として見ると多少暗い単語も多い印象…?

デビュー前後の頻出単語の比較はまた最後の方で取り上げます。

 

(2)品詞別頻出語(上位10個)

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品詞別にするとこんな感じです。上位に大きな入れ替わりはない気がしますが、全体の時は名詞3位だった「笑顔」がランク外になっています。

感嘆詞もさっきは「さぁ」「ほら」とかこっちに手を差し伸べてくれるような明るさを感じる単語がTOP2だったんですが、デビュー前になると「さよなら」が1位です。何があった感。

動詞も「歩く」が多いのは変わりませんが、今度は「愛す」「終わる」「求める」「忘れる」「消える」…なんてなんだか暗い恋愛っぽい単語がガンガン入ってきます。あと全体だと「見る」という能動的な単語が多かったのが、デビュー前だと「見える」という受動的な単語の方が多いというのも面白いなと。

 

(3)クラスター分析

・規定値から未知語・感嘆詞を排除(先ほどと同じ条件)
・出現数による語の取捨選択…最小出現数:7(全体と分類される語数を近くするため)
・この設定で分類される語の数…27

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もう赤のグループは完全にスタシカ。

全体だと「始まる」「終わる」に挟まれていた「世界」が、今度は「終わる」だけになっています。世界始まらない…!!

あと青いグループの「愛」「無い」のつながりは…すごいなんか、やっぱり暗い恋愛の印象を受けます。緑の一番下の「いつ」「忘れる」もそんな感じですね。

 

(4)共起ネットワーク

・対象語/出現数/利用される語の数は階層的クラスターと同じ

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頻出150語を見ても分かる通り、全体だと赤(頻出単語)になっていた「君」が「僕」に変わります。

夢-終わる-世界、って繋がり方の暗さよ!!!夢-見る-いつか、というトライアングルも気になるところです。この件についてもまた後述したいと思います。

 

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【3.デビュー後】

対象曲…デビュー後に発表された楽曲(全30曲)
5 Rings/A.B.C-Z LOVE/BIG STAR/Desperado/Finally Over/In The Name Of Love ~ 誓い/Legend Story/Like A Blow/My life/Never My Love/Shower Gate/Space Beat/SPACE TRAVELERS/Summer上々!!/Twinkle Twinkle A.B.C-Z/Walking on Clouds/Za ABC~5stars~/ずっとLOVE/どこまでHappy!!!/ハッピー!ハッピー!/メクルメク/渚のBack In Your Heart/特別な君へ/僕らのこたえ~Here We Go~/恋に落ちたボディガード/Stay with me [橋本ソロ]/ドラマ [戸塚ソロ]/未来は明るいかい? [河合ソロ]/We're Fighters [五関ソロ]/DARKNESS [塚田ソロ/※『塚だぁくねす feat.塚☆リカ』名義]


総抽出語数:11,331
異なり語数:1,719

(1)頻出150語

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デビュー前は「僕」だった1位が「君」になっています。デビュー後の楽曲の影響で全体としての1位も「君」になっているということですね。

デビュー前の頻出単語と比べて、下の方に行ってもすぐには暗い単語が出てきません…すごい、ピースフルすぎるぜA.B.C-Z(デビュー後)…

 

(2)品詞別頻出語(上位10個)

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品詞別にしてみます。やっぱり大体ピースフル!!!!

デビュー前には感嘆詞1位だった「さよなら」がもはやいません。姿を消しました。

名詞や動詞を見てみるといっそ面白くなってくるくらい前向きな単語のオンパレードです。

未知語の中に「Star」がないのが結構意外な感じがします。「Star」「star」「stars」など表記ゆれがあるからでしょうか…。あとはYouとかLOVEとかIとかはやっぱり強い。Gimmieは完全に『どこまでHappy!!!』での連呼のせいだと思われます。

 

(3)クラスター分析
・規定値から未知語・感嘆詞を排除(全体・デビュー前と同じ)
・出現数による語の取捨選択…最小出現数:10(全体と分類される語数を近くするため)
・この設定で分類される語の数…25

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今度「世界」の隣に「終わる」が消えて「始まる」だけになっています。色分けは違うものの、「世界」の近くに「手」と「変える」があるのも面白いですね。世界をこの手で変えたり始めたりしちゃうA.B.C-Z

もう何度も言ってますがやっぱりここも超・前向きで明るい単語が並んでいます。

 

(4)共起ネットワーク

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真ん中あたりに赤く「君」がいて、そこから色んな単語に繋がっていきます。「僕」「空」「愛」「笑顔」「見る」…などなど、やっぱり幸せな感じの単語が並んでますね。

 

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【4.デビュー前後での比較】

ということで、全体、デビュー前、デビュー後とデータを並べてきましたが、ここでデビュー前後の変化を分かりやすくするために頻出語の比較をしてみましょう。

(1)頻出10語とその割合

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デビュー前後で頻出語の上位10単語(出現数が同じ場合があるので厳密に10個ではありませんが)を比較してみました。同じものは同じ色で塗ってあります。

また、その単語の全体に占めるパーセンテージを知りたかったのでそれも計算してみました。「割合」が計算したそのままの状態で、「100倍」と書いてあるところが×100して小数点第三位までに直したパーセンテージです。そして、デビュー後の表の横にはデビュー前と比べて割合の変化の上下を示しました。

明らかに増えたのはやはり「君」でした。デビュー前は「僕」が1位で、自分のことを歌っていたのが、デビューした後は「君」がダントツの1位。デビュー前は自分を歌ってデビュー後は「君」を歌う…。感嘆詞でもデビュー前は「さよなら」が1位だったのがデビュー後は「さぁ」「ほら」とこっちに呼びかける言葉が上位だったことを思い出します。

 

(2)「夢」と「いつか」

デビュー前の楽曲の共起ネットワークを見ていて少し気になった単語が「夢」と「いつか」でした。

「夢」は、A.B.C-Zのキーワードの一つでもあると思います。デビューを夢見た長い下積み時代。そしてデビューして2年半、昨年のツアーで度々「もっと広い会場でやれるように」「絶対東京ドームでコンサートをやる」という夢を語った。その言葉と関連が深いという結果が出た「いつか」。単語としては頻出語として現れているものの、その単語がどう語られているか、ということが気になったんです。

ということで、ちょっとここで、デビュー前後での「夢」「いつか」という単語の使われ方をコンコーダンスという機能を使って抽出してみることにします。まずは「夢」からどうぞ。

①デビュー前

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②デビュー後

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デビュー前は「夢追い求め」「夢語り合う」という、「将来の夢」的な使われ方のほかに、恋愛での儚い夢…というような使い方もちらほら見られます。そしてこれらに主語をつけるなら、おそらく「僕」のような一人称が適切でしょう。そして「将来の夢」という使われ方を見ると、この頃の夢は「追うもの」でした。

対してデビュー後は、「夢を共に叶える5people」「この夢を離さない」「夢集めて」と何だか少し印象が違う気がします。デビューと言うひとつの「夢」を叶えた後の彼らが歌う詞では、もはや夢は「追うもの」ではなくなっているんです。「叶える」「離さない」という力強い言葉に変わっています。そして「集めて」という単語との組み合わせは世界の広がりというか、うまく言えないんですけど、デビュー前の詞よりももっと幸せできらきらした印象を受けます。

そしてもう一つ、これは主にLegend Storyの詞になりますが、「誰にだって叶えたい夢」「誰かが夢を見る限り」といったように、一人称が「僕」ではない「夢」の語られ方があります。このあたりの変化が、「君」「さぁ」「ほら」というこちらに呼びかけ手を差し伸べるような印象の単語の増加につながっているのかな、と感じています。

 

次は「いつか」を見てみましょう。

①デビュー前

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②デビュー後

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デビュー前の「いつか」は、「いつかは叶う」「いつか分かる時」といったように、まだはっきりとは見えない未来、のことを指している詞がちらほら見られます。また、「いつかの夢」「いつか夢に見た」という、過去に掲げた夢を思い出して自分を奮い立たせる…というものもあります。あとはやはり暗めの恋愛系の歌詞も。

デビュー後の「いつか」は、デビュー前同様「いつか誰かに届け」「いつかたどり着くあの光景」というようにまだはっきりとは見えない未来を描いたものもあります。ただ、過去を指す「いつか」としては、「いつかのままのFeeling」「いつかの涙や 消えない傷跡」というように、夢というよりは「過去の熱い思い、悔しい経験」を思い出して奮い立たせるという印象を受けるのです。

 

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【5.考察・まとめ】

「夢」の件も「いつか」の件も、考えたがりオタクによるフィルターがそう見せているのかもしれません。それはかなり強いとは思います。

ですが、デビュー前の歌詞は「僕が夢を追いかける」「諦めなければいつか叶うはず!」という感じで、対比してみると少しふわっとした印象。デビュー後の歌詞は「夢は叶えるもの」「過去を力に変えて」という強い決意を感じる…気がするんです。

デビュー後の楽曲である『BIG STAR』『僕らのこたえ~Here We Go~』『A.B.C-Z LOVE』あたりの曲は本人たちに重なるところが多い(というか、『A.B.C-Z LOVE』に関してはメンバー作詞のメンバー紹介曲)ですし、その辺の色が濃いですね。そしてこの3曲が発表されたのと、「東京ドームでやりたい、いや、絶対やる」と繰り返し言っていた昨年の東名阪ツアーの時期はかなり近くもあります。橋本くんが「売れる準備はできてる」と言い始めたのも確かこの頃だったかな?もう少し前?

 

全体としては予想通り明るく壮大でピースフルな単語が多い!ということで、A.B.C-Zのパブリックイメージにも繋がるところがあるんじゃないかなぁと思います(パブリックイメージが実際どんなものかは分からないけれど、テレビ出てる時いつも元気でガツガツハキハキしてるから…)。

しかしデビュー前後で時期を区切ってみるとかなり面白い違いが見て取れたんじゃないでしょうか。デビュー前でもっとさかのぼってみると、塚田くんのキャラ変(王子様キャラ目指してたり)とか、河合くんが尖り気味でセンター願望があったりとか、今のイメージとは違う一面もあったりしましたしね。あと若い時はやっぱりゴリゴリで危ない感じの曲を歌うことが多いのかな、ジャニーズの傾向として…。

個人的には、橋本くんが入る前後(A.B.C.時代とA.B.C-Z時代)で比較するのも面白いかも…?と思っているのですが、私の知識不足と、どこまでがA.B.C.時代の楽曲なのかはっきり分かる資料が見つからなさそうだったのでここでは割愛したいと思います。誰か是非やってほしい。

 

本人たちの作詞曲はそれほど多いわけではないとはいえ、先日発売されたアルバムは自分たちでしっかり曲を選んでいたりとか、本人たちが楽曲選択に関わることは少なからずあります。またスタッフさんの側も本人たちの意向やイメージに合わせてある程度戦略的に曲を持ってきているでしょう。なので、楽曲の変化は彼らの変化、と捉えてもいいのではないかと考えます。

 

今のA.B.C-Zは、「僕」だけじゃなく「君」を歌う。「夢を叶える」と力強く詞に乗せる。「さぁ」とこちらに呼びかける。

歌詞に現れている様と、「絶対ドームでやる」「ついてきて」と力強く宣言する彼らの言葉、「ファンの皆さんのおかげ」と度々口にしたり「A.B.C-Zのファンはできる子だから」とファンを褒める姿が重なる。ここ1年くらい、とりわけ未来のことを力強く語る彼らと、昨年発表された力強い楽曲たち。彼らの言動と歌詞がリンクしている。

言葉に、曲に、今のA.B.C-Zに感じる多幸感と頼もしさはここからきているのか…なんてことに、分析結果を見て感じる次第です。

下積み十数年、デビュー3年。まだまだ始まったばかりの彼らの世界は、歌詞に描いた夢たちはこれからどうなっていくのか?今後A.B.C-Zの楽曲はどう変化していくのか?楽しみでなりません。

 

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と、いうことで、相当長くねちっこい考察記事となりましたがここまでついてきてくださった方はいらっしゃるのでしょうか!!?もしいらっしゃったら、お付き合いいただきありがとうございました!

繰り返しになりますが、これはただのいちA.B.C-Zオタクによる分析・考察になりますので、ちょっとした暇つぶしの読み物程度に捉えて頂ければ幸いです…!

 

ちなみに、そんなA.B.C-Zが楽曲から映像までセルフプロデュースした2ndアルバム(実質初のオリジナルアルバム)「A.B.Sea Market」は絶賛発売中です!よろしくどうぞ!!!(どさくさに紛れて宣伝)