河合くんのこと

いやあびっくりした。

正直全く予想外、だったから。私にとって。うっすらとした覚悟はしていたけど、予想はしていなかった。

うっすらとした覚悟というのは、何かの「予感」とかではなくて、「人間だし人生だから何があるかわからない、この世には『絶対』はない」ということを覚悟していたという話。

正直な話、A.B.C-Zはずっと5人でいてくれるんじゃないかなって思っていた。だけどやっぱり人生に絶対はないものだね。

 

メールを見た瞬間、「何かあったんだな」ということに覚悟をして、FCサイトに入って河合くんからのお知らせということが分かってもう一度覚悟をして、ページを開いて内容を把握してまずは「そうかあ」と思った。

「そうかあ」と思った次に浮かんだ感情は「悔しいなあ」だった。

 

もっとA.B.C-Zの、アイドルの河合郁人を見ていたかった。アイドルとしてステージの上で歌い踊る河合くんは本当に本当に最高だから。もっと見ていたかった。だから、悔しいな、ということを思いました。

本当に最高なんですよ。何度でも言うけど、本当に最高なんですアイドル河合郁人は。アイドルとして歌って踊るのが最高に楽しいってキラキラの笑顔で、ダンスも超かっこよくて、歌も伸びやかで安定感が抜群で。

ステージの上でキラキラに輝く河合くんが大好きで。

A.B.C-Zとして難易度の高いパフォーマンスも格好良くこなして。

グループのライブのMCに入れば「俺だって下から2番目だから!」って年下甘えん坊ムーブしたりして、なんだかんだ言いつつもメンバーにもファンにも愛されていて。

そんな河合くんの姿を見るのが大好きだった。いや、過去形にするのは早いんだけど。大好きなんですけど。

 

いちA.B.C-Zファンの素直な感情としては、そういう悔しさがある。

だけど多分河合くん自身もめちゃくちゃ悩んでの結論だろうし、グループとしても、スタッフさんも含めて沢山話し合いをしたうえでそれでも覚悟を持ってこの決断をしたのだろうから、何も言えないなと思う。

そりゃあ人生だもんよ。私が口出しできることじゃない。

河合くんも30代半ばで、人生これからどう舵をきっていくかって考えるよな、そりゃあ、って思うし。

ずっと「A.B.C-Zのために」って言って走ってきてくれた人だけど、それ以上に本気を出して叶えたいものができたって勿論おかしくないし、むしろ人間いろんなことを経験していちばんの目標が変わっていったり強化されていったり、そんな変化が起こっても当然だと思うし。

私だって例えば、10年前に思い描いていた自分とは違う人生を歩んであのとき想像していなかった目標をもって仕事に取り組んだりしているわけで、いち社会人として変化に舵を切るのもひとつの当たり前の選択肢だと思う。

 

ファンのエゴとしては悔しいし寂しいし悲しいけど、正直グループに居ながら目指せないのかって思う気持ちも1ミリもないとは言えないんだけど、でも河合くん自身だって絶対それも考えて考えた上でそれでも選んだことなんだろうし。

河合くんが選んだことを、きっと覚悟と勇気を持って進もうとしている道を、わがまま言って引き留めらんないよなあって気持ちでいます。

ひとりの人間の人生の話だから。

勿論、納得できない人とか、悲しくてどうしようもなくてそんなこと言えないって人もたくさんいると思うし、それも当然の感情だと思うし、そういう人に私のこういう思いを押し付ける気もまったくなくて。

ちょっと私はこれまでの十数年、脱退卒業休止をあらゆる好きなグループで経験しすぎて、気持ちの整理が早くなりすぎてるところがあるから。笑

 

あと3か月か~~~~~。きっとあっという間なんだろうな。

少し前のモーニングこんぱすで橋本くんが「今年はライブできなかったんですけど」って言っていて、あ~やっぱ年内はライブないよねおっけーおっけー、って思ってたんですけど。笑

河合くんを含めた5人のA.B.C-Zのライブツアーはもう無いんだろうな、って思うと、すごく寂しいな。

思い出されるのは昨年のABCXYZツアーで、私は初日の熊本公演に行った後、名古屋と横浜公演に入る予定だったんですよね。

熊本は橋本くんがコロナ罹患で来られなくて。名古屋はちょうど私がチケットを持っていたのが台風で中止になってしまった公演で。横浜は、チケット名義人が行けないことになってしまって、デジタルチケットだと名義人行けないのは厳しいな~…と思って諦めたんですよ。だから、私去年は熊本の4人の公演しか見られてなくて。

そのことを後悔はしていなかったんです。次にまた会える時に行こうって思って、その時がくることを疑いもしていなかったから。

最後に「5人のライブ」を見たのは私はBut FanKeyツアーだったんだなって。

「最後」はいつだって終わってから知るんだよなあ。

今からツアーを組むのは難しいと思うけど、でも、どうにかせめて河合担の子が少しでもA.B.C-Zでいる間に河合くんに会える機会があるといいなとか、配信のみでいいから5人のステージを見せてほしいとか。

12/21が最後だとしたら、あと何回5人で音楽番組に出られるんだろうとか。

年末の音楽番組が微妙なんですよね。12月中旬の番組までは出られるかな…出てほしい。出てくれ、頼む。最後のわがままだ。いや嘘、もうひとつ、週末のフェス出演もなにかしらの形で映像に残してくれ。

 

最近ちょうど、少し前に放送された河合くん出演の「錦鯉と行く1泊2日!何かが起きるクイズ旅」の録画を見ていたんですよ。

いや本当に河合くんの立ち回りが最高で、抜群の安定感とバラエティの上手さで、「河合郁人最高~~~~!!!!!泣」ってなってたところで。

その少し前からギアは入っていましたが、なんといっても2020年のものまねグランプリ以降、飛ぶ鳥を落とす勢いでテレビに出まくるようになった河合くん。

世間がついに河合郁人を見つけた…!!って本当に嬉しかったし、そして驚かされたのが河合くんがめちゃくちゃにバラエティが上手くなったこと。あの時点でめちゃくちゃ上手くなっていてなんの心配もしていなかったけど、その後もっともっとバラエティが上手くなって。

ずっと河合くんのことが誇らしかったこの数年間だった。

テレビで「A.B.C-Z河合郁人です!」って言ってくれること、そしてテロップで入る「A.B.C-Z」の文字が毎回ずっと嬉しかった。

それは河合くんの努力の成果だってことも分かっていたから余計に河合くんという人が格好良く誇らしかった。

 

私がA.B.C-Zを好きになった2013年、あの頃は河合くんも含め今以上にとにかくテレビに出る度がむしゃらで。特に河合くんは「自分が回さないと」って自負もあったと思うんだけど、芸人さんばりの結構強めのツッコミをしたりすることもあって、でも他のメンバーもバラエティ慣れしてるわけじゃなかったから河合くんが強く当たってるみたいに見えちゃうこともあって(2014~2016年くらいが一番その空気が濃かったかな)、それに正直ヒヤヒヤしていた時期もあった。うう、ちょっと勿体ないなあ…って、ちょっとドキドキしながら見ていた。

河合くん自身、バラエティに出たいのになかなか出られないとか、自分がもっと頑張らないとってフラストレーションも重なっていた時期だったと思う。

だけど河合くんはどんどん変わっていった。

そのきっかけとして河合くんは塚田くんの言葉を挙げていて、雑誌のインタビューで塚田くんが、バラエティに出る時に「見ている人が嫌な気持ちにならないようにする」ことを心掛けているって話を聞いて、「だからこの人は呼ばれるんだ」って思って、そこから意識を変えていったと。(すみません、記憶で書いているので細部の表現は違うかもしれません)

そうして本当に、今河合くんがメディアに出ているのを見ても全然心配することないし、見ていて気持ちよくて楽しくて面白くて、そんなバラエティタレント、MCになっていった。そうやって自分を変えて、学んで、実際にめきめきと爪痕を残していく河合くんは最高に格好良かった。

そんな河合くんは私にとっていつしか「社会人としての目標」みたいになっていた。河合くんが頑張ってるんだから私もがんばって社会人として生きよう…と背筋を伸ばしてくれる存在になっていた。

 

この数年で、メディアという場でA.B.C-Zの看板を引っ張っていってくれたのは、間違いなく河合くんだった。

それがどれだけ嬉しくて誇らしかったことか。

私は塚田担だから塚田担としての思いも加えるのならば、2015年にアウトデラックスで塚田くんが世間に「見つかった」後、塚田くん自身もこのままじゃ飽きられるんじゃないかと焦りがあったり、もっとみんなも来てほしいと思っていた時期があったと言っていて、そんな中で河合くんが名実ともにもう一人のA.B.C-Zのバラエティの牽引役として引っ張っていってくれるようになったことが、私はすごく嬉しかったです。

 

私は今、少し前に河合くんが生出演した「ぽかぽか」のことを思い出していて。

「ぽかぽか」はスタジオ外観覧に来られるから、その日A.B.C-Zのファンがたくさん来ていたんですよね。

河合くんはそのファンのことをすごく優しい目で見ていて、今年ライブできてないからファンのみなさんと会えるのが久々、嬉しいって話をしていたりとかもして、CMに入るたびにファンに向かって手を振りに行ったりとかしていたみたいで。

もうね本当に、本当に優しい顔だったんです。それ見て本当に河合郁人さんのこと大好きだなって改めて思った。

河合くんってほんとにほんとにファンのことを大事にしてきた人なんですよね。

ファンのことと、A.B.C-Zが5人であることを、本当に大事にしてきた人。

 

うーん、冷静だと思っていたけど書いてたら泣けてきてしまったな。

めちゃめちゃ寂しいし悔しいけど、でも引き留めらんないよ。うあ~~~~、ステージで歌い踊る河合郁人さんが見たいよ、多分見たら本格的に泣くんだけど。やっぱり好きだよ、A.B.C-Zの河合くんが。5人のA.B.C-Zが。今はまだ寂しいなあ。

河合くんがいなくなったらライブとか番組とかのMCどうなるんだ…全員方向性の違う天然ボケとボケしかいなくなるぞ…!!!!!!(河合くんも天然ボケ入ってるけど…!!!)という心配などもしてしまう。まじでどうなるんだ???想像したら面白すぎてちょっと涙引いた。ありがとう(?)いやでも河合くんもグループのライブではボケだな…よく考えたら最初から全員ボケ(ツッコミ不在のMCタイム)だったわ………

 

河合くんに対しては、本当にありがとうしかないなあ。

A.B.C-Zを、ファンをいつもずーーーーーーっと大事にしてくれてありがとう。

A.B.C-Zの看板を背負って突っ走ってくれてありがとう。

ずっとアイドルを愛して、最高のパフォーマンスでステージに立ち続けてくれてありがとう。

演出面においても、河合くんが作るA.B.C-Zのステージはマジでマジで最高に信頼しかありませんでした。

河合くんってめちゃくちゃ優しいから、今頃エゴサしたり、ファンのことを考えて申し訳ない気持ちになったりしてやしないか少し心配です。

それでも選んだ道、応援しています。

いつかもっともっと最高のMCになってA.B.C-Zと共演してね!!!!その日を楽しみに待っています。

5人のA.B.C-Zと過ごした10年間は間違いなく私の人生の宝物です。

 

今までほんっっっとにありがとう!!!!!!!!!!!!!

大好きだよ!!!!!!!!!!

12月まであと3か月よろしく、そしてその先も、「A.B.C-Zであった」ことが河合くんの、「河合くんがA.B.C-Zにいた」ことがA.B.C-Zのそれぞれここから進む道への財産と道標になることを願っています!!