SASUKE2017

2015年の夏は塚田担としての私にとって特別だ。

この年の夏、塚田くんはアウト×デラックスに出演して、レギュラーになって、一気に名が売れた。バラエティにたくさん出るようになった。Summer上々!!という初めてのセンター曲ができた。

そして、この年の夏、SASUKEに初出場した。

塚田くんの新たな挑戦が始まった年だった。

 

2015年、1stステージクリアボタン目前にしてタイムアップ。

2016年、そり立つ壁に阻まれタイムアップ。

 

3度目の挑戦である今年、塚田くんは「今回ダメだったら自分の中で区切りをつける(くらいの気持ちで挑んだ)」とラジオで語っていた。今年は後輩の岩本くんも出場し、「ジャニーズ」という肩書は塚田くんだけの特別ではなくなった。

塚田くんの今年に懸ける思いに触れるたび、今年は、今年こそは、と祈るような気持ちが増していった。

 

今年は86番という、塚田くんにとって過去最大番号のゼッケンを与えられた。今年出場する芸能人の中では最後の番号。並み居る実力者に挟まれた番号。番組側にも塚田くんの実力は認められていて、期待されていた。

 

夜が更ける。塚田くんの出番が来た。

1stステージ。序盤でいきなり足を踏み外しかけた、が持ち直す。そんな風にハラハラする展開を繰り返しながらも、着実に冷静に、そして迅速に、クリアしていく。

鬼門となるのは昨年脱落したそり立つ壁。タックルで足の疲労が残る中、何度も確認するように歩いた後、走る。壁の頂上を掴んだ。そしてターザンロープから一昨年タイムアップを味わったランバージャッククライムへ。今年は残り時間もあった。気を緩めずに登り切る。

そして、ボタンを、押した。

 

塚田くんが、SASUKEの1stステージをクリアした。

3年目。3度目の正直。A.B.C-Z5周年の大事な年、塚田くんは宣言通り目に見える結果を残してくれた。

塚田くんが振り返って、1stステージのてっぺんから叫ぶ。

「ありがとう!!!!」「余裕!!!!!!」

最初に感謝を叫ぶのも塚田くんらしすぎるし、本当はもう諦めそうになった瞬間もあったと後に岩本くんに語っていたのに、気丈に余裕だと叫んでみせるのもめっっっちゃくちゃかっこよかった。そこでもう涙出た。

 

1stステージリタイアだった岩本くんに、「照と一緒でよかった。(途中で諦めそうになったけど)照の想いが押してくれた」って言うのも、トレーニングをつけてくれた日置さんに「日置さんがいたから俺行ったんだよ」って言うのも、自分の努力以上に周りの人に感謝する姿勢、ほんっっっとうに塚田くんのそういう所が好きなんですよ。塚田くんのファンになってよかった。塚田くんのそういうところが本当に間違いない人だなって思う。

今年のSASUKEの収録は2月頭だったけど、1月いっぱいずっと舞台にも出演していた。肉体的に準備が間に合ってるのか心配だった。そんな中で、1stステージクリア。

塚田くんは自分の事情を一切言い訳にしない。出た結果がすべて。そんな姿勢でSASUKEに挑んできた塚田くんが、有言実行、今年は結果で語った。

 

どうしても今日のこの日の事を記録に残しておきたかったから、今キーボードを叩いている。

ジャニーズ初のSASUKE出場者。ジャニーズ初の1stステージクリア。その冠は塚田くんのものなんです。すごい。めちゃくちゃかっこいいです。

塚田くん、SASUKE2017お疲れ様でした。1stステージクリア、本当に、本当におめでとう!!!!!!!!!!私は塚田くんのことが大好きです!!!!!!!!!!!!!!!!!!

A.B.C-Z楽曲大賞2017投票楽曲

念願の!A.B.C-Z単独楽曲大賞が!開催されたぞ~~~っっ!!!

ということで私の投票楽曲とコメントをここに載せておきます。ほんっっとに好きな曲多すぎて困った。もう全楽曲1位ってくらいの気持ちです。

 

【楽曲部門】

1位 Vanilla

至高。何年経っても何度聴いてもこの曲の完成度の高さに慄く。言葉では表現できない。聴いてほしい、そして溺れてほしい、この曲に、A.B.C-Zに。

 

2位 A.B.C-Z LOVE

「お前の愛 独り占めするのは A.B.C-Z 5Stars」。愉快で楽しいNGなしジャニーズA.B.C-Zのメンバー紹介曲がこの歌詞で始まるんですよ。最高以外の言葉がない。皆で「A.B.C-Z LOVE!!!!!」と合法的に叫びまくれるのも天才。全世界に自慢して回りたいメンバー紹介曲。

 

3位 Smiling Again

明るくて優しい、だけど聴いているとなぜか泣けてくる。「Hello! 間違いだらけの 運命もそれなりいいじゃないか」という歌詞がすっと肩の力を抜いて背中を押してくれる。できればゆっくり恋をしたいところだけれど、この曲が流れた瞬間1秒足らずでA.B.C-Zに恋をする。

 

4位 Finally Over

初めて行ったA.B.C-Zのコンサートで、いきなり1曲目でこの曲に出会って、A.B.C-Zにどっぷり頭の先まで浸からない選択肢ありますか?(当時からもう浸かってたけどね?)必ず掴むんだあの光を、と歌ったからには、絶対にA.B.C-Zは光を掴むのだと揺るぎなく信じています。

 

5位 Summer上々!!

A.B.C-Z版「BANG! BANG! バカンス」。ハッピーでポップでキュートなズッコケハイテンション夏ソング。そして夏が似合う冬生まれの自担の初めてのセンター曲。少クラで見た時曲の楽しさにワクワクし振り付けのかわいさにひっくり返り自担がセンターで歌う姿に嬉しすぎてあわあわした。大事な曲です。

 

【劇中歌部門】

1位 サポーターズ(いしけん、ジョー、修也、くりくり、桂馬)

キラキラ明るいサウンドにまっすぐすぎるほどまっすぐな歌詞。「君をサポートしたい」なんてド直球の歌詞、A.B.C-Zが歌うとなぜこんなに胸に響くのか。まだもう少し自分の人生踏ん張ってみようと思えた。沢山のパワーをありがとう。終盤公演の気合いの入った「からのZ!!!」は忘れません。

 

2位 One More Kiss

眩しすぎない銀のきらめき、お洒落でゴージャス、ロマンティックな大人の魅力。「せいや!」という歌詞のスパイスがまさか21世紀を駆けるアイドルにもハマるとは。時代(とき)を越えて少年隊からA.B.C-Zのもとへこの曲がたどり着いたのは、なにか運命的なものを感じずにいられない。

 

3位 青い舌(ハシ)

あそこにいたのは私の知らない橋本くんだった。普段は時に優しく時にかっこよく時に色っぽく、あたたかく魅力的な歌声を届けてくれる橋本くんが、あんなふうに歌うなんて私は知らない。あれは本当にハシだったんじゃないかって、今でも少しだけ思っている。

 

※劇中歌部門は3位まで投票可能だったのですが、勘違いして5位までかと思っていて順位とコメントを考えてしまったのでここで供養します!!!

4位 OH&YEAH!!

お洒落でジャジーで綺麗、洗練された都会感、でも強さを感じさせる歌詞。2016年のABC座を象徴していた楽曲のように思う。「描かれた花びらより棘のある薔薇を抱いて死んでいきたいんだ」という歌詞が美しすぎて、私の胸に棘のように刺さって抜けない。

 

5位 Delicious(桂馬とA.B.C-Z

毎公演、この曲が流れた瞬間静かな興奮が体中を駆け抜けた。曲もスクリーン演出も殺陣も何もかもが格好いい。ああ、こんなにお洒落で格好いい曲をA.B.C-Zが歌うなんて!Deliciousの桂馬さんソロパートのためにチケット代いくらでも払えます。

 

【担当部門】

塚田僚一

 

いやもう本当にね、順位つけられないです。A.B.C-Zってそもそも曲がいいのに、それを披露する現場が多いし、カップリング曲とかまで余すところなく歌ってくれるから今まで「一度も披露されなかった楽曲」っていうのが存在しない。どの曲にも思い出がある。

どれも好きすぎて、どうにかこうにかTOP5を決めたものの投票直前までコメント考えながら順位がくるくる変わりまくったくらい!笑 だからもう私の投票曲の順位はただのおまけです!笑!!!

ちなみにコメントは青い舌を採用して頂きました。嬉しい。ありがとうございます!

私本当に、お世辞とかじゃなくA.B.C-Zの楽曲はどれも好きなので…びっくりするくらい外れなしですよねA.B.C-Z楽曲…。最初から最後まで好きな曲だらけの楽曲大賞でした。あ~~幸せだった…。

主催様、お忙しい中本当にありがとうございました。夢だった自ユニの単独楽曲大賞!すっっごい楽しかったです!!!!!

ジャニーズ楽曲大賞2016投票楽曲

いや~今年も楽しかったですねジャニーズ楽曲大賞!!!!!

ということでジャニーズ楽曲大賞2016の私の投票内容をそっとここに置いておきます。ポエムコメントも全部そのまま。書く対象のグループによってテンションがだいぶ違うな…って我ながら笑ってる。

 

今年もコメント採用されなかった~残念!総合楽曲大賞で過去に採用されたのは2014年未音源の気にせずGMWだけだ…!グループ別だと毎回1~3個くらい採用して頂いてるのだけど!*1

今年はえび楽曲大賞も開催して下さるのでものっすごい楽しみです。何に投票しようか頭抱える~~~!!

 

【楽曲部門】

1位 UNLOCK / KAT-TUN

完璧。KAT-TUNの10周年を飾る楽曲として、4人の集大成として、充電期間前最後のシングルとして、あまりにも完璧。美しく強く気高いKAT-TUNに相応しい。ロックで格好いい曲調、シングルで久々に登場したボイパ。KAT-TUNは、此処に在り。

 

2位 Take a “5” Train / A.B.C-Z

2016年私が最も再生した楽曲。憂鬱な通勤電車に乗り込む前、毎朝これを聴いていた。「昨日より眩しい世界へ」と歌ってくれるA.B.C-Zがいてくれたから、私はどうにか立ち止まらずに2016年を歩いてこられたよ。

 

3位 STAGE / Sexy Zone

こんなこと歌われたら、Sexy Zoneから離れられるわけない。「地球はいつでもまわってる」と歌っていたどこか儚かった5人の美少年は、「回すんだよ!この手でこの地球を」と歌う強く美しい5人の青年になった。Sexy Zoneが描く”頂上”、見せて下さい。Sexy Zoneは、もう大丈夫。

 

4位 また今日と同じ明日が来る / 二宮和也(嵐)

「あ、現場で見たら死ぬ」とここまで死の恐怖を感じた楽曲は初めてです。あーーーーーーーこれだから二宮和也のファンはやめられないんだよなーーーーーーーーーーーーーーーありがとうございましたーーーーーーーーチクショー好きだぞバカヤローーーーーーー!!!!!!!!!!

 

5位 世界一 / A.B.C-Z

メンバーカラーに輝くペンライトの海の真ん中で、「夜空に舞う幾億もの 煌めく星をつかまえて」と歌う5人の姿が本当にきれいで、A.B.C-Zの事が大好きだとこの曲を聴いている間何度も何度も思った。A.B.C-Zは世界一だし、A.B.C-Zに出会えた幸せが私の世界一です。

 

【未音源化部門】

Tokyoholic / 関ジャニ∞

一度はエイトから離れた私だけれど、東京ドームの真ん中で”TOKYO”に向かって「そんな上から見んなやこっちも必死なんじゃ」と叫ぶように歌う関ジャニ∞をもう一度信じよう、信じたいと思った。

 

【現場部門】

KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR ”10Ks!” / KAT-TUN

公演そのものも美しく格好良く面白く、間違いなくKAT-TUNの10年と今のKAT-TUNの魅力が詰まった「最高傑作」。そしてやっぱり私は、5月1日、何度も「KAT-TUN」の名前を力の限り叫び続けたことを、赤く灯されたペンライトの光の海を、3人の表情を、言葉を、あの夜のことを、忘れることはきっとない。

 

【MV部門】
GREATEST JOURNEY / KAT-TUN

タメ旅さんからのごほうびなんだと思った。いつもKAT-TUNに全力で向き合い全力で愛してくれたタメ旅。かわいくて楽しくて、過酷だけど愉快だった4人と天の声さんとタメ旅チームの旅、全部がぎゅっと詰まってる。何度見ても笑って、なぜか少しだけ泣けてくる。このMVは宝物です。

 

【ジャニヲタ★ベストバイ部門】

KAT-TUN 10TH ANNIVERSARY LIVE TOUR ”10Ks!” / KAT-TUN

圧倒的な世界観と超ド派手な特効、上質な楽曲、抱腹絶倒のボイパコーナー。KAT-TUNを知っている人も知らない人も楽しませる自信がある。観て欲しい。気高く強く美しいKAT-TUNの10年間の生き様を。あの夜、魂を燃やすように歌った3人と、祈るように応えたファンのエネルギーのぶつかり合いを。

 

【自担部門】

塚田僚一A.B.C-Z

 

楽曲系はえびに寄りつつバランスよく入れられたな!よし!と思っていたけど全体を見るとKAT-TUN色がだいぶ強くなった。仕方ない…2016年はもうさ…抗えないじゃん…選択肢にKAT-TUNがあれば投票するじゃん…だって提供してくれるもの全部最高のクオリティだったんだもんよ…

現場部門、本当はボク穴に入れたかったんです。すっごくすっごく大事な舞台で大好きな舞台だったから。舞台役者塚田僚一の真髄を見た。千秋楽の鬼気迫る演技が本当にすごくて。だけどやっぱり!!!!!!10Ksには抗えなくて!!!!!!!!!!!

自担(塚田くん、上田くん、二宮さん)がいない現場部門というのがもしあったとしたら私は迷いなくコインロッカーベイビーズでした。舞台作品としての完成度がすごかった。原作に漂う退廃的な雰囲気、「気持ちの悪さ」、みたいなものがこんなにも上手く舞台に落とし込めるのかと。そしてなにより演者のよさ!橋本くんの今にも消えてしまいそうな佇まい、狂っていってからのぞっとするような歌声や演技。河合くんの「キク」としての立ち居振る舞い、背筋を伸ばしてつっこんでいく格好よさ、強さ、だからこその母親を撃ってしまった時の自分の中の膜が弾けてしまったかのような叫び、弱い部分さえもどこまでもそこにいたのは「キク」だった。さらに特筆すべきは真田くん。ダイバーやレポーターに漂う「得体の知れなさ」「気持ちの悪さ」、山根の狂った演技、駅員のどこか居心地の悪ささえ感じられる淡々とした台詞から始まる物語の導入、全部見事で本当に…って何の話だ。楽曲大賞の話だよ。穴とコイベビの話をし始めたら止まらない病気未だに継続中です。多分各自の次の個人舞台が始まるまでは引きずる…。

 

2016年の前半はKAT-TUNしか見えないってくらいKAT-TUNにどっぷり、10Ks終わって穴が始まる頃にじわじわA.B.C-Zの活動の加速に合わせてまた軸足がA.B.C-Zに戻り駆け抜けた2016年後半、A.B.C-Z中心掛け持ちでなんとなくまた安定しているのが今です。2016年、色々あったけど、やっぱり総括するとジャニオタ楽しい!とこうして振り返ってみると泣き笑いしながら思うのでした。

2017年はどんな楽曲や現場に出会えるかな~!楽しみだ!!

*1:I to U、浮世、desire、Birds、RUNAWAY、Sexy Zone

豪華すぎるシングル・A.B.C-Z「Reboot!!!」を全力で宣伝する~2/1発売です~

あけましておめでとうございます!!!!2017年!!!!A.B.C-Zのデビュー5周年イヤー!!!!祝!!!!!!

そんな記念すべき5周年イヤー、デビュー記念日の2/1に発売するニューシングル「Reboot!!!」。これがすごい。コスパがやばい。かゆいところに手が届きすぎるし大丈夫?ポニキャたん赤字にならない?大丈夫??って心配になるレベルなんですけど、意外と他担の方にはReboot!!!のパッケージのすごさが知られていないのでは!!!???と思ったので今キーボードを叩いています。

 

もう本当にすごい。A.B.C-Zファンの方はもちろん、「最近ちょっとA.B.C-Z気になるんだよね…でもあんまり詳しくないし何から買えばいいかわかんないな…」という方、「アウトの金髪筋肉塚ちゃんって何やってる人なの?」と思ってる方、「A.B.C-Zクロバットすごいよね!もっと見てみたい!」と思ってる方、「最近のABChanZooって結構面白いよね」という方、「バックにいたからJr.時代は何となく知ってるけどデビューしてからはあんまり見てないな」って先輩担の方、ボカロ好きな方、もうA.B.C-Zの事知ってる人から知らない人まで、このシングルを買えばわかる!!!!!

 

あっ、なんでボカロ好きな方におすすめかって、表題曲Reboot!!!の作曲担当が、みきとPだからです。

2012年頃にボカロを多少なりかじっていた方なら、「いーあるふぁんくらぶ」の名を聞いたことのない人はいないんじゃないでしょうか。

www.nicovideo.jp

 元二次元オタのジャニオタ、まさかのここでみきとPとの再会を果たすの巻。人生何があるかわからないね。

Reboot!!!の音源をここに貼れないのが残念ですが、確かに言われてみれば…Reboot!!!のこのかっこいいんだけどどこか面白い感じのいい意味でちょいダサな不思議なサウンド…ボカロP…なんだかすごく納得した…。まさかの親和性…。

 

さて、まずは表題曲「Reboot!!!」の紹介から入ります。曲は良いからまずは何を買えばいいかを知りたいんだよ!!という方はちゃちゃっとスクロールしてください。私の表現力よりもまず聴く方が早いと思う。

Reboot!!!は、一言で言うなら、「めちゃくちゃA.B.C-Zっぽい」んです。

 

①曲調がA.B.C-Zっぽい

ポニーキャニオン公式HPでの紹介文を引用すると、A.B.C-Zシングル史上最高にアップテンポなダンスナンバー」!!!!EDMも盛り込んだかっこよくて楽しくてハイテンションなナンバーになっています。既に少し紹介しましたが、作曲はいーあるふぁんくらぶのみきとP。

私、この紹介文を見て、めちゃくちゃかっこいい曲なのかな!!!って思ってたんです。めちゃくちゃ踊るみたいだし!表題曲でかっこいい曲!これは時代くる!!!って。

初めて聴いたときの私の感想。

めっちゃ笑ってしまった。かっこよくて楽しいんだけどいい意味でちょいダサ、何これ!!?って思う、けど聴いていくうちにどんどんかっこよく聴こえてきて中毒性がすごく高い、そして聴いているとすごく元気でハッピーな気分になってくる!!!!……いや、この現象既視感あるな??

これA.B.C-Zそのものを見てるときと全く同じ現象!!!!!

これまでのA.B.C-Zの楽曲は表題曲は爽やかで楽しい曲が多くて、カップリングではゴリゴリにかっこいい曲、アルバム曲は綺麗で染みる曲など幅広い楽曲があって、どれも色んな顔を見せてくれる本当にいい曲ばかりなんだけど、Reboot!!!は「A.B.C-Z」とは!!!こんな人たち!!!ドーン!!!!って直球で表現してきたような曲。ざえびが彼らの「一番世間に親しまれている曲」という意味での名刺だとしたら、Reboot!!!は「A.B.C-Zってこんな人たちですよ」と示す第二の名刺みたい。

 

②歌詞がA.B.C-Zっぽい

歌詞がすごい!!!これまでもBIG STAR、Finally Over、Great 5など野心メラメラでゴリゴリな歌詞を定期的に歌ってきたA.B.C-Zですが、「再起動」の意味を込めた「Reboot!!!」もまたかましてきた。

ていうかまず5周年記念シングルで「再起動」を掲げるA.B.C-Zむちゃくちゃかっこよくないですか!!!!!???????

もう歌詞全部最高なので全部紹介したい勢いなんですけど流石にそれはダメなのでいくつかピックアップします。

さあFantastic!!

もっとExiting!!

グッとFlying!!

始める そうReboot

 最初の歌詞がこれなんですよ最高じゃないですか!!!!????FantasticでExitingにFlyingするディスイズA.B.C-Zーーー!!!!Reboot=再起動を「始まる」んじゃなくて「始める」っていうのもいいですよね…自分たちから仕掛けていく…めちゃくちゃA.B.C-Zっぽいかっこいい泣く

 

馬鹿にしてたら油断してる隙に噛みつく

(中略)始めよう革命の狼煙を上げようBang

 正直他のグループに比べれば「売れてない」とずっと言われてきたA.B.C-Z。でも馬鹿にしてたら油断してる隙に噛みつくんですってよ!!!!シビれる!!!!!!この歌詞を河合くんが歌ってるのも絶妙すぎて最高だしここを歌ってる河合くんかかわいすぎるのでみなさん是非注目してください。歌詞から話が逸れた。5周年に革命の狼煙を上げようと歌うA.B.C-Zかっこよすぎかよ~~~~~(涙)あとBangのところの戸塚くんがかっこいいのでみなさん是非(以下同文)。

 

カラッポのZERO ここからリスタート

(中略)ZEROよりも強いものなどない!

  A.B.C-Zにとって「ZERO」って特別な意味を持った言葉なんですよ。それは「A.B.C-Z」の「Z」だから。A.B.C.に橋本くんが加入して、ジャニーさんに貰った名前「A.B.C-Z」。これは「アルファベットが完成した」という意味で「Z」をつけたということともう一つ、「ゼロに戻る」という意味もあるんですよね。そんな名前を冠した彼らが、リスタート・再起動の第一歩の曲で「ZEROよりも強いものなどない」と歌う!!!!胸熱すぎる…!!!!!エモい!!!!!!!強い!!!!!!!最高!!!!!!

 

その他にも「5COLORS」など5人にちなんだ歌詞が出てきたり、グループ名が歌詞の中に入っていたりと、本当に「A.B.C-Zのための曲」だし、「A.B.C-Zの色」がすごく強く出た歌詞なんですよね!!サビの歌詞で並べられた単語たちもすごくA.B.C-Zっぽいし。ここで紹介したのはごくごく一部なので歌詞の全貌もチェックしてみてほしい!!!!

 

③アクロバットがヤバい

クロバットボーイズクラブの名を冠し、普段から息をするようにアクロバット山盛り踊りまくりのA.B.C-Zをもってしても「(ダンスが)激しい曲」「アクロバットがすごい」と言わしめるほどの激しいパフォーマンス。河合くんが「(グッとFlyingの後から)ずっと止まんないです」って言ってたけどほんと…A.B.C-Z体力おばけすぎでは…??

Reboot!!!のアクロバットがどのくらいヤバいかというと、既にCDTVにてパフォーマンスが披露されているんですが、ちょっとやそっとのアクロバットでは驚かないえび担が「は!!!!???」と口を揃えたレベルのヤバさ。

今回新技だったり既存の技をメンバーチェンジしたりなどもあるんですけど、河合くんがラジオで新技アクロバットの説明をしてて「はっしーに三点倒立で絡んではっしーがそのまま側転して俺が三点倒立のままころころ転がる」って言ってて、見ればこの説明は確かに正確だと思うんだけど、実際見ても何を言ってるのかわからないし何が起きてるのか理解ができない。

私が特に胸熱だったのは、これまでアクロバットの比重が比較的少なめだった橋本くんと河合くんがかなりアクロバット技の要になってるところ!!!!!

Reboot=再起動」を銘打ってるだけあって、新技やフォーメーション含めめちゃくちゃ攻めてきてる。既に超人技のアクロバット技術があるのに、定番をあえて崩してきたり、攻めすぎててもはや常人には理解できないレベルの新技まで繰り出してきてる。

とりあえずなんていうかヤバイ。(語彙力)

 

さてそんな気合入りまくりの5周年記念シングル「Reboot!!!」ですが、3形態あります。しかもそれがまぁ~~~豪華!!!!!!こんなに安くて!こんなに色々ついてくるの!?マジかよコスパ最強だな!!!!!!????

 

★初回限定5周年Anniversary盤(3,000円)

Reboot!!!を堪能したい方、5人のわちゃわちゃが見たい方、橋本くんのことが好きな方へ~

CD:「Reboot!!!」「ペルソナゲーム」

DVD:「Reboot!!!」MV&メイキング・「A.B.C-Z 5年分の大忘年会~今夜は無礼講~」・Summer Paradise2016 橋本良亮ソロ公演「ハシツアーズ~もうかわいいなんて言わせない~」(ほぼノーカット)

えっ………………こんなに入って3,000円………………?????????

とりあえず一度目を疑うボリューム。

Reboot!!!のMVは橋本くん曰く「セットがそんなこだわってないくせになんでこんなCGに見えんだよ!それはなんでだ!A.B.C-Zだからか?それとも監督がいいのか?それともスタッフの力がいいのか?どっちだ?これはA.B.C-Zなのかスタッフなのか監督さんなのかそれとも周りのファンのおかげなのか!?それはどうなの!?え!!?そしたらもう…いいよもうみんなのおかげ!!うん(笑)それはそうだよ、うん!!(笑)」

なんかよくわかんなくなってきたけどかわいい!!!!!!イエーー!!!説明になってないかもしれない!!!河合くん曰くかっこいいみたいです!!!とりあえずA.B.C-Zだからきっといいものに仕上がってるはず。という信頼があります。Shower Gate以来にSnow Manもバックについてくれてるよーーー!!!!

そしてこれですよ忘年会!!!!!ジャニオタでグループの忘年会映像が嫌いな人はいない!!!!!!

どうやらフルコースを頂きながら忘年会をするらしい。案外めっちゃ豪華。かと思いきや「5人らしいオモシロ映像」になってるらしくて流石おれたちのA.B.C-Z!!!!!!いやー楽しみすぎる…無礼講っていうサブタイトルも気になるところ…

ここまででも十分豪華なのにここで終わらない5周年大盤振る舞い。昨年夏に行われた橋本くんのソロコン、ほぼノーカットで一緒に収録しちゃいます!!!!!!!いやいやこの映像だけで5~6千円とっていいよ!!!!!?????????

ほぼノーカットということで、かなり色々入ってます。橋本くんの自信作である新曲「hazy love」は勿論のこと、昨年以前に披露され未だ映像にも音源にも残っていなかったソロ曲「秘密の愛」「恋」もついに!!待望の!!!映像化!!!!!!!(号泣)

さらに関ジャニ∞安田くんのソロ曲のカバー「わたし鏡」、塚田くん…いや塚リカちゃんのソロ曲カバー「気にせずGO MY WAY」まで!!!!!橋リカちゃんが!!!!!!収録される!!!!!これはヤバい!!!!!!!!!!!!!

橋本くんのソロコンはむっちゃくちゃかわいいし、むっちゃくちゃかっこいいし、コンサートとして純粋に楽しくて橋本くんの魅力詰まりまくりなのでもう本当超オススメです!!!!!振付担当は昨年に引き続き五関さん、レーザー演出も一本一本五関Pのこだわりの作品。レーザーもすんごいので演出照明厨の方もぜひ。一点悔やまれるのはBD画質で残せなかったことですかね…!!しかしそれにしたってこの安さで橋本くんのソロコンが見られるなんてどういうことなの????すごすぎない?????3,000円の課金でReboot!!!のMVも忘年会も橋ソロも見られるの?????

 

★初回限定5周年Best盤(2,000円)

A.B.C-Zの作品を買いたいけどどこから手をつければいいか分からない方へ~

CD:「Reboot!!!」「ペルソナ・ゲーム」

DVD:「Single Music Clips Collection」(シングル表題曲全10曲のMV集)・「5年分のミュージッククリップ鑑賞会」

えっ………………こんなに入って2,000円………………?????????

いや今までのシングル表題曲のMV全部つけてそれの鑑賞会までつけて2,000円ってwwwwwwwwまってwwwwwwwwMVのみで計算しても1曲200円也。安すぎる。中古店かよ!!?どっこい公式です!!!!!!!!

これ1枚でA.B.C-Zの5年分のシングルが全部追えちゃいます。すごい!!!

ただしカップリングやアルバム曲のMVはついていないので、とりあえずこれを買ってみてA.B.C-Zすごい!もっと見たい!と思った方はぜひ元のCDやDVDもチェックして見て下さい!!!かっこいい曲はだいたいカップリングとしてMVになってるので!私のオススメは「SPACE TRAVELERS」のカップリング「Finally Over」、「Twinkle Twinkle A.B.C-Z」のカップリング「Desperado」です!!!♡♡って話が逸れた!!!!

シングルのMV全部つけるってだけでも白目なのに、コメンタリー企画までついてくる!!!!!!!!ジャニオタでビジュアルコメンタリー企画が嫌いな人はいない!!!!!!

ポニキャたん、ファンの需要わかりすぎてて拝むしかない。

特にA.B.C-Zは自分たちでパフォーマンスを組み立てたり、楽曲を選んだり、作品作りに本人たちの意思が深く関わっているグループだと思うので、こうやってMVを見ながら裏話や思い出話を聞けるのは楽しみすぎるしかなり興味深い。当時の想いだったりも聞けるらしいので、どんな話が出てくるのか…!今からドキドキである…。とりあえずひとつ私の予想なんですけど、ざえびMVで振り付けを間違えたモロ*1いじりは恐らくある。

 

★通常盤(1,100円)

~とりあえず手軽に楽曲を楽しみたい方へ~

CD:「Reboot!!!」「YOU ARE A FLYER」「リメンバー」

A.B.C-Zの真の魅力は映像にあるからDVDでデビューにしよう、とジャニーさんが決めた話は有名ですしその通りだと思うんですが、実はA.B.C-Zってかなり楽曲も名作揃いだったりするんです。

例えば2016年のSLTツアーで大人の魅力が光った「Secret Lover」、見せ場のトランポリンコーナーで使われた「Rock Your World」、一番最後に歌われた「世界一」、ABC座2015で鍵となる楽曲となった「Smiling Again」。これら全部シングルのカップリングとして世に出た楽曲です。A.B.C-Zの楽曲の優秀さは本当にすごい!!!いわゆる「捨て曲」がない!!!!!そして橋本くんを筆頭にみんな歌が上手いんですよ、意外とアクロバットイメージが先行して気付かれないけど!笑

ということで、楽曲のみの通常盤をお手に取ったとしてもかなり楽しめるんじゃないでしょうか。あと初回2種とはカップリングが全く変わるので、楽曲をコンプしたいという方は通常盤もぜひ!逆に初回盤カップリング「ペルソナ・ゲーム」は通常盤には収録されていないのでご注意ください!

 

そして初回盤の2種には、2/5(日)に都内某所で行われるデビュー5周年イベントの参加チケットが封入されています。応募券じゃないです。参加券です。

都内某所で5人全員が参加する、参加券を持っていれば基本全員参加できる(はず)ということ以外詳細は未だ不明なんですが、応募者全員大サービスかよ…………。全サなんてりぼん以来に聞いたよ…………

基本全員参加できるってことはスタンディングなんだろうなあ。握手会とかハイタッチ会とかそういう系なのかなあ…なんかよくわからないけど、今会えるアイドルA.B.C-Z(?)、気になる方はそちらもぜひ!!

 

ということで以上、「Reboot!!!」の紹介というか全力の販促でございました。

詳細は多分ポニキャのA.B.C-Zサイトを見るのが一番わかりやすい!!A.B.C-Zでレッツ検索!!

もう本当にびっくりするくらいお得感満載&気合い満タンなシングルなので、お気軽に!色んな人に!見て聴いて欲しいです。A.B.C-Zは絶対にファンを幸せにしてくれる人たちだし、A.B.C-Z界隈はとても平和で楽しくてちょっとトンチキな愉快な村なので住み心地も快適ですよ♡笑

 

A.B.C-ZReboot!!!」、デビュー5周年記念日2/1に発売です!!!!!よろしくどうぞ!!!!!

 

Reboot!!! 初回限定5周年Anniversary盤(DVD付)

Reboot!!! 初回限定5周年Anniversary盤(DVD付)

 

 

Reboot!!! 初回限定5周年Best盤(DVD付)

Reboot!!! 初回限定5周年Best盤(DVD付)

 

 

Reboot!!! 通常盤

Reboot!!! 通常盤

 

 

*1:Jr.で現在Love-tune所属の諸星くん

2年ぶりに関ジャニ∞に会って惚れ直してきた話――関ジャニ'sエイターテインメント12/17

1年半前に、実はこんな記事を書いていた。

tk46.hatenablog.com

書くだけ書いて少しすっきりして、公開しようかと思ったけど、迷ってやめた。ネガティブな気持ちのまま書いた記事を、その気持ちをもったままピリオドを打ってしまうのはどうだろうと思って、いつかまた笑って関ジャニ∞に会って来れたらこれまでの経緯と笑い話として公開しようと思って保存していた。ということで、今日、この記事を公開する。そしてこの記事の後日談を語りに来た。

 

2年ぶりに関ジャニ∞に会ってきた。関ジャニズムツアー以来。去年は行こうと思えば行けたけど、行かなかった。関ジャニズムツアーでアイドルのエイトが見せてくれるものと当時私が勝手に求めてたものがなんかうまく噛みあわなくって、エイトのことを追ってたら本人たちに関することもテレビとか周りに関することも変に嫌なところが目について気にしちゃって、その結果エイトについて「安田くんがかっこいい」ことしか楽しめなくなっちゃってて。それが形になって出ちゃったのが前述の記事の話だったんですけど。なんかもうだめだ私エイトのファンとはもう名乗れない、って思って折れちゃってから、近づきすぎるとエイトのことを嫌いになってしまいそうだった。だから距離と時間をおくことで自然と解決してくれるのを待った。

現場に行くのは止めたけどクロニクルと関ジャムは毎週録画してそれなりに見てて、バラエティの関ジャニ∞やバンドやってる関ジャニ∞は結構楽しく見ることができてたから、元気LIVEが終わったくらいからそろそろ大丈夫かなって思えてきて、そして罪と夏がすごくよかったから現場で聴きたいって思って、FC会員の友達に頼んでチケットを一緒にとってもらって行ってきた。関ジャニ'sエイターテインメント。

 

正直、始まるまで楽しめるかちょっと不安だった。これでまたエイトに勝手にがっかりしたらどうしよう、また安田くんのことしか楽しめなかったらどうしよう、と思っていた。だから事前にセットリストも軽くチェックして、好きな曲がたくさん入ってたから、それ聴けるだけで十分だな!とハードルを下げて会場に入った。

 

開演5分前。友達の防振双眼鏡を試しに使わせて貰っていたら、双眼鏡の端でモニターのたこ焼きロゴが燃える。びびる。何が起きたのかと思ったら、注意事項映像が始まった。まじか!エイトも注意事項映像オリジナルの作ったのか!!*1えー今年のコンサート楽しいな!?さすがエンターテインメントとかけたタイトルなだけあるな!?今年はこういう雰囲気か~と思いながら鑑賞。

18時ちょうど、客電が落ちる。OP映像が始まる。今年はどんな楽しいOP映像かな、と思ってモニターを見たら、あれ、なんか、雰囲気が、いつもと…?

 

――煙草。スーツ。銃。組の紋。眼鏡。黒の送迎車。賭博。暴力。漂う裏社会のニオイ。

……ちょっとまって、ねえ、これ。勿論違うけど――私が大好きだった8UPPERSとは違うけど、その雰囲気を継承したような映像。ペンライトを振る手は止まって棒立ちでモニターを見つめる私。鳥肌が立っていた。まってこんなことやってくるなんて聞いてない。

映像が終わって、どこから登場するんだろうって思ってたら、アリーナの出入口。ステージの上ですらないその場所に7人並んで立っていた。それだけでねえ、びっくりするほどかっこいいんですよ。そして黒スーツのバックダンサーを引き連れて、NOROSHIが始まる。

いやびっくりだよ、何ってこの時点で私もう泣きかけ。嘘だろ!!?って自分で自分に笑った、あんなに期待しないようにしてた、2年前もやもやしながら帰ったエイトコンが最高すぎて鳥肌&涙。まだOPですこれ。人ってかっこよさで泣けるんだな、って思いました。

1曲目のNOROSHIがほとんど「ステージまで歩くだけ」という思い切った演出なんですけど、それだけで何でこんなに強そうでかっこいいんだろう、どういうことだ。この裏社会の強者(物理的な意味で)感、生身の強さ、は関ジャニ∞にしか出せない。*2

そして、2年前よりも関ジャニ∞一人一人がむちゃくちゃ輝いて見えて、それにもびっくりした。

安田くんのことはこの2年間もずっと最高にかっこいいって思ってたけど、横山くんって、すばるくんって、村上くんって、丸ちゃんって、亮ちゃんって、大倉くんって、こんなにもかっこよかったっけ。ここまでキラキラ輝いてたっけ。

いやかっこいいとは思ってたしずっと好きだったよ。だけど生で久々に見た破壊力。この人たちジャニーズだった、そんで、五大ドームを埋める男たち関ジャニ∞だった。

7人の雰囲気に圧倒されていたら始まったブリュレ。まって今年のセトリ最高だな?事前にセトリ見てはいたけど実際に見た時のかっこよさが段違いだった。私が前に見たブリュレはバンドのブリュレだったけどやっぱり踊るブリュレも最強にかっこいい。関ジャニ∞を好きになって最初に好きになった曲。大好きな曲。ブリュレという選曲間違いなさすぎ。

私が関ジャニ∞で一番好きな曲が浮世踊リビトなんですけど、もう生で聴けることはないだろうなと思ってたから浮世始まった瞬間嬉しすぎて叫んだ。事前に知ってたけど嬉しいもんは嬉しい。エイトが浮世忘れないでいてくれて嬉しかった…まさかのトロッコ曲だったのはびっくりしたけどな!笑

ここまででも最強にかっこよすぎてくらくらしてたのに、挨拶で真剣な顔で「今日はみなさん、存分に惚れて帰ってください」って言う安田くんがかっこよすぎて腰砕けかけた。しんどい。そりゃその後の亮ちゃんも「……かっこよすぎひん!?(笑)」って笑っちゃうよ。わかるよ亮ちゃん。かわいい。

そしてその後私がエイトにハマったきっかけだったT.W.Lがきて、何これ私の為のセトリなの?と勘違いしかけるくらい選曲が神すぎて震える。近年の関ジャニ∞って「これが俺たちだ!」って提示してファンがそれについていく、みたいな形のイメージがあって、その形がぶれたとは思わないんだけど、関ジャニ∞ってこんなにファンの需要分かってるグループだったっけ?ってびっくりした。それか、関ジャニ∞の見せたいものとファン…というか私が見たいものが今年ものすごく一致していたのかもしれない。だとしたらものすごく幸せなことだと思う。

 

久々に映画版じゃない元祖のエイトレンジャー見れたのも嬉しかったし(ドームでのエイトレンジャーって本当贅沢なドームの使い方~!!)、そこの流れもツアータイトルにちなんで「エンターテインメント」をテーマにしたものでその構成もよかった。あんなにフライングを無駄遣いする人初めて見た!!河合くん*3以上の無駄遣い!!!(全力で褒めてる)

オレンジの変面もエイトらしい笑いのスパイスが入ってたし、心の声を出す手法は中丸くんのボイパコーナーを思い出した。こんなところでシンクロするYJ。イエローの扉のやつもただただ楽しくて笑った。めちゃめちゃエイトっぽい。笑

あとナスは死にがちだしブラックは不憫な役回りになりがち。

なんていうか今回のレンジャーコントはテンポが良くて見やすくて個人的にかなり好き。

 

山田ユニット曲が王道アイドルな爽やかな曲で、隠れスキルメンというかやればできる子二人が笑いじゃなく本気でアイドルらしく踊りにきたというのが嬉しかった!!山田って本当はかっこいい二人なんですよ~~;;;って胸がいっぱいになった。山田コンビ、好きなので(基本的に大山田が好き)、こういう素敵な形でのユニ曲ができたのが本当に嬉しい…!

 

罪夏~がむしゃら~イツマイの流れがテンション間違いなく上がる最高のとりあわせ。罪夏楽しみにしてたからトロッコだったのまじかー!って思ったけど、夏のリサイタルもあったし冬ツアーならこのくらいかな~って感じもある。なにより聴けたことが嬉しかったから全然気にならなかったしそれより久々にイツマイ聴けたの嬉しかった(泣)

 

MC後、アコースティックコーナー。ここの1曲目がどうも日替わりらしいって聞いてたから、何が来るかドキドキだった。正直これまでの選曲の中ではBaby Babyがものすごく好きで(ぱっちアルバム大好き芸人)、それを超える選曲はこないだろうと踏んでいて、でもそれなりに好きな曲くるといいなーって思いながら始まったイントロ。あ、このイントロ聴いたことある、なんだっけこれ、多分好きな曲だ、曲名出てこない…と思っていたら、丸ちゃんがワンフレーズ目を歌い出す。

「――♪休みの午後昼下がり 駅の道まっすぐ駆け上がり」

!!!!!!!!!!!!!!!!!

叫んだ。自然とうああええええええ!!!!!??????;;;;;;;;って声出てた。周りも一緒だった。ドームに今日イチの歓声が響く。ドーム揺れた。

I to U。まさか、まさか聴けるとは思わなかった。エイトの中で大好きな曲三本指には入る。っていうか、今日のセトリに私の好きなエイト曲TOP3(浮世、象、I to U)全部入ってきたんだけどどういうことなの。(ちなみにソロユニ曲を含むとそこにdesireとアイライロも参戦します)(TOP3にならない)

アコースティックの柔らかな音にI to Uの柔らかで切ない曲調がものすごく合う。すごい、なにこれ、今年の関ジャニ∞なにこれ。

「♪嘘つきになってしまって 秘密だらけの体重なって 光も届かない そして君は何処にもいない」「♪得意料理が並ぶ 威張る顔見てまた笑う 誕生日に欲しいものちゃんと言うって決まりや」、ここの安田くんパートが歌詞も安田くんの優しい歌声も本当に大好きなんですけど、生で聴いた破壊力がすさまじい。ギター片手に歌ってる安田くんの、前者はかっこいい表情、後者は優しい表情、が本当に、もう、好きしかない。安田くんには特にリア恋じゃないはずなんですけど正直控えめに言って恋に落ちる。

その後の言ったじゃないかアコースティックバージョン「言ったじゃないスカ」はちょっと笑った。言ったじゃないかも好きな曲だから嬉しかった!

 

Black of night。安田くんが作詞作曲&PV演出にも関わったとんでもねぇかっこいい曲がある、とは聞いていたけど、実はなんだかんだでちゃんと聴くのはコンサートが初。まあ安田くん作詞作曲のダンスナンバーでかっこよくないはずがないです。安心と信頼と実績の安田章大

楽曲としての完成度がいつものことだけどものっすごく高いし、洗練されている感はあるのだけど端々に安田節を感じて(吐息とか、テンポの外し方とか、音の選び方とか、言葉の選び方とか)、最高of最高…。この曲を作った安田くんにも、安田くんに曲を作ってもらおうと動いたメンバーなのかスタッフなのかわからないけどとにかくこうして表に出してくれた環境にも、衣装のかっこよさや演出照明のかっこよさにも、全方位に感謝…。

 

バンドまでのつなぎにセッション映像で繋ぐというのが新鮮だったし感嘆した。こういう映像の使い方があるのか!と。そこで演奏していたのがTOKIOの「LOVE YOU ONLY」。

映像のエイト「♪きーみがー」客\♪きみがぁー/って映像とのC&R成立してたのにも笑ったしみんなラブユーオンリーのC&Rよくご存じで!音楽番組とかでもやってるもんね!!(私もできる)(DD)まさかTOKIOのライブ経験するより先にエイトでラブユーオンリーのC&R経験することになるとは!!

 

そしてバンドセットにスタンバイするエイト。モニターに「Tokyoholic」という文字が出て、始まった曲。

え、なに、めちゃくちゃかっこいいしゴリッゴリに攻めてる、何この曲!?は!!!????こんな曲がエイトにあったなんて聞いてないんだけど!!!????と衝撃を受ける。これどこのCDに入ってる曲なんだ、コンサート終わったら買いに行かなきゃ、と強く決意する。

だけどコンサートの後に知ったんですけど、これ、未音源楽曲だそうですね!!??は!!!!????(二回目)しかもTokyoholicってタイトルもここで初めて出たの?それまでみんな「10.25のセッションの曲」って呼んでたの?えっこれどこかに映像で残されてるの?ツアー初出ではない?NOROSHIに入ってるの?亮ちゃんが作ったの?天才か?ここ2年のエイト事情はだいぶ浦島なんでちょっと誰か教えてほしい!!!!わりと安価で買えそうだったら買いかねない!!!!!!!!!!!(白目)

Tokyoholicの何がこんなに好きかって、まず曲調ドンピシャ好みだし、歌詞もドンピシャ好みだし、モニターの演出もいいし、何よりこの歌詞を今の関ジャニ∞が歌うっていうのが本当、最高すぎる。

歌詞の内容としては、「東京の街は嫌いだ!いけ好かない!でも中毒性がある街だ気を付けろ!まだまだここが始まりなんだ!だからやっぱり憎みきれないんだぜ東京!!」みたいな話なんですけど(雑すぎる要約)(こういう雰囲気のことを100億倍くらいかっこよく泥臭い言葉で歌ってる)、これは関西から上京してきて、東京の街で関西のアイドルとして第一線で戦い続けてる関ジャニ∞にしか歌えない曲だと思うし、関ジャニ∞が今この歌詞を歌ってくれたことが嬉しかった。

私が関ジャニ∞というグループをちゃんと認識したのは、嵐がきっかけだった。あの頃関ジャニ∞は「嵐のライバル」という立ち位置で色々嵐と対決したりしていた時期で、東の国民的アイドルvs西の人気急上昇同期、みたいな構図があった。私自身もそうだったし、私の周りにも嵐とエイトを掛け持ちしてる人がたくさん増えた。

でも、やっぱり、2016年の今、未だに嵐のコンサートは全然チケットとれなくて、年末テレビ誌の表紙も全部嵐だし、紅白の司会も嵐からまた出たし、「国民的アイドル」の地位は今なお強固になるばかり。関ジャニ∞も五大ドームツアーを続けて冠番組もたくさんあってファンも熱くて、人気は安定していて、でもなんか、そこで安定しすぎてきちゃってるんじゃないかみたいな空気も漂ってる気がして。個人のスキルもグループのスキルも高いのにうまく世間にハマりきれてないのが惜しいよなあと思ったりしていた。エイト自身は今後どうしていきたいんだろう。このままで満足しているのか?もっと売れたいと今も野心を燃やしているのか?そうずっと思っていた。

でもTokyoholicで、ここはまだまだ始まり、と歌ってくれた。泥臭くて野心メラメラで売れたいって言ってた関ジャニ∞は、2016年の東京ドームの真ん中に、まだまだ居てくれた。関ジャニ∞はまだまだ東京の街で戦う気なんだって思って、その姿がむちゃくちゃ頼もしかった。関ジャニ∞まだまだやれる、まだまだ道の途中なんだって思った。それがすごく嬉しかった。

 

そして、そこからの、象。かっこよさの過剰摂取で倒れそう。イントロ~歌い出しまでカメラワークも安田くんかっこいいスペシャルで無理しんどい。象は本当に本当に大好きだし安田くんのファンとしてものすごく大切な曲だから、また、そしてバンドで聴けてもう…本当…ありがとうございます…。涙

最後の曲がNOROSHIというのも、OPからの流れが上手すぎて唸った。OPをNOROSHIで始めて最後またNOROSHIで締めるという流れが秀逸すぎる。普通に歌うバージョンとバンドバージョンでNOROSHIを聴ける贅沢。

もうほんとNOROSHIがかっこよすぎるので、このかっこよさは考えるな感じろ、読むよりも聴くが早い。これを今の関ジャニ∞が歌うということも含めて、最高。

NOROSHIを歌い上げて、そのままステージ端の階段を下りてハケていく7人の生身の男の背中が最高にかっこよくて、全力で拍手を贈り続けた。

 

ところで、私が2年前にもうだめだ私って思った決定的な瞬間が、前述の通りニズムコンのバンドパートで安田くんが機材に隠れてて一人だけ全然肉眼で見えなくてそれがものすごいショックだった自分がショックだったということだったんですけど。

今年は360度ステージで、音響機材はモニターの横にくっついてたから、あっ今年は大丈夫かな~と思ってたんですよね。フラグでしたね。

今年も安田くんだけ機材の柱に隠れて見えない。

機材は私に何か恨みでもあるのか!!!!!???

でもね~~~全然気にならなかったんです。安田くん見えない!まじか!じゃあ双眼鏡やめてモニターで見よう、って。モニターに映る関ジャニ∞を楽しんで、曲を聴いて楽しんで、それで十分楽しかった。そう思えて本当によかった。

「安田くん」以上に「関ジャニ∞」と「関ジャニ∞の安田くん」が一番好きだ、と思える今でよかった。

 

久々に見たら美しすぎてびっくりした、美しくてかっこよくてメンバー愛が深い愛すべき最年長横山さん。

バンド曲ではパワフルな唯一無二のボーカルがかっこよすぎた、アイドル曲ではカメラアピールもする姿がかわいすぎたすばるさん。

「バカになろうぜぇぇ!!!」「俺たちの大事な、大事な、大事なエイターに大きな拍手を!!!!」と叫ぶ姿が男前すぎた村上くん。

愛すべきキャラクターと、バンドやダンスの時のかっこよさのギャップがすばらしすぎた丸ちゃん。

歌っている時はあんなにかっこいいのに、喋ると相変わらずすごくかわいい亮ちゃん。

立ってるだけでイケメン、笑えばふにゃふにゃの笑顔がかわいくて、実は真面目でファンやメンバーに対して真摯な最年少大倉くん。

そして、最高に男前でかわいくて多彩すぎる魅力をもつ安田くん。

この7人の一人一人が好きだと思ったし、この7人で戦い続ける関ジャニ∞が好きだと思った。久々に思い出せた。

 

惚れ直させてくれてありがとうな!!!!!!!今年の関ジャニ∞に会いに来れてよかった!!!!!!!!!!

楽しさと嬉しさでふわふわしてるの半分、かっこよさでくらくらしてるの半分、の帰り道、買うか迷ったまま買ってなかったこれを衝動的に買って帰りました。

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関ジャニ∞、楽しかったぞありがとう!!!の感謝を込めて。Black of nightのPVも最高でした。

 

*1:A.B.C-ZのSLTもあった

*2:KAT-TUNも裏社会似合うけど銃と頭脳でのし上がってきた感ある、エイトはもっと物理の強さ…

*3:S L Boy

【 #塚ちゃん30thBDブログ企画】星の瞳のアイドルの話【あと0日】

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塚田くん30歳記念ブログ企画、本日最終日です。誕生日当日12/10は僭越ながら私・つきしろが担当致します…!

 

 

初めてA.B.C-ZのコンサートDVDを見た時、私は「目の中に星が入ってるアイドルって、本当にいたんだ」って、衝撃を受けた。

 

いざ塚田くんお誕生日記事を書こうとブログ画面を開いて、さて何を書こうと手が止まった。塚田くんの好きな発言を集めてみようか。ここ1年半の快進撃についてまとめてみようか。おすすめの塚田くんのパフォーマンスについて紹介しようか。塚田担として楽しかった現場の話をしようか。塚田くんを好きになったきっかけを振り返ろうか。ただただ塚田くんの好きなところについて語ろうか。

色々考えて、一番好きな塚田くんについて語ろう、って思って、私の一番好きな塚田くんって何だろうって思って、答えはすぐに出た。

「アイドル」として、ステージに立っている塚田くんについて。

 

私がA.B.C-Zのことをちゃんと見るようになったのはテレビのバラエティからで、バラエティでハジける塚田くんの第一印象は「楽しい人だなぁ」だった。天然っぽくて人とずれてるけどニコニコ楽しそうな姿に惹かれて、私はA.B.C-Zの中で塚田くんを一番に目で追うようになった。

少クラ等でパフォーマンスを見るようになって、A.B.C-Zの番組を色々録画するようになって数か月、季節は2013年の秋。コンサート見てみたいけど、お金もないしとりあえず様子見しとこ、と思っていたTwinkleツアーのDVDがすごくいいらしいと聞いて世間から少し遅れて購入。A.B.C-Zのコンサートはどんな雰囲気なんだろう?とわくわくしながらディスクを再生し始めて、その圧倒的な幸福感と1stツアーとは思えない完成度にものすごくびっくりして…そして、コンサート1曲目、Za ABCの時にアップでカメラに抜かれた塚田くんの目がものすごくキラッキラしてて。

目の中に星が入ってる、って思った。そんなの二次元だけの存在だと思ってた。装飾は先輩方に比べて多くはないけどキラキラした衣装を着て、キラキラした心から楽しそうな顔で、キラキラした瞳で客席を見ながら歌い踊ってて。アイドルらしくないと言われてテレビに出ていたA.B.C-Zの塚ちゃんが、あの瞬間ものっすごく、今まで見た誰よりも私にとってアイドルだった。びっくりした。

あれからちょうど3年と少しが経って、 私はえび担になって、塚田担になって、たくさん塚田くんのパフォーマンスを見てきた。映像でも毎週のように少クラで見て、毎年舞台のショータイムや音楽番組の観覧も含めると片手では全然足りないくらい生でパフォーマンスも見るようになった。そのいつのシーンを切り取っても、毎回毎回新鮮にびっくりするくらいステージに立つ塚田くんはキラキラ笑顔で、キレキレのダンスとアクロバットで、最高のアイドルだった。

 

ステージに立って歌い踊る塚田くんの姿には、塚田くんの全てが現れている、と思う。

飛び抜けた身体能力。いつでも全力すぎるほど全力で挑む姿勢。周りを幸せをするとびきりの笑顔。カメラアピール(もしくはファンサービス)を忘れないサービス精神。もっともっとよりよいパフォーマンスをしようという向上心。パフォーマンスに対する真摯さ。歌の世界観の表現力。アイドルとして、みんなを楽しませよう!という気持ち。そして何より、アイドルの仕事が大好き!と言わんばかりのキラキラした表情。だから私は、塚田くんのパフォーマンスが好きだ。

 

塚田くんの紡ぐ言葉、特に仕事に対する思いを語る言葉が大好きなのだけれど、その中でも特に印象に残っている言葉がある。

なかでも、いちばん印象に残っているアドバイスは、「ステージには悲しみを持ち込むな」という言葉です。(中略)この言葉は、舞台に限らず、バラエティ番組に出る時も、音楽番組に出る時も、いつも忘れないようにしています。自分の個人的な悩みはひとまず置いておいて、目の前のお仕事に全力投球する。

(STAGE SQUARE vol.9)

これは塚田くんの初めての外部舞台「イットランズ・イン・ザ・ファミリー」の取材で、少年隊の錦織さんに頂いたアドバイスの話での一節。私はこの言葉に塚田くんのプロ意識、そして何でこんなに塚田くんはいつ見てもステージの上でキラキラしたアイドルなのか、なぜこんなに私は塚田くんのパフォーマンスに惹かれるのかという理由が詰まっていると思って、大好きなインタビュー。

ステージの上には私情は挟まずに、目の前の仕事を――舞台ならばその役を、音楽番組やコンサートならばアイドルとしての仕事を――全力でやりきる。塚田くんだって人間だ。嫌なことがあった日も、万全じゃない日もあっただろう。それでも私情はステージの裏に置いてきて、いつでも最高の姿でステージの上にいてくれた塚田くんは、人に元気を与えるアイドルという仕事に対してどこまでもプロフェッショナルだ。

 

どんな時でも、何があっても、目をきらきらと光らせて、楽しそうにそして全力でステージに立つ君は、最高にアイドルで最高のアイドルだ。少なくとも、私にとっては。何となく気分が晴れない日も、イライラした日も、落ち込んだ日も、いつでも変わらず最高だった塚田くんのパフォーマンスを見るだけで本当に元気が貰えた。塚田くんの笑顔は嫌な気分を一瞬で蹴散らしてくれた。A.B.C-Zに、塚田くんに、何度救われたかわからない。

「出会ってくれてありがとう」とファンに言う塚田くんに出会えた人生でよかった、と思う。生まれてきてくれて、ジャニーズに入ってくれて、アイドルを続けてくれて、A.B.C-Zとして生きてくれたから私はA.B.C-Z塚田僚一くんというアイドルに出会えました。塚田くん、出会わせてくれてありがとう。

 

去年アウト×デラックスで名前が売れて、知名度がぐんと上がって、テレビでどんどん活躍していく塚田くん。今年は初めての主演舞台もあった。そして迎えた30歳。30代の塚田くんがどんな景色を見せてくれるのか、楽しみでなりません。

30代の塚田くんの瞳に映る景色が、ステージの上でお星さまを湛えるその瞳と同じくらい、キラキラしたものでありますように。

A.B.C-Z塚田僚一くん、30歳のお誕生日おめでとうございます!☆

 

 

ということで、塚田くんの30歳に向けて何かをしたい!と見切り発車で始めたこの企画、本記事にて無事終了となりました。

この企画が、塚田くんっていいよね!素敵だよね!と改めて思うきっかけのひとつになって頂ければこれほど幸せなことはありません。

当企画にご参加下さった皆様、見守って下さった皆様、本当にありがとうございました!塚田くんに対する愛のこもった記事がたくさん読めて幸せでした!

"Are You Happy?"――アユハピツアー諸々感想

tk46.hatenablog.com

あゆはぴツアーの全体的な感想はこちらで書いたので、今度はセットリストや演出を中心にした感想を。

 

前回の記事で「『エンターテインメントとして見応えがあった、刺激的だった』『腹抱えて笑った』の二種類の面白かった、があった」と書いたけど、具体的にその中身について触れていきたい。

まずOP映像が始まった瞬間、こうくるか~~!!!!!そういう感じか~~~~!!!と唸った!いつも通りテーマに沿った映像を作りこんでくるのかとわくわくしていたら、メイキング的オフショット?ドキュメント?映像が始まる。しかもそれもまぁ、練習してる真面目なところだけじゃなくゆっるい会話やいつもの大宮をはじめとしたおふざけもある。笑 それをOP映像に持ってくる、っていうのがめちゃめちゃ面白いアプローチ。POPでかわいく楽しかったPopcorn、ドラマテイストで綺麗だったLOVE、デジタルと人間の境界が融解していくDIGITALIAN、「日本」的な物語を日本が誇るアニメーションで描いたJaponism。OP映像ってそのツアーのテーマを色濃く表すものだと思う、少なくとも松本Pのコンサートの作り方からすると。見ながら思いました。「あ、今年のテーマ、『嵐』なんだな」って。メイキングとかでいつも見る、ゆるくて楽しそうで内輪できゃっきゃとふざけてる素の嵐。そんなゆるくて楽しくて「ザ・嵐」のOP映像。

そして、今年の前半戦のセットリストだいぶ挑戦的だね!!!!??

まず1曲目を「Ups and Downs」で始める抜け感。力が抜けすぎてるわけでは決してなくて、華やかで楽しくてかっこよくてでも近年の「愛を歌おう」「Astarisk」「Sakura」なんかと比べて「1曲目でコンサートの雰囲気と嵐のオーラに圧倒される」という感じでもないんですよ。

まずこのアルバムの中で1曲目を選定するのってすごく難しいなって思ってて、シングルのI seekとかリード曲のDon't  You Get Itとかも盛り上がるかなって思うけど1曲目だと何か違う気もして…まず今回のアルバムは全体として「抜け感」があるんですよね。いい意味で肩の力が抜けてる。逆に言えば、1曲目にガーンとぶちかませるようなパンチとパワーのある曲が少ない。でもそれこそが今回のアルバムでありツアーの色、なんですよ。華やかで楽しくて、でもゴリゴリに攻めてガチガチにテーマや雰囲気固めてきてるわけでもない。

 

なるほど今年はこんな雰囲気か!!!!って思ってたらねぇ2曲目で度肝抜かれた。

2曲目にゴリッゴリのsupersonic。

supersonicやるとはうっすら聞いてたけど、もっと後半かと思ってたら!!????早!!!???????????2曲目でこんなにレーザー出す人たちKAT-TUN以来に見たよ!!!!!!!!!!!!!

からの、「I seek」「Oh Yeah!」「Love so sweet」。

いやぁちょっと待って落ち着いてセットリスト並べてみて欲しいんだけど今コンサート後半戦だっけ?もうすぐアンコールかな???

もうこの時点で今年のセトリがわけわかんなくなる。もう全然予測つかない。今年の松本潤どうした!!?これまでのMJ演出セオリーがガンガン解体されていく感覚。理解・分解・再構築かな?(ハガレン

近年の嵐コンはゴリゴリにコンセプト寄せだったのもあって、お客さんのテンションの運び方が非常に丁寧だったと思うんですよね。丁寧にその世界に浸らせて盛り上げていく感じ。突然全然違うテンションの曲入ってこない。しかし今年は急。2曲目からメッチャ急カーブ切った。このテンションの急さは若手…例えばA.B.C-Zとか、のコンサートをちょっと思い出した。勿論双方良い意味で。アーリーサマーコンサートと銘打ったツアーで1曲目からゴリッゴリに重くて暗い(ただしファン人気がピカイチ)のダンス曲Vanillaを持ってきたA.B.C-Zの感じになんとなく似ている。気がする。掛け持ちの欲目です。

 

ソロ一発目は翔さんの「Sunshine」。直前まで一人だけ一段高いところから客席を煽っていて、「櫻井帝王様…!!!!」って拝んでたのに曲が始まった次の瞬間「かっっっわ!!!!!!!!」って思わず口から出た。家の中を模したモニター映像の中にいる翔さんの図がシルバニアっぽくてファンシーで34歳(慶応卒アイドル兼キャスター)のソロ曲とは思えない。今年の翔さんのソロは完全に「陽」の櫻井翔でした。ダンスもかわいかったな~~~~。

からの翔さんプロデュース曲「To my homies」の流れは秀逸。モニター映像もSunshineの背景を引き継いでいるのが良い。

 

第二のOP感あった「DRIVE」。車で出てくるって風の噂を耳にしたので、SMAPのMr.Sみたいに本物の車がかっこよく登場しちゃうのかな~!!って思ってたら超ハリボテの車だし思ってたよりめっちゃ小さい。サイズ感ぎゅっとしてる。5人乗っていっぱいいっぱい。いやーーーでもねこういうとこ本当に嵐!!!!なんですよ!!!!!!5人でぎゅっと集まっちゃう内向的さ!!!!!ここドームよ規模考えて!主役たちがそんな小さくぎゅっと集まって家庭用みたいな小さいビデオカメラで撮り合って…最高です!!!!!!!!

「季節外れの打ち上げ花火」でバクステから花火上げるのは派手演出大好きマンとしては血が躍ったし、素直に歌詞通りの演出するところが楽しいし、打ち上げ花火にわーわー楽しそうにしてる嵐イズ平和。嵐ファンが大好きなやつ。バクステから花火が上がった時は一瞬手榴弾上田総長*1を思い出したけど嵐の火薬の使い方メッチャ平和だね…アットホームだ…武器と硝煙と革命の前夜だってやけにざわつく街*2のにおいがしない…。

もう一つDRIVEで特筆すべきは、ペンライト制御の話。結構細かく制御されていて、何か模様になっている…?と思っていた時にぱっとモニターにスタンド遠景が映し出されて、びっくりした。客席がペンライトの光によってビル立ち並ぶ夜景になってるんですよ。アリーナ外周を車で走る嵐、それを囲むスタンドが夜景。歌詞の「華やいだ街」を客席のペンライトを使って壮大に表現するオシャレさ。松本潤の手にかかれば客席すら大きな演出装置になる。「無数の星座に~」という歌詞のところでは会場のペンライトが一面白に光って無数の星々になっていたのも美しくてすごくよかった!!!

 

ステゴーを挟んでアルバムリード曲「Don't You Get It」。しかしリード曲だからといって特段バリバリ気合い入れてくるわけでもないのが今年の嵐。笑 勿論踊るところはちゃんと踊るしキメるけど、それの熱量は良い意味で「平熱」というか。冒頭とかメンバー同士でふざけてるしね、サングラスかけてるしね…Mステでもやったグラサン楽しくて最高でーーーすありがとうございます!!!!!!!!!

 

ミニMCの後、大野さんのソロ「Bad boy」。曲前の映像は大野さんには珍しい半裸&シャワーの超セクシー映像で(若かりし頃の翔さんのソロ曲・Touch Me Nowの映像みたいなやつ)もう客席からの悲鳴が半端じゃない。ギヤアアアアアアみたいな悲鳴がドームを揺らす。そんな期待度MAXの空気の中踊り出した大野さんのダンスはやっぱり最高にかっこいい…ダンスキレキレ…パントマイムを取り入れた振り素晴らしい…!!!!!と見とれてたら、なんかサビでモニターに変顔の大野さん現れた。

えっなにこれ?どういうテンションで見ればいい???この人ふざけてる!!!ふざけてるよ!!!!!!(CV:二宮)って思わず私の心の中の二宮和也が叫び出しちゃうのも無理ないと思うんだよね?相変わらずメインステでバリバリ踊る大野さんがかっこいいことは変わりないのにその周りがおかしい。モニターの中の大野さんが延々とふざけてる。

なんかこのあたりから、今年のコンサート様子がおかしいな(注:いい意味です)、って思い始める。

 

復活LOVEは直球にオシャレですごくよかった。復活LOVEの雰囲気が好きなので素直に曲の世界観を作りこんでくれて嬉しい。ムービングステージの四隅に合体する照明が街灯みたいでオシャレだし照明がムビステの上でも直の短距離で届くのが良い。KAT-TUNもCHAINの時ムビステに帯同する照明作ってたよね。

本編前ラストのパワパラの時に「前半ラストの曲です、聴いて下さい」って潤くんが振ったのも新鮮だった。これまでだったらそういう曲振りとか挟まないで世界観ドップリでMCまで疾走する印象だったのに。ツアー全体に漂う、「自然体の嵐」の空気のひとつの象徴的なところだなと思う。

 

 後半トップバッターは潤くんのソロ「Baby blue」。白とオレンジの爽やかなロングコートで、生オケでマイク一本で楽しそうに歌い上げる。究極まで無駄なものをそぎ落とした、というくらいのシンプルなソロで、あのソロ曲前の導入がとんでもなく長い(例:Yabai-Yabai-Yabai、Come back to me)ことで有名な松本潤がこんなにシンプルなソロ曲を歌うなんて…!!!!と思う*3でもシンプルだからこそ、目の前のことがすっと心に入ってくる。生オケの綺麗さ、曲のよさ、潤くんの歌声のかわいさと「今この瞬間が楽しい!」と言わんばかりに生き生きと歌う潤くんの少年のような楽しそうな表情!素材の良さが生きまくってる!!!

 

「Miles away」でリフターの周りに薄いふわふわ浮遊する布を纏ってたのが面白かった。なんていうか近くで見たらクラゲみたいで最初「な!?なにこれ!?ww」って思った。笑 でも青や紫の照明を纏う布がゆらゆらと揺らぎながらリフターの周りを浮遊している姿がすごく幻想的で夢の中のような綺麗な景色だった。でも近くで見るとクラゲ(ごめん)(好きです)。リフターの周りを布で囲うって挑戦的な演出だなーと思った。

 

「WONDER-LOVE」~「また今日と同じ明日が来る」。ハイ二宮大先生ありがとうございますタイム。

WONDER-LOVEのダンスが良い…細かいところまで覚えてないから具体的に表現できないのが申し訳ないんだけど、照明演出含め割とシンプルに「踊る」曲で、でもえびのFaFみたいにダンスの技術や手数や激しさで魅せるわけじゃなくて、曲の中で踊ってる人もいれば同じ時に止まってるあるいはゆっくりと動いている人もいて、緩急とオシャレさで魅せる感じ。これはもう見てもらった方が早い!DVD!はやく!!!!!!(T_T)

また今日と同じ明日が来る。またの名を二宮担墓入りソング。思ってたよりもシンプルに魅せに来たな、という印象。ギミゲ沼の住人としては、アカペラ部分や無音部分で何か仕掛けに来るかなと思ってたんだけど、小手先の何かというより「踊りを見せる」ことに特化した演出。ペンライトの光も消して照明も白のみでメインステを照らすというシンプルさ。ギミゲのエロあざといパフォーマンスと対比して、このシンプルさが30代の二宮和也なのかなと思った。

私は今回演出を見逃したくないからという理由で3階席から双眼鏡は一切使わないでコンサート見てました。で、原くん推しの姉に双眼鏡ずっと貸してた。なので正直に言いますと、ダンスの細かいところまでは視界で捉えきれてないです。だからニノソロでどうにか生き延びましたけどこれBDで見たらたぶん間違いなくしぬ。なんかダンスの動きが…すごかった…見たことないタイプの二宮さんのダンスだった…3階席肉眼でもペンライト振るのを忘れて「ア゛ッ……………………(固)」ってなってたんで…………………

今年のニノソロはとにかく踊る、という感じなので会場全体見ず二宮さんロックオン状態で見ても何にも支障ないと思います。これから参戦する方に一つだけ言いたいのは「可能な限り性能のいい双眼鏡を持って行け」っていうことです。二宮担と宇宙six担のみなさんこれは絶対です…必須です…ご武運を祈ります…

 

 そんなニノソロから一転始まった相葉さんソロ「Amore」。今年も来ましたソロ曲盛り上げ隊長!ディスコスター様、Mr.FUNK様とキャラものが続いた近年、今年はどうくるかな!?と思ったら斜め上すぎるところにぶっとんでいった。すごい。

まずツアーT?で出て来たところからびっくりしたんですけど、Jr.と一緒にTシャツぺろぺろ捲るダンス(?)→Jr.を自転車にする(??)→Jr.をサーフボードにする(???)→相葉さんが担架で運ばれる(????)→最後突然のバク宙でフィニッシュ☆(?????)

Amoreどこいったんだろう。恋愛ものの影も形もない。この人ふざけてる!!!ふざけてるよ!!!!!!(CV:二宮)って私の中の二宮和也がまた騒ぎ出す案件。ミラクルボーイスーパーアイドル相葉ちゃんにかかれば楽曲のテーマなんて問題ではないのであった。なんかよくわかんないけど、楽しいし相葉さんが楽しそうだからいっか!!!!!!☆ってねじ伏せる力。すごい。東京ドームで5万5千人の前で深夜バラエティ的ゆるさ。月曜深夜日テレで汐留相葉ランドー!!!って言ってた頃の相葉さんを思い出しました。つまりとっても好きです!!!!相葉さんのバク宙生で見れて嬉しかった~~~~!!!!

 

そんな相葉さんの愉快な世界観は引き続き、相葉さん監修曲「青春ブギ」へ。

まず「恋愛塾を卒業できない劣等生5人(=嵐)」という設定でその時点で嵐コンではなかなかないコントノリがすごくて楽しすぎるんですけど、一人一人の設定がひどい。二宮さんは「ゲームが友達、つまりひきこもり!お部屋のカズ!」みたいな口上読まれるし翔さんの設定「(好きな子に)送った手紙は4000通!恋文の翔!」だし大野さんは釣り人だし潤くんは「痛いのつらいのもっとくれ!ドMの潤!」みたいなこと言われるし相葉さんは「悪い虫から守ります!」っていう体のストーカーだし(本当はそれぞれもっと長くてひどくて愉快な口上があります)、ひどい。すごい。超面白い。超笑った。相葉さんのセンス信頼できすぎるでしょ……………ありがとう………………。そんな設定作っておいて曲は割と普通にいくのが嵐っぽい。関西(エイトやWEST)だったら絶対コント的なものが挟まる。「Love you, and I Love you」の歌詞のところで胸のところでハートつくる振りのベタな昭和感が楽しいしかわいくて最高!!衣装の学ランもよい!!Gの嵐思い出す!!!!

 

ラストスパートのシングルメドレーの選曲が間違いなさすぎた。ハッピーで楽しいシングル曲をぎゅぎゅっと詰め込みました!というメドレー。お客さんも一緒にできる振りがあるものとかC&Rがあるものとかの連続で盛り上がらない以外の選択肢がない選曲。「♪言葉よりも大切なもの、ここには~!」\あるからー!!!!!!/とか、「♪Smile Again~ありがとう」\あらしーーー!!!!/とかいつものC&Rできたのも超超楽しかった!大好きな「きっと大丈夫」「ワイルドアットハート」が久々に聴けたのもものっっっっすごく嬉しかったなーーーー!!!

 

そして本編最後の選曲は「愛を叫べ」。もうねこの曲の置き方がこのコンサートの一番象徴的なところだと思っていて。

「愛を叫べ」ってCM曲だったしここ数年の嵐のシングルの中では代表曲のひとつってくらい結構よく聴く曲だと思うんですけど、そういうここに足を運んでるからには全員が知ってるような曲で、憧れの人の結婚をテーマにしたまぁまさに「Happy」な曲で。

自分が恋愛する曲じゃなくて、憧れのマドンナの結婚を祝福するいわゆる5人は当て馬的な存在としての曲なんですよね。それがなんていうか草食平和イメージで内向きで仲間内で楽しそうな、全員30歳を超えた今の「嵐」っぽい曲だし、同時にド直球に「Happy」な曲でもある。「嵐」と「Happy」が重なる楽曲をこのツアーの最後に持ってくるのは本当に上手い。

そんなオタクのめんどくさい考察抜きにしても、ただただひたすらに、可愛い風船から落ちて来たすごい量のカラフルな紙吹雪の中、明るい照明に照らされて、5人で笑顔でポップな「愛を叫べ」を歌う嵐は「Happy」以外の何物でもない。コンサートの最後に愛を叫べを歌う嵐というのが最高にHappyな景色だった、それだけでもうこのコンサートは大正解だと思う。一番搾りのCMじゃないですけど、「しあわせは、ここにある。」って感じですよねもう。しあわせは、ここにあったんだな…嵐にあったんだ…。嵐を好きになった頃の、嵐を見ているだけで理屈じゃなく楽しかったことを思い出した。前回の記事で「今年は無駄な装飾をそぎ落とした"引き算"のツアー」とこのツアーを表現しましたけど、それに即して言うならば「私の嵐に対しての色んな無駄な感情をそぎ落として引き算したら"Happy"が残るんだな」と思った。

 

アンコール。1曲目って普通アップテンポな楽しい盛り上がりソングがくるものじゃないですか?アンコール登場していきなり「♪全身ぜんれい目指してくWAY(低音ラップ)」ですからね。攻めすぎでしょ嵐。いや確かにC&Rある盛り上がる定番シングル曲ですけどね!?ですけどね!!??wwwwww嵐の攻めの姿勢を忘れないところ最高に好きです。攻撃は最大の防御。しかも結構な長尺でアデイ歌う。楽しいけど、楽しいけどアンコール1曲目でひたすら低音&低温ラップに対して「WAY」「ねぇ」「someday」とC&Rし続ける我々、なかなかシュールなのでは???

五里霧中~エナソンの流れは嬉しすぎて叫んだ。私がアンコール定番曲の中でも大好きな一曲「五里霧中」、初めて生で聴けた…嬉しいいい…最近歌ってないからもう歌わないかな忘れちゃったかなって思ってた…。エナソンも言うまでもなく大好き、嵐作詞二宮さん作曲なんて問答無用で好きだし問答無用で盛り上がる。最高!!!!!!

アンコールラストは「Daylight」。今回のツアーの雰囲気の中でこれを最後の最後、っていうのは結構意外かもしれない。でも本編ラストの「愛を叫べ」とある種好対照な選曲だと感じる。愛を叫べが弾けるような王道Happy、だとしたら、Daylightは割と重めではあるんだけどその中にある一筋の希望に向かっていく、道の先にあるHappyに向かっていく曲だと思っていて。それは翔さんのラップ詞が象徴的。

かすか光る非常灯

希望と信じ進む航路

方向示し続ける僕のノート

(中略)

道は今は開いてる

"Believe in myself"

未来へ誓って 過去が未来を照らしてく

 

すごくHappyで、楽しくて、くだらなくて、沢山笑って、極上のエンターテインメントショーであり同時に皆が熱狂し盛り上がるライブでもあり、終わった後「あー楽しかった!幸せだった!」って気持ちが残る。ただそんな突き抜けるような楽しさだけじゃなく、一握り、胸にぎゅっと刺さるような噛みしめるような希望の光もある。4年前の「Popcorn」の時はとにかく楽しい!ポップ!盛り上がる!という色が濃かったけれど、2016年の「Are You Happy?」はそれだけじゃない一筋縄ではいかない面白さがDaylightというスパイスを加えたことによって生まれてくる。

今ツアータイトルを書いて気付いたけど、今年のツアーのテーマが「Happy」であるのは間違いないけど、「Are You Happy?」なんですよね。言い切ってない。疑問形。あなたは幸せですか?そんな問いかけを、Daylightが思い出させる。

 

いやーほんとに、面白い。今年はすごく面白いコンサートだなって思う。テーマにゴリゴリに寄せた世界観の極上のエンターテインメント・ショーこそが今の嵐のコンサートの強みだとDIGITALIANとJaponismを経て思ったばかりだったのに、それがまた覆される。手に入れた武器に甘んじない。それは一つの武器にしかすぎなくて、嵐は過去と同じ戦い方なんてしない。プロデュース曲を設けて自分たちを振り返るという色が例年より強かったであろう今回のアルバムは「"嵐"を見つめ直す」という時間になっただろうし、その上で懐かしい曲や懐かしいノリがでてきたんだろうし。だけど昔と同じじゃなくてそれに今の武器や30代の大人の魅力、17年培ったグループへの信頼、等々諸々も重ね合わせて、「2016年の今の嵐」じゃないとできないコンサートになったんじゃないかと思う。

そして世界観バリバリの嵐コンを崇拝していたコンセプトバリバリコンサート信者の私も、今年のゆっるくて楽しいAre You Happyツアーのこともすごく好きになって、アイドルのファンしてるのってこういうことがあるから面白いと思う。大好きになった過去のものを別の角度から軽々と染め変えてくれる。アイドルのおかげで凝り固まった思考がアイドルによって一瞬でほぐされる。それがまた痛快で、やっぱり私は「コンセプトバリバリのコンサート」が好きという以上に「嵐のつくるコンサート」が好きなんだなと。

 

嵐のことをなんだかんだ今日まで離れ切れず、ずるずると追っかけてきてよかったと思います。

ツアータイトルの答えはひとつです。「I'm  Happy!!!!!」。今年も楽しい景色をありがとう。

*1:10Ks!で突然手榴弾のピンを抜いてバクステ付近に投げるという息をするようにセットを爆発破壊する上田くんのこと

*2:RAY/KAT-TUN

*3:とはいえ、近年は割とシンプル傾向が多いけれども